iPadはスマホよりも大きな画面であるにもかかわらず簡単に持ち運ぶことができ、今やPCよりも重宝している、なんていう方も多いのではないでしょうか？

iPadの向きを変えるだけで画面の向きを変えたり、ホームボタンをダブルクリックで別のアプリに切り替えられたりと、直感的に操作がしやすいのもiPadの魅力です。

ですが、子どもに渡して動画を見せるときや、オフィスやクリニックなどの受付用タブレットとしてiPadを利用する場合、飲食店のメニューとして利用する場合など、画面を回転しないように固定したり、特定のアプリ以外を開かせたくないときがあるかと思います。

そこで今回は、よりiPadを快適にご利用いただくために、iPadの画面を固定する方法をご紹介させていただきます！

iPadを特定のアプリで画面固定する方法

iPadは特定のアプリのみで画面を固定することができるのをご存知でしょうか？iPadを特定のアプリ専用の状態にできるアクセスガイドという機能があるんです。

さらに、アクセスガイドを利用することでそのアプリ利用中に使える機能やボタンを制限することもできます。この機能は、アプリでの作業に集中したい、なんていう時にもぴったりの機能なんです！

アクセスガイドの設定方法

アクセスガイドは簡単に設定できるのか気になるところですよね。ご安心ください、アクセスガイドは簡単に設定することができるんです！

ここからはアクセスガイドの設定方法をご紹介させていただきます。ちょっと作業に集中したい時にささっと設定することで、作業効率も上がること間違いなしです！

アクセスガイドをオンにする

まずはいつでも利用できるようにアクセスガイドをオンにしておく必要があります。一度オンにしてしまえば毎回設定する必要はないのでご安心ください。

以下の手順を実施していきましょう！

1.設定を立ち上げます。

2.「アクセシビリティ」を選びます。

3.「アクセスガイド」を選び、オンにします。

4.必要に応じて「パスコード設定」、「時間制限」、「アクセシビリティのショートカット」、「画面の自動ロック」を調整します。

アクセスガイドを開始する

アクセスガイドを使用する準備が整ったら早速利用してみましょう！以下の手順で開始できます。

1.以下のどちらかの手順でアクセスガイドをオンにします。

※ホームボタンのないiPadでは、トップボタン（電源ボタン）をトリプルクリックします。

2.操作を無効にしたい部分（触っても反応させたくない部分）に円を描き囲みます。

3.「オプション」を選び、オンまたはオフにしたい項目を選びます。

4.右上に表示されている「開始」を選んで完了です。

アクセスガイドの解除方法

アクセスガイドは簡単に利用できることがお分かりいただけたかと思います。解除も簡単に行えるのか気になりますよね！ここからはアクセスガイドの解除方法を見ていきましょう！

手順は以下の通りです。

ホームボタン搭載のiPad

ホームボタンをダブルクリック（素早く二回押す）してTouch IDで解除します。（アクセスガイドの設定でTouch IDをオンにしている場合。）または、ホームボタンをトリプルクリックし、あらかじめ設定しているパスコードを入力します。

Face ID搭載のiPad

トップボタン（電源ボタン）をダブルクリックしてFace IDで解除します。（アクセスガイドの設定でFace IDをオンにしている場合。）または、ホームボタンをトリプルクリックし、あらかじめ設定しているパスコードを入力します。

iPadの向きを画面固定する方法

続いて、iPadの向きを変えても画面の向きを固定する方法についてお話しさせていただきます。iPadの画面の向きが切り替わる機能も便利なものではあるのですが、時には固定されていた方が作業しやすいなんていうこともありますよね…

こちらも簡単に固定することができますのでご安心ください！

設定方法

では早速iPadの画面の向きが変わらないように固定する方法を見ていきましょう！手順は以下の通りです。

1. 画面右上から中央にスワイプしてコントロールセンターを表示します。

2. 鍵のマークを選択すれば完了です。