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緊急メンテ騒動から早2ヶ月…狂気の世界で欲望のままに!【シノアリス】
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緊急メンテ騒動から早2ヶ月…狂気の世界で欲望のままに!【シノアリス】

独特な世界観とストーリーで人気の高いゲームクリエイターヨコオタロウ。そんな氏が生み出した最新スマホゲーム「SINoALICE シノアリス(以下、シノアリス)」をご紹介しましょう。本作、6月にリリースされたものの、直後に起こった怒涛の緊急メンテでゲームから早期に離脱しちゃった人(筆者含む)が多数存在。しかし最近、自虐広告で話題となっていたので、これを機に再挑戦してみました!

緊急メンテ騒動から早2ヶ月

中高生の夏休みも終わりが近づいてきた8月下旬。「シノアリス」の広告が、とっても自虐的な内容だったことから、一部で話題になっていました(諸事情により広告の画像は載せられないため、気になる方は「シノアリス 広告」で検索してみてください)

この広告を見たとき、筆者が思ったのは「それやっちゃうの!?」(この自虐度合いは、かつてセガが発売した家庭用ゲーム機DreamcastのCMを彷彿とさせる…)

そうです。去ること約2ヶ月前の2017年6月上旬。

「シノアリス」がリリースされた当時、緊急メンテナンスに次ぐ緊急メンテナンスでリリース直後の数日間、まともに遊べなかったのです…。なので、とっても期待していたのに結局遊ぶのをやめる苦い経験がありました。筆者にとってはある意味、因縁深いゲームなのです。

シノアリス
リリース当初、複数回にわたる緊急メンテナンスでまともに遊べませんでした…。

そんなハプニングも今は昔…。前述の自虐広告の影響もあって興味が再燃、今更ながらやり直してみました(進行データはアプリ削除と共に消してしまったので、最初からのプレイ)

「シノアリス」の気になるポイント!

筆者が「シノアリス」を遊んで気になったのは、大きく「世界観」と「ゲーム性」の2点。

何よりもまず、独特すぎるその世界観

本作最大の魅力は、ゲームクリエイターヨコオタロウ氏が生み出した、その独特すぎる世界観

舞台は、四方八方が本で埋め尽くされた世界「ライブラリ」。プレイヤーは「白雪姫」や「赤ずきんちゃん」など物語のキャラクターたちとなって、自らを生み出した作者を復活させるべく奮闘します。

作者を復活させる方法、それは他のキャラクターを全て殺すこと…。

シノアリス

えっと、全体的に暗さが漂う世界観です。所謂”中二病”的な感じですね。

これハッキリ言って、好きな人と苦手な人がはっきり二分するタイプです!

2つのゲーム性が内包された異色作

ゲームはメインモード「モノガタリ」で、各物語のキャラクターとなり、章と節に区切られたステージ制の「ストーリー」を体験していきます。

ステージでは、物語を喰い尽くす存在「ナイトメア」を殲滅するべくバトル。事前に編成した武器や装備のなかから、その瞬間に適切なものを取捨選択して攻撃しよう。ボスを倒すとステージクリアです。

シノアリス

この辺りのゲーム性は、ごくごく一般的なスマホRPGという印象ですね。ゲームとしての面白さ以上に、先の展開が予想できない物語がプレイヤーのモチベーションを刺激します。

さらにもう1つ特徴的なのが、キャラクターの能力を強化するミニゲーム的モード「オソウジ」。

こちらは、前述の「モノガタリ」と打って変わってかなりアクション性が高くなっています。敵が出現したら、タップタップ! もしくは敵同士をスワイプさせて繋げましょう。プレイヤーキャラが、リズミカルに殲滅していきます(血が出すぎ!)

シノアリス

制限時間内に殲滅できた敵の数に応じて「モノガタリ」を進める際に必要となる「AP」やキャラクターのレベルを上げる「EXP」を獲得できます。

1つのゲーム中に、RPGとアクションという2つの大きく異なるゲーム要素が内包されています。一般的には相容れない要素であったとしても、それらを世界観によってつなぐことで、ゲーム全体として上手くバランスがとられている印象です。(この辺りもヨコオタロウ氏の過去作に通じるものがありますね)

世界観が好きか?嫌いか?

これまで家庭用ゲーム機で複数展開されてきたヨコオタロウ氏の独特な世界観と物語。氏の持つその魅力は、本作でもしっかり表現されていました。逆に言うと、この世界観が苦手だとゲームを遊んでいても楽しくないです(笑)

シノアリス

つまり、世界観が好きか嫌いかでハッキリ人を選ぶタイプのゲームなのです。この陰陰滅滅とした世界観に惹かれる方は、オススメだと思います。

ヨコオ作品が未経験の方は、ものは試しに一度遊んでみるのも良いかもしれませんよ?


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