ロックされたTwitterアカウントを電話番号なしで解除する方法を解説
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Twitterで不審な操作が検出されたり、ルールや利用規約に違反すると、突然アカウントがロックされる場合があります。
アカウントのロックを解除するには、電話番号を認証する必要がありますが、ネット上に電話番号を登録するのは抵抗のある方もいるかもしれません。
今回は、電話番号を使わずにロックされたTwitterアカウントを解除する方法について解説します。
Twitterアカウントのロックとは?
まずは「アカウントがロックされるとどうなる?」や「凍結とはどう違うの?」などをチェックしましょう。
アカウントのロックとは?
アカウントの乗っ取りが疑われる場合や、Twitterの利用規約に反している場合、ロックがかかる可能性があります。
ロックがかかると「ご利用のアカウントはロックされています」と表示され、ツイートなどを行えなくなります。
アカウント凍結との違いは?
どちらもTwitterの機能に制限をかける措置ではありますが、ロックとは凍結は一体どこに違いがあるのでしょうか?
まず、アカウントが凍結された場合は、
- ログインはできるものの、ツイートは一切できなくなる
- フォローとフォロワー数が0になって、誰もフォローできなくなる
- ユーザー名が変更できなくなる
- プロフィールに「このアカウントは凍結されています」と表示される
- 凍結されたユーザーにはリプライが送れなくなる
という状況になります。
一方、アカウントがロックされた場合は、
- ログインできなくなる
- 新しくツイートやフォローができなくなる
- プロフィールに「注意:このアカウントは一時的にロックされています」と表示される
という状況になります。
つまり、アカウントロックと凍結には、次のような違いがあるのです。
- ログインできるかどうか
- フォローとフォロワー数に変動があるかどうか
アカウントロックの場合は、画面に表示された手順に従って操作すれば、自分でロックを解除できます。
しかし凍結の場合、運営側へ異議申し立てしなければ、凍結を解除できません。
アカウントロックは警告のようなもので、Twitterを普通に利用していても一時的にロックをかけられることは多々あります。
一方、凍結は明らかにTwitterのルールや利用規約に違反するような問題行動があった場合に取られる措置です。
そのため、アカウントが凍結された場合は、ロックを解除するよりも難しく、場合によっては永遠にアカウントが利用できなくなる可能性もあります。
Twitterアカウントがロックされる原因
Twitterアカウントがロックされるのは、具体的にどのような原因があるのでしょうか?
ここでは、その原因についてチェックしていきましょう。
年齢制限
Twitterアカウントがロックされたのは、年齢制限にひっかかったのが原因として考えられます。
Twitterの利用規約には、年齢が13歳以上でなければ利用できないと明記されています。
いかなる場合においても、本サービスを利用するためには少なくとも13歳(Periscopeの場合には16歳)以上でなければならないものとします。
(引用元:Twitterヘルプセンター)
そのため、誕生日から計算して13歳未満の場合、Twitterの利用規約に違反しており、アカウントがロックされてしまう可能性があるのです。
違反ツイートをしている
Twitterでは、全てのユーザーが安心して利用できるように細かくルールや利用規約が定められています。
そのTwitterのルールや利用規約に違反するようなツイートをすると、アカウントがロックされる可能性があります。
例えば、以下のようなツイートがTwitterのルールや利用規約に違反する行為に該当します。
・暴力(個人または集団に向けた暴力をほのめかす脅迫、暴力を賛美するようなツイートなど)
・テロ行為/暴力的過激主義(テロ行為または暴力的過激主義をほのめかすことや助長するようなツイートなど)
・児童の性的搾取:(児童と性的な会話をする、性的な行為をする児童の動画や画像を添付したツイートなど)
・攻撃的な行為/嫌がらせ(特定の人物をターゲットにした嫌がらせに関わったり、他の人がそうするように扇動するツイートなど)
・ヘイト行為(人種、民族、出身地、社会的地位、性的指向、性別、性同一性、信仰している宗教、年齢、障碍、深刻な疾患を理由にして、他者への暴力を助長するツイートなど)
・自殺または自傷行為:自殺をほのめかしたり、自殺や自傷行為を助長するようなツイートなど)
