これは良い中2。パネルバトルで扉の先へ!【ディバインゲート】 :PR
大人気のうちに幕を閉じたアニメでおなじみのディバインゲート(通称ディバゲ)。元はアプリゲームだって知ってました?
私は名前だけ聞いたことあるレベルで始めましたが、めくるめく世界にすっかり舌を巻きました。どんな世界観って、誤解を恐れずに言えば「中2」ですよ。
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まず、黙ってこれを見てください
千の言葉を語るより、一の事実が雄弁にものをいうこともあるんです。あ、長いですから全部読まなくていいので、雰囲気だけ感じ取ってください。
出典:TVアニメ『ディバインゲート』公式サイト
私の感想を一言で言うと、こうですね。
今まさに輝きを取り戻さんとしているのは、栄光時代<かつて>の封じられし記憶<シールド・メモリー>―――
(今も昔もこういう独自設定がわんさか出てくる、注釈だらけの世界観って大好きなんです)
こういうのって、考え出すと止まらないんですよねー。けれど、考えすぎると同窓会で死ぬほど恥ずかしい思いをします。気を付けましょう。え、私のことじゃないですよ? ホントだってば。ゲームの中でならいくら世界観に浸っても大丈夫なので、やるならゲームの中にしましょうね。
パネルRPGって知ってる?
それで、肝心のゲームの中身ですが、「パネルRPG」です。
と言っても、ピンと来ないですよね。基本的にパネルを1マスずつ移動しながら、お宝を集め、扉を開くカギを手に入れます。
途中で敵とエンカウントしたら、バトル画面へ!
このバトルが5秒間で任意の「パネル」を任意の「場所」に出していくというもの。
上の画像で言うと、青の水っぽいパネルが両端に2つと、緑の草っぽいパネルが真ん中に3つありますね。それを、PLAYER PHEASEという文字が出ているところ(場所と呼ばれます)に5秒間で素早く出せるだけ出していきます。パネルは場所に出してしまった分、どんどん追加されるのでがんがん出していきましょう!
とにかく、いかに早く、いかに有効なパネルを出せるかの勝負! 与えられた猶予はたったの5秒、でもそれが疲れないしどんどん攻撃できる!(一つの場所には5つまでパネルを出せて、一つの場所につき2つ以上同じパネルがそろうと攻撃できます。え、何を言ってるか分からない? 説明しにくいので詳しくは実際に遊んでみてね!)
敵を倒しつつ、扉の鍵を手に入れたら、扉のその先で待ち構えるボスと対戦。―――さあ、我の力を見せてくれようぞ!
キャラクターがちょっとアメコミ調のタッチというか、力強くかつ繊細な感じでどのキャラも素敵です。
大人が本気で考えた中2の世界を堪能…と思ったら!
とにかくどのキャラクターにも濃い設定がついていて、一人一人のキャラクターが世界を作る大事な要素になっています。
これだけ複雑かつ独特な世界観だから、チュートリアルではさぞかし長ったらしい説明があるんだろう、と身構えてました。結果、全然説明とかなかった!導入が少しだけあって、すぐ仲間を選ぶところに来ちゃいました。説明してよ!!? 普通はもうちょっと世界観の説明とか…あっバトルが始まるっ!
左:簡単すぎる世界説明 右:気になりすぎる仲間の設定
一番気になったアオトくんを仲間に選んだのですが、ストーリーが気になるならどんどん攻略していけと言うことのようです。くっ…そう来たか…!
少しずつクエストをすすめ、ストーリーを回収しています。説明しすぎない中2のセカイは、想像の余地があって、それはそれで良いものだ。
5秒でサクサク戦って、ストーリーもサクサク読める。それでいて世界観やバトルの演出は本格的。上手く作られているゲームです。
▼関連サイト
ディバインゲート 公式サイト
アオトの設定が仄暗くて非常に私好みです。普段ストーリーが長いものばっかりプレイしてたので、「そっか、全部説明しなくても面白いストーリーもあるんだ!」と結構みんな知ってる事実に行き当たりました。長いのも好きだけど、たまにはサクサク読めるのも良いな。