5月5日と言えば? 柏餅派VSちまき派!?
今日はこどもの日。屋根より高いこいのぼり上がってますか?さあ、今日はあのお菓子を食べる日ですね。
みんなで言ってみよう、せーの!
\柏餅/ \ちまき/
あれあれ~? 声がそろわないぞ~?
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関東では柏餅、関西ではちまきが一般的らしい
私の実家は、こどもの日には柏餅とちまきを両方食べてましたw
×才の時、関東に在住していた私。ふと、こどもの日に一切ちまきを見かけないことを疑問に思いました。それを周囲の人に話すと変な顔をされます。
「なんでこどもの日にちまき? 柏餅じゃないの?」「ちまきってあれだよね、おこわ」
なんと、私が当たり前に食べていた、甘くておいしい「ちまき」の存在を、関東の人は知らない…!端午の節句のお菓子についてググってみると、一般的に「柏餅」は関東で、「ちまき」は関西で定着しているようです。
ちまきはそもそもお菓子じゃないと思っているあなたへ
一般に「ちまき」といえばこんな感じ?
出典:中国料理新橋亭オンラインストア
「ちまきって、中華街とかで売ってる炊き込みご飯(おこわ)を葉っぱにくるんだやつでしょ?」そんな声をよく聞きます。でも、私はそれを「中華ちまき」と呼んで、「ちまき」とは区別をしていました。
「ちまき」は和菓子です。実物はこんな感じ!
葉っぱをめくると、白くて細長いぷるぷるのおだんごが出てきます。味は完全にういろう(名古屋名物)です。もちもちっとした食感で、甘いです。中には何も入っていません。
出典:村中甘泉堂
これが、私にとってのちまき。そして、子どもの日のお菓子なんです。端午の節句にしか売られてなくて、毎年楽しみにしてました。ちまきは、元々中国から伝来されたもの。wikipediaを見てみるとすごい種類があることが分かりました。
端午の節句にちまきを食べるのは、「魔よけ」の意味があるそうです。
一方柏餅にも東西の違いが!
柏餅は、日本が発祥の和菓子。あんこをくるんだ平たいお餅をカシワの葉で包んだものです。
関東の人にとっての端午の節句のお菓子と言えば「柏餅」。関西でも売られていますが、実は東西で違いがあることを発見しました。
その違いとは、外側の葉っぱ。
通常はカシワの葉ですが、関西地方では手に入れにくいため「サルトリイバラ」の葉を代わりに使っているそう。カシワの葉はギザギザしているのに対し、サルトリイバラの葉っぱは丸いです。
出典:わしらのうまいもの本舗
あなたの知っている柏餅はどっちですか? 私は両方見たことあります。地元の店で多く売られていたのはどっちだったかな…。
カシワの葉っぱは「子孫繁栄」の象徴で、江戸時代ごろから端午の節句に食べられるようになったそうです。
あなたの家では?
こどもの日のお菓子に、こんな違いがあること、ご存知でしたか?
あなたの地域では「柏餅」と「ちまき」のどちらを食べるんでしょう。私の実家みたいに、両方食べる地域もあるそうですね。「柏餅」を食べる人も、葉っぱに注目。その葉っぱはギザギザですか? 丸いですか?
身近に知らない人がいたら、小ネタとして話してみてくださいね~!
最初にこの記事を提案したとき、社内の人に「ちまきって、ごはん?」と言われました。「甘くて和菓子で」「???」「くずもちっぽいっていうか…こう細長いおだんごで。でもあんこは入ってなくて」「よく分かんなーい」「……」どこかで探して食べればいいと思うよ!!!(説明放棄)