・写実的な暴力描写や成人向けコンテンツを含むセンシティブな画像/動画(ライブ放送、プロフィール画像、またはヘッダー画像に過度にグロテスクな、暴力を共有する、または成人向けコンテンツを含む画像や動画をアップするなど)
(引用元:Twitterヘルプセンター)
メールアドレスでアカウントを作成した
Twitterは電話番号を登録しなくても、メールアドレスだけでアカウントを作成できます。
しかし、メールアドレスは電話番号とは異なり、複数アカウントを作成できてしまうため、運営側からスパムだと判断され、ロックをかけられてしまうことがあるようです。
アカウントにロックをかけられたくない場合は、電話番号でアカウントを作成した方が良いでしょう。
不審な操作が行われた
Twitterでは、不審な操作が検出されるとスパム行為を行っているとみなされ、一時的にアカウントがロックされる場合があります。
例えば、以下のような行為を行うと、不審な操作だと判断されやすいです。
- 大量のアカウント作成
- 大量のフォロー
- 大量のツイート、いいね、リツイート
Twitterでは1人1つのアカウントが推奨されていますが、複数アカウントを作成することも可能です。
しかし、1日に何個もアカウントを作成すると、スパム目的で利用していると疑われやすいため、アカウントの数は多くても3つ程度に留めておいた方が良いでしょう。
また、大量にフォローやツイートを行うと、たとえ手動で行っていたとしても、botを使っていると疑われやすいので注意してください。
乗っ取りの疑い
複数回ログインに失敗したり、他のユーザーからの通報があったりして、アカウントが第三者に乗っ取られている可能性があると判断された場合、アカウントの不正使用を防ぐために、一時的にアカウントへロックがかけられることもあります。
Twitterでは、乗っ取りが疑われる場合、またはTwitterルールや利用規約に違反している場合に、アカウントをロックしたり、アカウントの一部の機能を一時的に制限したりすることがあります。
(引用元:Twitterヘルプセンター)
この場合、パスワードを変更して第三者がログインできないようにしたり、電話番号を認証して本人であると確認されれば、すぐにロックが解除されてTwitterが利用できるようになります。
Twitter側のバグ
Twitter側にバグが発生し、間違ってアカウントがロックされてしまうケースもあります。
この場合、あなたがTwitterのルールや利用規約に違反したり、スパム行為を行ったわけではないので、異議申し立てを行えばすぐにロックを解除してもらえるでしょう。
ロックされたTwitterアカウントを電話番号で解除する方法
Twitterのアカウントがロックされた場合、携帯電話番号を認証してロックを解除するのが一般的です。
ここでは、ロックされたTwitterアカウントを電話番号で解除する方法について解説していきます。
電話番号でロックを解除する手順
電話番号を使ってロックを解除する方法は、次の通りです。
- Twitterアプリを開く、またはブラウザからロックされたアカウントへログインします。
- ロック画面に表示されている「始める」のボタンをタップしましょう。
- 「国/地域」を選択し、認証に使う電話番号を入力したら、「コード送信」のボタンをタップしてください。
- 入力した電話番号に、確認コードが記載されたSMSが届くので、メッセージアプリを開きます。
- SMSに記載されている確認コードを正しく入力すれば、ロックが解除されます。
登録した電話番号は削除できる
Twitterに登録した電話番号は、認証を終えたあとに削除できます。
登録した電話番号の削除方法は、次の通りです。
Twitterアプリの場合
- Twitterアプリを開いて、画面左上のプロフィールアイコンをタップします。
- 「設定とサポート」→「設定とプライバシー」→「アカウント」→「アカウント情報」をそれぞれタップしましょう。
- 「電話番号」→「電話番号を削除」をそれぞれタップしてください。
- ポップアップ画面が表示されるので「削除する」をタップすれば、電話番号は削除されます。
PCブラウザ版の場合
- Twitterへアクセスしたら、アカウントにログインします。
- 画面左横のメニューにある「もっと見る」を選択しましょう。
- 「設定とサポート」→「設定とプライバシー」→「アカウント」→「アカウント情報」をそれぞれクリックしましょう。
- 「電話番号」→「電話番号を削除」をそれぞれクリックしてください。
- ポップアップ画面が表示されるので「削除する」をクリックすれば、電話番号は削除されます。
ロック解除は固定電話番号でもOK?
