
【Chrome】データセーバーで通信料を少なく便利に!使い方は?
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【Chrome】データセーバーのデメリット
ここからは、使う際のデメリットを紹介していきます。
万能に思えるデータセーバーですがデメリットもあります。
メリットとデメリットの両方を理解して、実際に使うかどうか決めましょう。
データを圧縮するため画質が落ちる
データセーバーを使うと使わない時と比較して画質が落ちます。
データを圧縮する仕組みが取られているため、どうしても画像も圧縮されて表示されます。
ただ画像が判別できないほど画質が落ちることはないため、通信量が減らないことと画質が劣ることを比べてどちらがメリットがあるか考えて使うことをおすすめします。
鮮明に画像を確認したい場合はデータセーバをオフにして、あまり画質にはこだわらない時はオンにして使うなど使い分けする方法を取っている人も多いです。
自分が何を重要視するか考えて使っていきましょう。
IPアドレスが変わり匿名ではなくなる
データセーバーはプロキシとして使われます。
その結果、IPアドレスがGoogleのサーバに代わるため、匿名では使えません。IPアドレスがアクセス先に伝わってしまいます。
そのためブロックされているサイトにアクセスするためにデータセーバーを使う人も多いです。基本的に匿名かどうかは通常の使い方をしていれば、特に問題はありません。
しかし、事情があり匿名化ツールを普段使っている人は、データセーバーを使わない方がいいでしょう。
普段使っている環境でサイトにアクセスしたい場合は、要注意です。
一部のページでは利用不可となる
シークレットモードを使用している時やSSL対応のページの閲覧している時には、使えません。
特に普段シークレットモードを使っている人は、データーセーバーでは活用できないので注意しましょう。
さらに接続元をipアドレスと決めている場合は、利用できません。
個人で制限を解除できる場合は問題ありませんが、学校や会社で貸し出しされているようなデバイスの場合はプロキシオプションを自分で勝手に編集できないこともあります。
その時はデータセーバーは使用しない方がいいかもしれません。
貸出されているデバイスを使う際には、デメリットを感じる可能性が高いです。
iPhoneやiPadでは使えない
iPhoneやiPadを使っている人は、プラットフォームの制約があるためもともと使えません。
通信量を節約したい場合は、省データモードを有効にしたり、iCloudの同期アプリやSiriの設定を使わない時はオフにするなどの機能を活用することがおすすめです。
またアプリのバックグランド更新をオフにすることもいいでしょう。
工夫次第で大きく通信料を節約できるため、iPhoneやiPadでも少し面倒ですが工夫した使い方をするといいでしょう。
使用できないウェブサイトもある
保護が行われているページではデータセーバーが作動しません。保護が行われているページは、アドレスの先頭が「https://」のホームページです。「https://」が付いているウェブサイトは、送信されるデータが暗号化されることが保証されています。
保護されているサイトには鍵マークが付き、付いていないサイトには警告が出る仕組みです。そのため、「https://」を導入するサイトが増えつつあります。
普段閲覧しているサイトに「https://」があれば、データセーバーは使えないと思った方がいいでしょう。
また、「https://」を導入していないサイトの閲覧は、安全性が不十分のため注意することをおすすめします。
データセーバーを使うとセキュリティ対策にはなりますが、より慎重にサイトを閲覧したいと考えている人は要注意です。「https://」のサイトかどうかは、サイトの先頭に警告マークができるかで判断できます。
普段閲覧しているサイトが警告マークがあれば、「https://」を使っておらずデータセーバーが使えますよ!
この機会に上手く見極めてください。
「https://」を見ながらデータ量を節約したい場合は、別の方法を試す必要があります。
使っていないアプリはバックグラウンドで動かないように設定したり、勝手に同期するアプリで不要な物は設定をオフにするなどひと手間かけてください。
データセーバーは、以前はPCで使えたものが使えなくなるなど仕様に変更があるケースも少なくありません。
実際に利用する際は、使えないウェブサイトに変更がないか確認するといいでしょう。