【iTunes】着信音はiPhoneに追加できない?外から取り込む方法を解説!
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【iTunes】着信音として登録可能な条件
ここからは、具体的に着信音にできるデータ形式や条件について、解説していきます。
既存のMP3等の音声ファイルの長さを40秒以下にしよう
着信音の音源は、40秒以下の長さでないといけません。
なので、楽曲のサビの部分など、一番盛り上がるところが着信時に流れるように音源を準備するのがよいでしょう。
iTunesで着信音用のデータを作成するには、以下の手順で操作を進めてください。
※ミュージックアプリの場合も同様の手順になります。
操作手順
着信音にしたいMP3などの音源をドラッグアンドドロップで、iTunesに取り込みます。
取り込んだ音源を選んで、右クリックで「曲の情報」を開きます。
「オプション」から、開始と停止時間を設定します。
40秒を超えなければ短くても大丈夫なので、着信した時に流れてほしい部分の秒数を入力しましょう。
※先に着信音にしたいところが何秒ぐらいの位置にあるか、メモしておくとスムーズに設定できますよ!
例えばですが、曲の中で1分20秒から1分45秒の25秒分を着信音にしたいという時は、以下のように時間を入力してみましょう。
- 開始時間に「1:20」と入力
- 終了時間に「1:45」と入力
- 曲の長さをより細かく設定するには、「1:00.222」「0:36.78」といったように、小数点「.」で数字を入れると、音源の長さを調整できます。
時間を変更したトラックを再生し、開始位置の秒数から音楽が再生され、終了位置で再生が止まるか確認します。
何度か聞いて、自分好みの長さにカスタイマイズするとよいでしょう。
拡張子を「M4R」に変換する
着信音は「M4R」という拡張子のファイルである必要があります。
M4Rファイルを作るには、以下の手順で操作を進めて下さい。
Windowsの手順
iTunesのメニューから「編集」>「環境設定」を開きます。
「一般」の下部にある「読み込み設定」を開きます。
読み込み方法を「AACエンコーダ」、設定を「iTunes Plus」にして、「OK」を選択します。
- 「設定」では音質を変えられますが、特にこだわりがなければ、「iTunes Plus」にしておきましょう。
着信音にする楽曲を選んで、メニューの「ファイル」>「変換」>「AACバージョンを作成」を選びます。
AAC形式で書きだされた曲を選んで、右クリック>「windowsエクスプローラーで表示」から、音源があるフォルダを開きます。
「○○.m4a」となっているファイル名を右クリックして「名前の変更」を選び、「m4a」の「a」を「r」にします。
この時、拡張子変更の警告ポップアップが表示された場合は、「はい」を選択してください。
ファイル名が、「○○.m4r」に変更されていれば、iPhoneに取り込むためのファイルの準備は完了です。
- 名前を変更したファイルのフォルダは次の手順でも使うため、閉じずにそのままにしておいてください。
音声データが保存されているフォルダの開き方(MacOS共通)
※iTunesでもミュージックアプリでも操作手順は同じになります。
iTunesのメニューから「iTunes(ミュージック)」>「環境設定」を開きます。
「ファイル」の下部にある「読み込み設定」を開きます。
読み込み方法を「AACエンコーダ」、設定を「iTunes Plus」にして、「OK」を選択します。
- 「設定」では音質を変えられますが、特にこだわりがなければ、「iTunes Plus」にしておきましょう。
着信音にする楽曲を選んで、メニューの「ファイル」>「変換」>「AACバージョンを作成」を選びます。
AAC形式で書き出された曲を選んで、右クリック>「Finderで表示」から、音源があるフォルダを開きます。
「○○.m4a」となっているファイル名を右クリックして「名前の変更」を選んで、「m4a」の「a」を「r」にします。
この時、拡張子変更の警告ポップアップが表示された場合は、「”m4r”を使用」を選択してください。
ファイル名が、「○○.m4r」に変更されていれば、iPhoneに取り込むためのファイルの準備は完了です。
- 名前を変更したファイルのフォルダは次の手順でも使うため、閉じずにそのままにしておいてください。
【iTunes】着信音をiPhoneに同期してみよう!
ここまでくれば、もう一息です!
着信音の音源ができたら、次はついにiPhoneに音源を取り込んでいきます。
さっそく手順を確認していきましょう。
iTunes上の着信音から「着信音を同期」にチェックを入れる
iTunesをよく見ると、実は着信音という項目はあらかじめ用意されています。
iTunesを使って、着信音を同期させるには、以下の手順で操作を進めて下さい。
iTunesを使用する場合(Windows、Mac Catalina以前)
iPhoneをPCに接続します。
iPhoneのアイコンをクリックします。
ベルのマークの「着信音」をクリックして、先ほど名前を変えたデータ(m4r)をドラッグアンドドロップで入れます。
右下の「同期」ボタンを押して、iPhoneに着信音を同期します。
ミュージックアプリを使用する場合(MacOS Catalina)
ミュージックアプリには、着信音を登録するところがないので、ミュージックアプリ経由でiPhoneに転送します。
具体的な手順については、以下の手順で操作を進めてください。
iPhoneをPCに接続します。
デバイスからiPhoneを選択して、iPhoneの操作画面を開きます。
楽曲が表示されている箇所に、先ほど名前を変えたデータ(m4r)をドラッグアンドドロップします。
- あくまで目安ですが、iTunesの左下辺りに一瞬同期していますと表示されたら、着信音用のファイルがiPhoneに取り込めています。
稀に一度でうまくいかないこともあります。そんなときは何度かファイルを入れてみたり、iTunesを一度閉じたりしてみてください。
着信音がiPhoneに同期されていることを確認する
着信音がiPhoneに登録されているか確認するには、iPhoneで以下の操作を行ってください。
正しく取り込めていれば、グレーの線で区切られた「着信音」のリストの最上部に、ファイルが増えていると思います。
ファイル名をタップして、作った曲が流れれば完璧です!