Androidスマホの「低速充電中」とは?5種類の解除方法を解説!
Contents[OPEN]
突然、スマホの充電が遅くなって困ったことはありませんか?
もしかすると、デバイスが「低速充電」状態になっているのかもしれません。
この記事では、Androidスマホが低速充電になったときの原因や解除・回避方法について解説します。
お困りの方は、ぜひチェックして低速充電を解除してみましょう♪
【Androidスマホ】低速充電中の意味と見分け方
Androidを充電すると表示される「低速充電中」とは、一体何なのでしょうか?
まずは、低速充電の意味と見分け方をチェックしましょう。
低速充電の意味
低速充電とは、Androidスマホを充電する際のスピードが遅いことを意味しています。
Androidスマホに同梱されていた純正の充電器やケーブルを使っていないと、なかなか思うように進まないことがあります。
これは、Androidスマホが低速充電状態になってしまっている可能性があるからです。
- 「低速充電中」とは、Androidスマホの充電時に、何らかの原因によって充電スピードが遅くなっていることを表している。
低速充電の見分け方
Androidスマホが低速充電されているかは、簡単に見分けられます。
まずは、充電ケーブルに繋いてみましょう。
Androdiスマホのロック画面に「低速充電中」と表示されます。
反対に、パッケージに同梱された急速充電可能なケーブルを使うと「急速充電中」と表記されます(メーカーやOSのバージョンによってレイアウトや表記が異なる可能性があるので注意してください)
- 充電しているAndroidスマホが「低速充電中」になっているとき、ロック画面に「低速充電中」と表示される。
【Androidスマホ】低速充電中になる4つの原因
「低速充電中」になってしまう原因は、大きく4つの可能性が考えられます。
- ケーブル・充電器のトラブル
- バッテリーのトラブル
- Androidスマホが熱くなっている
- バッテリー残量が多い
ケーブル・充電器のトラブル
1つ目は、Androidスマホの充電に使っているケーブルや充電器のトラブルです。
- ケーブル・ACアダプタの出力が低い
- USB変換器を使っている
- ケーブルの断線・劣化
ケーブル・ACアダプタの出力が低い
安い価格のケーブルや充電器は出力が悪く、充電がなかなか進みません。
また、質の良いType-Cケーブルでも、ACアダプタの許容できる出力がそれよりも低いとパフォーマンスが悪くなってしまいます。
より早い時間で充電したい方は、Type-Cで、かつ「Power Delivery」と書かれたものを選びましょう。
USB変換器を使っている
「以前は古いAndroid端末で充電にType-Bを使っていた」という方は、機種変更後に同じケーブルをType-Cに変換すると充電速度が低下します。
できれば別のものを用意してください。
変換器を使えばより安く済むはずですが、利便性を考えるとType-CでPower Deliveryに対応した機器を用意した方がストレスも感じずに満足度が上がります。
ケーブルの断線・劣化
長い間使っているとケーブルに断線が起こるかもしれません。
一見問題のないように見えても、内部で断線していることもあります。
他にスマホやタブレットをお持ちの方は、同じく低速充電になるか試してみてください。
他の端末でも十分な速度でないときは、ケーブルの買い替え時です。
バッテリーのトラブル
2つ目は、スマホのバッテリーやモバイルバッテリーのトラブルです。
- モバイルバッテリーの寿命
- スマホのバッテリーの劣化
モバイルバッテリーの寿命
モバイルバッテリーは外出先にコンセントが無くてもチャージできるので、持っている方は多いでしょう。
ですが、モバイルバッテリーにも寿命はあります。
毎日のように使っている方は、モバイルバッテリーの買い替え時かもしれません。
モバイルバッテリーの機能が低下すると供給できるパワーも低くなるので、外出先で頻繁に使う方は新しいものを購入しましょう。
スマホのバッテリーの劣化
一般的にAndroidスマホのバッテリーは、2~3年は安定して利用できるように作られています。
それ以上使い続けている方は、ケーブルなどよりもバッテリーの劣化が原因になっているかもしれません。
以前のAndroidスマホは、裏面のカバーを開けて、バッテリーパックを取り外せるモデルが大半でしたが。最近は、自分でカバーを開けられないものが多いので、バッテリー交換時にはお店へ依頼しなければいけません。
※自分で分解するのはやめましょう。他の部品の故障などさらなるトラブルを引き起こす危険性があります。
Androidスマホが熱くなっている
3つ目は、Androidスマホの過熱です。
例えば、バッテリー残量が少なくなるまでYouTube動画を視聴していたり、ゲームを遊んでいたりするとスマホが熱くなりますよね?