実は、固定電話の番号でも電話番号認証を行えます。
固定電話番号でロックを解除する方法は、次の通りです。
- Twitterアプリを開く、またはブラウザからロックされたアカウントへログインします。
- ロック画面に表示されている「始める」のボタンをクリックしましょう。
- 「国/地域」を選択し、自分の携帯電話番号を入力したら、「コード送信」のボタンをタップしてください。
- 認証コード入力画面に表示されている「コードが届きません」をタップします。
- 固定電話番号を入力したら「自動音声通話で受け取る」をタップしましょう。
- 入力した固定電話番号宛てに電話がかかってきます。
- 電話をとると、自動音声で認証コードが流れるので、認証コードを入力して「送信」をタップしてください。
ロックされたTwitterアカウントを電話番号なしで解除する方法
自分のアカウントがロックされたとき、電話番号認証でロックを解除するのが手軽です。
しかし、ネット上に電話番号を登録するのは抵抗がある方もいるのではないでしょうか?
また、1つの電話番号で認証できるアカウント数は最大10個と決まっているので、11個以上アカウントを作成している場合、電話番号で認証したくてもできないという方もいるでしょう。
実は、電話番号を使わなくてもロックを解除する方法があるんです。
「お問い合わせ」から異議申し立て
Twitterに電話番号を登録しなくても、ヘルプセンターのお問い合わせから、アカウントがロックされた件について異議申し立てを行えば、ロックを解除できます。
「お問い合わせ」から異議申し立てする方法は、次の通りです。
ロックされているアカウントにログインしたら、Twitterのヘルプセンター(https://help.twitter.com/ja)を開き、画面右上のアイコンをクリックしてください。
「お問い合わせ」をクリックします。
「ロックされたアカウントと凍結されたアカウントに関する問題」をクリックしましょう。
画面に従って選択し、必要な情報を入力したら、フォームを送信します。
フォームを送信すると、Twitterに登録しているメールアドレス宛てに自動返信メールが届きます。
なお、フォームには電話番号の入力欄がありますが、これは任意なので、入力したくない方は入力しなくても構いません。
Twitter運営からのメールに返信する
Twitterに登録しているメールアドレスに宛てに自動返信メールが届いたら、そのメールに対して下記の内容を記載し、返信してください。
- アカウントロックを解除してほしいこと
- Twitterに電話番号を登録したくないこと
メールの返信に「アカウントロックを解除してほしいこと」が明記されていないと、アカウントロックが解除されないことが多いようです。
また、ロックが解除されるまでに1日~3日程度は時間がかかるので、すぐにロックを解除したい場合は、電話番号を登録して解除するのがオススメです。
Twitterアカウントのロック解除ができないときは
最後に、Twitterアカウントのロック解除ができないときの3つの対処法をご紹介します。
別の端末からログインしてみる
いつも使っている端末とは異なる端末からログインしてみましょう。
もし、別の端末からのログインに成功したら、すでにロックが解除されているにも関わらず、Twitter側の不具合で該当の端末でログインできない事象が発生していると考えられます。
そのような事象に遭遇したら、普段使っている端末でログインできるまで、しばらく待ってみましょう。
時間をおいて、再度ロック解除してみる
時間をおいて、再度ロック解除を行ってみてください。
もしかするとロック解除の手順を見逃していたり、入力したメールアドレスや電話番号などに間違いがあったのかもしれません。
何度か異議申し立てをしてみる
Twitterのヘルプセンターで異議申し立てをして、しばらく待ってもロックが解除されない場合は、再度異議申し立てを行ってみましょう。
また、異議申し立て後に送られてくる自動返信メールへ返信しないと、ロックが解除されないという方が多いようなので、自動返信メールに対して必ず返信しましょう。
ロックされたTwitterアカウントは電話番号なしでもロック解除できる!
Twitterアカウントがロックされたときは、電話番号を認証すれば簡単にロックは解除できます。
しかし「電話番号がネット上に流出するのが怖い」や「Twitterは匿名で使いたい」とネット上に電話番号を登録するのは抵抗がある方も多いと思います。
そのような方は、この記事を参考にロック解除を試してみてください。