「チームラボ 福岡城跡 光の祭 2019-2020」11月29日から開催。今年も夜の福岡城跡がインタラクティブな光のアート空間に
提供元:PR Times
「チームラボ 福岡城跡 光の祭 2019-2020」が、今年も開催決定。2017年に続き、チームラボが、約2万米の舞鶴公園の福岡城跡をインタラクティブな光のアート空間に変えます。会期は2019年11月29日(金)から 2020年2月2日(日)まで。
前売券は、全国のチケットぴあ/セブン-イレブンで販売中です。
Contents[OPEN]
チームラボ 福岡城跡 光の祭 2019-2020
福岡城は1601年から7年の歳月をかけて築かれた、城の規模としては九州一の巨城です。美しい石垣が四層に分かれ、非常に広大な史跡となっています。
チームラボは、「Digitized City」というアートプロジェクトを行っています。非物質的であるデジタルテクノロジーによって、物理的に変わることなく「街が街のままアートになる」というプロジェクトです。
今回は、光で描かれた鳥が大天守台跡の石垣を飛び回るプログラムや、福岡の礎を築いた福岡藩の藩祖・黒田官兵衛らをお絵かきする「お絵かき黒田官兵衛」など、新たな4作品を含む、計7作品を展示します。
展示作品
呼応する木々と自立しつつも呼応する生命
城跡に置かれた立ち続ける光のovoid(卵形体)と、城跡の木々が光り輝きます。
光のovoidと木々の光はそれぞれ自立しており、ゆっくりと呼吸しているかのように強く輝いたり消えたりします。
光のovoidは人に押され倒れかけると、光の色を変化させ色特有の音色を響かせます。そして、その光は放射状に近隣の光のovoidと木々に伝播していきます。伝播した光は、同じように音色を響かせながら光のovoidと木々に連続して広がっていきます。
呼吸し呼応する石垣 – 石城跡
1607年に築かれた福岡城、別名を石城。その石垣が、全長約630mに渡って光り輝きます。石垣の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅します。
本丸跡の「呼応する木々と自立しつつも呼応する生命」から伝播してきた光に呼応し、強く輝き、連続して広がっていく様は圧巻です。
大天守台跡の石垣に住まう花と共に生きる動物達
teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi
全長60m、高さ約10mの福岡城大天守台跡の石垣に、花を纏った動物が映し出されます。
花々は動物の体で生まれ、咲き、散って消えていき、人々が動物に近づくと花々は散っていきます。
生命のはかなさと力強さが感じられる展示です。