こわくない!『IDFA(AAID)』について解説。読み取られないようにする方法も
みなさん、こんにちは。
APPTOPIライターの、あめです!
突然ですが、『IDFA(AAID)』ってご存知ですか?
無料アプリなどを使っているとき、見覚えのある広告が続いて表示されることがあると思いますが、それはもしかすると『IDFA(AAID)』が読み取られていることが原因かも。
だけど実は、『IDFA(AAID)』では個人を特定できないので、危険なことや損することはないんです。むしろ興味のない広告を自動で排除してくれたりします。
とはいえやっぱり監視されてるみたいで気持ち悪い…という方は『IDFA(AAID)』の読み取りを防止できます!
今日はそんな『IDFA(AAID)』について一挙解説していきます。
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『IDFA(AAID)』ってなに?
そもそも『IDFA(AAID)』ってなんなんでしょうか?
簡単に言ってしまうと、『この人はどのような広告にひっかかっているか』が分かるものです。
無料アプリを使っていると、様々なバナー広告が出て来ますよね?これを時には気になってタップすることもあると思います。『IDFA(AAID)』ではそういった情報を読み取ることができます。
これを参考にアプリ提供会社は利用者に提供する広告を変えていくので、結果的に利用者にとって興味深い広告が表示されることが多くなります。
ちなみにiOSでは『IDFA』、Androidでは『AAID』と呼び方が分かれるんだそうです。
この『IDFA(AAID)』は特に設定をしていない限り、自動的に読み取られています。
ですが、『IDFA(AAID)』では個人を特定することは不可能、かつ広告配信以外の目的で使用することは禁止されているので、安心してください。
とはいっても、なんか監視されているようで気持ちが悪い…という方は、読み取りの防止もできます!
『IDFA(AAID)』を読み取られないようにするには?
それでは早速『IDFA(AAID)』を読み取られないようにする方法を解説していきたいと思います!
iOSの場合
※ここではiOS12での方法を紹介します。iOSによって表示などが異なる場合があるのでご注意ください。
まずはホーム画面の『設定』を押して、『プライバシー』を選択します。
次に、『プライバシー』のなかの『広告』を開いてください。
すると、『追跡型広告を制限』という項目が現れるので、このスイッチをタップして『オフ』の状態にしてください。
これで『IDFA』が読み取られなくなります!
Androidの場合
次はAndroidを使用している方向けの『AAID』を読み取られないようにする方法です!
※ここでは『NEXUS 5X(OS8.0)』の例をご紹介します。端末やOSによって画面表示が異なる場合があるのでご注意ください。
まずはホーム画面で『設定』をタップし、『Google』を開きます。
次に『広告』を選択してください。
『広告のカスタマイズをオプトアウトする』という表示が現れるので、このスイッチをタップします。
するとアラートが出るので、『OK』を選んでください。
スイッチがオンの状態(青色)になればAAIDを読み取られることがなくなります!
『IDFA(AAID)』は読み取ってもらった方がいいの?
『IDFA(AAID)』って結局、どう扱うのが正解なのでしょうか?
それは個人の考え方次第と思います。
送信しても個人が特定されることはありませんから、危険なことは全くありません。損することもありません(繰り返しますが、興味のない広告が排除されるのでちょっとお得)。
だけど私生活をのぞき見されているようで気持ち悪いな、と感じる方もいると思います。
設定のオンオフはいつでも可能ですので、深く考えすぎずに、自分に合う方を選んでくださいね!