【スマホ】バックグラウンドで動くアプリや通信を無効にしたいときは?
Contents[OPEN]
【メリット】通知で最新の情報を知ることができる
2番目に紹介するメリットは、通知によって最新の情報を知ることができることです。
特にSNSアプリや電子メールは、スマホで操作をしていなくても新しいメールや投稿が寄せられていないかをチェックするため、バックグラウンドでデータ通信して常に情報を最新のものに更新しています。
仕事でLINEアプリや電子メールを使っている人は、このことの重要さがよく分かるはずです。
【デメリット】バッテリーを消費する
次に、バックグラウンドのデータ通信のデメリットを紹介します。
最初のデメリットは、バッテリーを消費することです。
この記事で紹介した点ですが、スマホを開いてデータ量の多いゲームやYouTubeの動画を見ているわけではないのに、バッテリーの減りが早いと感じることがあります。
その原因はバックグラウンドでデータ通信が行われていることです。スマホを使っていなくてもデータ通信を行っていれば、当然バッテリーは消費します。
バックグラウンドのデータ通信は24時間稼働し続けるので、バッテリーにかかる負担も大きくなります。
【デメリット】データの通信量が増える
2つ目のデメリットは、データの通信量が増えるということです。
スマホやPCは、CPUという「頭脳」がデータ処理や計算を行うことで機能しています。CPUがデータ処理やデータの計算に使う場所がメモリです。
メモリ領域が大きければCPUが同時に処理できるデータ量は多くなりますが、メモリ領域が小さいと同時に処理できるデータ量は少なくなります。
PCと比べスマホのメモリ領域は小さいので、処理できるデータ量は限られています。
そのためゲームや動画といったデータ量が大きいものをスマホで稼働させると、メモリは圧迫されます。
また24時間データ通信をバックグラウンドで行っていればCPUはすべてのデータを処理できなくなり、スマホの操作が急に重くなったり反応が鈍くなったり、フリーズしたりします。
また、スマホの温度もかなり上昇し故障の原因にもなります。
【スマホ】バックグラウンドのデータ通信を無効にする際の注意点
重要なのはバッテリーの消費を抑えて快適にスマホを操作することなので、バックグラウンドのデータ通信を停止したいと思うかもしれません。
バックグラウンドのデータ通信を停止させることはできますが、その前に覚えておくべき注意点が2つあります。
アプリ等の機能が停止することも
最初の注意点は、バックグラウンドのデータ通信を停止するといくつかのアプリの機能が使えなくなるということです。
例えば気象情報を扱うアプリは最新の情報が入手できないので、確実な天気予報を配信できなくなります。
ネットショップが好きなユーザーであれば、商品の値下げ情報やお買い得情報、また特別セール情報などが入手できなくなります。
また、ニュースアプリも最新の情報に更新できないため、最新のニュースを伝えることができなくなります。
最新情報はアプリを起動したときのみ取得される
2番目の注意点は、バックグラウンドのデータ通信を停止してもアプリを起動させれば最新情報は更新されるということです。
そのため、バックグラウンドのデータ通信を停止しても恒久的にアプリの情報の更新やアップデートに影響が及ぶわけではないということです。
もちろん、アプリを開いた後、最新情報のアップデート更新に時間がかかるためすぐにアプリを使用できないというデメリットはあります。