iPhoneを紛失したり、盗難にあったりしたとき「iPhoneを探す」機能を使えば、位置情報を追跡したり遠隔操作できたりして便利です。

しかしなかには、「iPhoneを探す」を他人にバレずこっそり使いたい人もいるようです。

この記事では「iPhoneを探す」機能を使ったとき、通知されて他人にバレるのかなどを解説していきます。

「iPhoneを探す」で使える機能

そもそも「iPhoneを探す」機能は、大きく次のようなことが行えます。

「iPhoneを探す」の設定方法

「iPhoneを探す」機能を有効にするには、オンに設定する必要があります。

ホーム画面の「設定」アプリを開きましょう。

表示されているメニューの中から「アカウント」を選択しましょう。

表示されている項目の中から「探す」を選択しましょう。

「iPhoneを探す」をタップします。

「iPhoneを探す」が「ON」になっているか確認しましょう。

これで、機能が有効化されます。

「iPhoneを探す」でiPhoneを探す方法

「iPhoneを探す」機能を使ってiPhoneを探すには、ブラウザから「iCloud」にアクセスする必要があります。

iCloudにサインインして「iPhoneを探す」アイコンを選択すると、iPhoneの現在位置が表示されます。

「iPhoneを探す」を使うと通知されてバレる3つの原因

「iPhoneを探す」を使うためにiCloudへサインインすると、自分のiPhoneやApple IDを共有しているiPadなどへ通知が届きます。

そのため、友達や恋人の場所を特定するために、その人のiPhoneの「iPhoneを探す」機能を利用した場合、本人にバレてしまうのです。

通知される原因は、大きく次の3つがあります。

それぞれの原因をチェックしていきましょう。

「iPhoneを探す」を実行しているデバイスが信頼されていない

1つ目の原因は、iPhoneを探すために使っているPCなどのデバイスが、信頼されたものでないことです。

「信頼されたものではない」とはどういう意味でしょうか？

多くの場合「iCloud」にアクセスするために利用するのはPCです。

もし簡単に信頼できるデバイスとして認識してしまうなら、Apple IDとパスワードさえ分かれば、誰でもどんなPCからでもアクセスできてしまいます。

2ファクタ認証が設定されている

2つ目の原因は、2ファクタ認証が設定されていることです。

2ファクタ認証とは、Appleが実施しているセキュリティシステムです。

第三者による他人のAppleデバイスへの無断アクセスを完全にシャットアウトすることを目的にしています。

2ファクタ認証の設定をしていると、Apple IDで関連づけられているAppleデバイスに6桁の認証番号が送られます。

この6桁の認証番号をiCloudに入力しなければ、iCloudへのサインインはできません。

メールでの通知が設定されている

3つ目の原因は、メールでの通知が設定されていることです。

iCloudにApple IDを使ってサインインすると、Apple IDとして登録されているメールアドレスにAppleからメールが送られます。

メールには、自分のApple IDを使って誰かがiCloudにサインインしたという情報が記載されています。

iPhoneを探すで通知されるのを防ぐ方法

「iPhoneを探す」を使って位置情報を確認する際、そのiPhoneの持ち主へ通知されないようにする方法は、iOS・Mac・Windows PCを使って2ファクタ認証を済ませることです。

使用するデバイスで事前に2ファクタ認証を済ませておけば、信頼できるデバイスとして認識されるため通知されなくなります。

ただし、一度信頼されるデバイスとして認識されても、定期的にiCloudにサインインしなければ、信頼できないデバイスに戻ってしまうので気をつけましょう。

家族に位置情報がバレない方法

家族に自分の位置情報がバレたくない場合は、位置情報の共有をオフにしましょう。

iPhoneのホーム画面から「設定」アプリを開き、「アカウント」を選択しましょう。

「探す」をタップし「位置情報を共有」の横にあるトグルスイッチをタップでオフにします。

これで、位置情報を共有している相手に自分の位置情報がバレません。

iPhoneを探す機能を活用しよう！

他人にバレずにこっそり「iPhoneを探す」を使いたい場合は、捜索に使うPCで事前に2ファクタ認証を済ませておきましょう。

「iPhoneを探す」をオンに設定しておけば、もしものときに便利です。

上手に活用してiPhoneの紛失や盗難に備えてください。