そのようにスマホが過熱した状態で充電を行うと、低速充電になってしまいます。
バッテリー残量が多い
4つ目は、バッテリー残量が多いことです。
充電しすぎることもバッテリーに負荷をかけます。
一部の機種では、バッテリーの状態を保つため、わざと低速充電になってしまいます。
【Androidスマホ】低速充電中の5つの解除方法
低速充電中を解除するには、次の5つの方法があります。
一時的なエラーであれば、設定や少しの動作で改善されるかもしれませんので、ぜひ試してみてください。
- Wi-Fi・Bluetoothのオン・オフを切り替える
- バッテリー節約モードへ切り替える
- 起動中のアプリを終了する
- スマホを再起動する
- キャリアショップや修理店へ修理を依頼する
Wi-Fi・Bluetoothのオン・オフを切り替える
1つ目は、Wi-FiやBluetooth設定のチェックです。
まれに通信機能がAndroidスマホの動作を邪魔してしまうことがあります。
一度Wi-FiやBluetoothをオフにし、再びオンへ切り替えてみてください。
バッテリー節約モードへ切り替える
2つ目は、節約モードの設定です。
Androidスマホには、バッテリー消費を抑える機能が搭載されています。
この機能で不具合が発生しているかもしれません。
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーセーバー」の順にタップして、機能のオン・オフを切り替えてください。
起動中のアプリを終了する
3つ目は、起動しているアプリの終了です。
あとからインストールしたアプリが充電機能に影響を与えているのかもしれません。
ホームボタンではなく、バックボタンなどで完全にアプリを終了させてみましょう。
Androidスマホを再起動する
4つ目は、Androidスマホの再起動です。
Androidスマホの側面にある電源ボタンを長押しして、メニューから「再起動」をタップしてください。
原因不明のエラーであれば、多くが解消されるはずです。
キャリアショップや修理店へ修理を依頼する
5つ目は、Androidスマホの修理です。
ここまでにご紹介した全ての方法を試しても「低速充電中」を解除できない場合には、契約しているキャリアショップやスマホ修理のお店に修理を依頼することを検討しましょう。
【Androidスマホ】低速充電中を回避する4つの方法
あわせて、Androidスマホで「低速充電中」と表示されないようにする回避方法もご紹介します。
スムーズにAndroidスマホを使うために、以下4つのポイントを意識しましょう!
- Type-Cケーブルを使う
- 安すぎるケーブル・ACアダプタを使わない
- コンセントから充電する
- 充電中にスマホを操作しない
Type-Cケーブルを使う
1つ目は、使うケーブルの種類です。
特に最新のAndroidスマホを使うときは、Type-Cと表記されているケーブルを使いましょう。
これで低速充電の表示が消え、通常の「充電中」もしくは「急速充電中」の表記へ切り替わります。
ただし、Type-Cと書かれているだけでは十分な条件を満たしていないことがあるので、次のポイントも踏まえてチェックしましょう。
安すぎるケーブル・ACアダプタを使わない
2つ目は、ケーブルの質です。
Type-Cケーブルは家電量販店以外でもさまざまなショップで買えるようになりました。
しかし、あまりにもリーズナブルな価格で売られているケーブルは、適切な電力を供給できないリスクがあるためオススメできません。
キャリアショップで買うと、純正ケーブルは価格が比較的高いですよね。
でもその分、充電速度が速いので、少し高くても純正ケーブルを使うことをオススメします。
また、ACアダプタを使わないというのもポイントです。
USBケーブルを変換してコンセントに差し込む充電方法では、通常の充電速度となる可能性が高いです。
いくらケーブルの性能が良くても、ACアダプターが粗悪なものではさらに速度が遅くなります。
コンセントから充電する
3つ目は、コンセントを使うことです。
充電器はコンセントに直接つながるタイプが良いでしょう。
一体化された商品であれば電力供給の問題もなくなり、スムーズに充電できるはずです。
USBケーブルをPCで繋ぐと余計な通信機能などが稼働し、充電が遅くなります。
PCと同期するために使うUSBケーブルと、充電時に使うケーブル(コンセント付き)を2種類持っていると効率的です!
充電中にスマホを操作しない
4つ目は、充電が完了するまでスマホを操作しないことです。
アプリを使いたくなるかもしれませんが、ここは100%になるまで我慢しましょう。
スマホを使いながら充電すると、稼働でデバイスが過熱し、バッテリーに負荷をかける恐れがあります。
特に気を付けたいのが充電しながらのYouTube視聴です。
YouTubeの動画は、オフラインにしない限り常に通信を行って再生しています。
このような動画のストリーミング視聴は、デバイスを過熱させやすいので注意しましょう。
バッテリーへの負担を軽減して低速充電を回避・解除しよう
今回は、Androidスマホで表示される「低速充電中」の意味と回避・解除方法について解説しました。
Androidスマホの充電時、ロック画面に「低速充電中」と表示されるのは、スマホのバッテリーの劣化を防ぐためにわざと低速で充電を行っているからです。
ご紹介したそれぞれの原因と方法を参考に、すぐバッテリーが充電できる環境を整えましょう。