ゆるキャラ×ご当地×英語。カオスな学習ゲーム!
勉強しなきゃいけない。分かってるのに、続かない。分かります、そのつらさ。
そんな人は、まず「楽しさ」に重点を置いた学習ゲームアプリ「英語物語」から始めてみるのはどうでしょう? ゆるキャラとご当地ネタと英語を混ぜ合わせたカオスな割に実力派という説明しにくいゲームです。
ゆるキャラと言っても有名な彼らではないんやで
ゆるキャラと言われると、く○モンやふなっし○を思い出す方もいるかと思います。が、先に言っておきます。そんな有名なキャラは一切出てきません。大人の世界にはな、色々あるんやで…。ゆるくない、この世界。
その代わり、このゲームに出てくるゆるキャラはこのゲームでしか見ることのできないものばかり! それも1県1体とかじゃなく、割と惜しみなく大量に出てきますw
キャラクターは700体以上とのこと
ちょ、このゲームのデザイナーさんはどれだけゆるキャラまみれの生活してたの…。ちなみに、ゆるキャラはそのステージとなる地方のご当地ネタが反映されていて、制作陣のご当地ネタの豊富さにも素直に感心します。ゆるいゲームはゆるく作れるわけやないんや!
勉強感を一切漂わせないのに英語学習してるんだよなぁ…
このゲーム、英語学習ゲームの割に雰囲気がゆるいです。一応クイズ&カードバトルRPG(公式談)なんですが、主人公の兄妹のゆるゆるのボケ&ツッコミ祭りをなまぬるく見守る感じです。ゆるいのはゆるキャラだけじゃない。
そんな感じで脱力しちゃう世界観だけど、脱力できない英語学習。制作陣には代ゼミの元ベテラン講師もいるらしいし、雰囲気がゆるいからって学習効果もゆるいわけじゃないようです。収録問題数20,000問以上…マジか…。
20,000問以上ある問題から、なぜ最初の出題がこの4択。
最初にレベルを自己申告するのですが、正答数に応じて問題がレベルアップしていくのでちょうどいいレベルの問題が出続けるようになります。自分の苦手傾向を把握してくれるシステムもうれしい。ちなみに私は今高1レベルでストップしています…あの頃は解けたはずの問題が解けない…。
意外とちゃんとカードゲーム要素もある
反復学習のつまらなさをゆるい世界観でゆるーく打ち消してくれて、勉強感がないから、息抜きにオススメ。息抜きしながら勉強できるってすごいお得感あるわー。
世界に足を踏み出したとき問われる、自分(日本)のコト
ここから少し真面目な話ですが、日本から一歩足を踏み出したとき、意外と自分が日本のことを知らないという事実に気付く人は多いです。
「あなたの国ではどうなの?」「どうしてあなたの国ではそうなの?」「あなたの国の人はそれについてどう思っているの?」異なる文化を持つ人に尋ねられた時、よどみなく答えられる人は少ない。それは、島国日本では当たり前すぎて、「日本」について考える機会が少ないためです。自分の足元のことなのにね。
たびたび挟まれるガチのトリビア(ご当地ネタ)
この英語物語、世界観や雰囲気こそゆるいですが、英語を学習しながら日本のこと(ご当地ネタ)も知ることができる、まさに異文化交流に役立つ学習アプリだと私は思います。しかもそれが勉強感なく、楽しく学べる。覚えようと必死に勉強したことはすぐ忘れるけど、誰かが雑談で話したネタはいつまでも覚えていることってありますよね。
どうせ遊ぶなら、役立つものがいい。どうせ遊ぶなら、楽しいものがいい。その両方をかなえてくれる「英語物語」の実力は、全然ゆるくないな…と私は思います。
▼関連サイト
英語物語 公式サイト
ゆるゆるの世界観は好みが分かれるかもしれませんが、私はがっつり好きな方です。特に妹がかわいい。ゆるキャラ大好きで食欲に忠実なちょっとボケた女の子…待って、味付けによっては十分萌えキャラになれたはずなのに、なんでこんなに残念感漂わせてるの英子ちゃん(妹)…でもそこが好き!