ママより英語じょうずに! 親子で楽しく発音チェック。【英語発音道場】
英語の発音、自信ありますか? 私はないです。子どもの時から耳で聞いていれば、そして発音をチェックしてくれるネイティブの先生がいたら……それが今や、アプリでできる時代になったんですね。
今回紹介するのは「英語発音アプリ道場」です。知育アプリをたくさん出しているWAOコーポレーションから出ているものですね。
使ってみた結果、子どもに優しいアプリだなと感じました。もちろん大人が使っても有効ですが、オススメは親子で楽しく使うことです。
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英語発音アプリ道場のここがポイント!
- ネイティブの子ども基準で発音をチェック
- ゆっくり丁寧なお手本発音で、初めての英語にもピッタリ
- 自分の発音を何度でも聞き直せる
- 無料なのに驚くほどのボリューム (1400問以上)
- チェックが厳しすぎずやる気が続く
- 簡単な単語から高校文法まで幅広い取り扱い
Contents[OPEN]
子どもに優しく、だけど本格派
まず、このようにデザインからして子ども向けです。カラフルで見た目も楽しく、キャラクターと一緒に勉強します。
「アメリカ人の子ども」の発音を基準にして、発音チェックをしてくれるところなんか、本当に子どものこと考えてますよね。大人と子どもじゃそもそも発音は変わって当然ですから。
ですが、子ども向け=ちゃちな作りではありません。とても驚いたのですが、こんな低年齢向けのデザインなのに、最終的には高校で習う文法表現まで出てきます。
収録問題数は1,400問以上
発音に特化しているので、もちろん文法の細かい説明はありません。おかげでハードルが上がることなく、ゲームを進めていくと自然に表現が身につく仕組みです。
発音は「Excellent(すばらしい)・Good(よくできました)・Not Bad(悪くはないね)・Try again(音声認識不能の場合)」の4段階でチェックされます。
チェックは甘めですが、子どものやる気を持続させるには何よりも褒めることが大事。むやみに厳しくして挫折されるより、褒めて伸ばすべきだと私は思っています。
発音チェック後には、複数の単語から成る文の場合、単語ごとに色分けされた文が表示されます。これで単語ごとの発音の評価チェックもできるので、「もう一段階伸ばしたい!」という場合にはこちらに着目しましょう。
単語から長文まで
まずは一番易しい部分からトライ。身近な単語が出されます。
かわいいイラストと同時に、お手本の発音が。私(三十路)も子どもになりきったつもりで文字に頼らず、敢えて聞こえた通り発音するよう心がけました。自分の発音は録音され、聞き返すことができます。
しかしまあ、簡単な単語でつっかかること。特に難しかったのがbee。
なかなかExcellentが出なくて、「落ち着け…bは破裂音だから…」と理屈で突破しようとしましたが惨敗。よく考えたら私日本語のサ行もうまく発音できない不器用さなのに、理屈で何とかなるわけない。
そこから徐々にレベルアップして、最終的には結構な長文を音読します。無料なのに問題数はたくさんあるので、焦らず行きましょう。
ただ、子どもにも無理なくトライできるよう、ゆっくり、単語1つひとつを丁寧に発音してくれるので見た目ほど難しくないです。
その代わり、このアプリだけでネイティブスピードの会話力を期待するのはちょっと難しいかなと思います。
こんなことを試してみた
リスニングもできないし発音もできなくて困っているのが「can」と「can’t」の違いとか、「ever」と「never」の違いとかそういう類のものです。
たまにわざと「can」を「can’t」と言ってみたりしたのですが、多少その単語の発音の評価が下がるだけで、全体に大きく影響することはありませんでした。
単純に私が発音し切れてないのかもしれませんが、子どものやる気を継続させる意味もあるかもしれません。
レベル毎にこうして評価するのも、やる気の継続に重要です。
あくまで「子どもが英語に親しむ、英語を口に出すことに慣れるための導入アプリ」として作られているんでしょうね。
もっとスキルアップしたい場合は、英語発音道場で自信をつけて、やる気を引き出してから、違う方法を改めて考えるのが良いと思いました。まずはやる気。英語への入り口として使うことを考えると、本当によくできているアプリです。
昔から「発音練習」のものに弱いです。かつてはPSPで売りだされたソフトで発音練習をしていました。すごく出来のいいソフトだったのですが、唯一の欠点は「その単語が合格レベルに達しないと先にすすめない」こと。私はThursdayを突破できませんでした…帰国子女の友人がいなかったら永遠に木曜日にとらわれていた…。