Skypeのチャットを残しておきたい!過去ログを保存する方法3選
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ダウンロードしたメッセージを開く方法
ダウンロードしたメッセージなどは.tarファイルとしてダウンロードされるため、ファイルを抽出するためには別のアプリケーションが必要です。
それではメッセージを開く方法を解説していきます。
まずは実行ウィンドウを開きます。開き方が分からない方は、WindowsキーとRボタンを押して開き、cmdと入力してコマンドプロンプトを起動させてください。
ダウンロードフォルダに保存されたファイル:”CD ダウンロード”と入力してEnterを押します。
次に、ダウンロードフォルダー以外の場所に保存されたファイル:”CD 〇〇”と入力してEnterを押します。〇〇にはエクスポートしたファイルが保存されているフォルダ名を入力します。
“tar -xvf△△_export.tar”と入力してください。△△は、エクスポートしたファイル名を入力します。入力するのは、○○skypename_export.tarの後ろに続くファイル名を入力してください。
これで『messages.json』という名前のメッセージファイルの抽出が完了しました。
ログを読みやすくしたい場合は、Skype公式ページにあるビューワーのダウンロードがおすすめです。
出典:Skype からダウンロードしたファイルとチャット履歴を開く方法
- コマンドプロンプトを立ち上げる
- コマンドを入力
- 抽出ファイルを開く
過去ログは保存先から確認できる
使っているSkypeが古いバージョンの場合、テキストごとにCSVファイルで過去ログを保存することができます。その場合には過去ログを保存先から確認することができます。
過去ログはCSVファイルのテキストファイルとして保存されていますが、通常のエクセルで開くと文字化けする可能性が高いです。
そんな時はメモ帳で一度開いてから上書き保存することで文字化けが解消されることがあります。どうしても文字化けが解消されない場合には、CSV用のソフトをダウンロードしてください。
CSVファイルで保存をすることで、チャットの過去ログを日付ごとに管理したりチャットごとに管理することができるようになります。
CSVファイルとは
基本的にCSVファイルをパソコン版のSkypeに対して取る場合、同じSkypeIDであれば、自分が使っている端末(パソコン)以外からSkypにログインをしてチャットをしたとしてもきちんと管理されます。
この方法を使えば、自分が別のパソコンからログインしたり、出先でスマホからSkypeにログインをしてやり取りをしたチャットも後から自分のパソコンにCSVファイルで抽出することができるのです。
スマホ版のSkypeのチャット履歴の保存方法はパソコン版Skypeのチャット履歴の保存方法と異なるのですが、同じSkypeIDであれば、後から日付指定でパソコン版に同期をしてCSVファイルに保存することができるのです。
例えば、1月1日にスマホのSkypeを使ってやり取りをしていたとします。
そのログを保存しておきたい場合、パソコンのSkypeにスマホで使っていたSkypeIDと同じIDでログインして1月1日のログを同期してCSVファイルに保存することで、スマホでのSkypeのやり取りもしっかりと保存することができるのです。
- スマホから送信したチャットもパソコンから保存できる
ちなみにこのCSVファイルはExcelファイルによく似ているのですが、CSVファイルの方がExcelファイルよりも互換性が高いという特徴があります。
つまり、CSVファイルを使えばExcelで開かなくてもメモ帳やメールソフトから閲覧することができるので、非常に便利なんです。
CVSファイルを使うのはどんな時?
CVSファイルを使うのは、一般的にデータを送信する時に相手がExcelファイルを使えるかどうか分からない場合が多いです。
一方のExcelファイルは、CSVファイルよりも装飾などの自由度が高い特徴があります。
文字のフォントを指定したりセルに色を付けられたり、表やグラフを使えるのはExcelならではとも言えます。
Excelファイルとデーターベースソフト間でやり取りをする場合や、データの容量を軽くしたい場合、相手がExcelデータを使えるか分からない場合には迷わずCSVファイルを使いましょう。
このことからも分かるように、Skypeの履歴もデータを軽くしたりデータベースソフトとExcelファイル間でやり取りを行ったりするために、CSVファイルで保存されるのです。
そのため、文字化けする可能性もありますが前述した方法で文字化けは解消させることができます。
Skypeチャットの過去ログを保存する方法《Skype for business》
Skypeを仕事で使っている場合には、『Skype for business』と呼ばれる特殊な種類のSkypeを使用している場合があります。
Skype for businessを使用している場合には、会話履歴を使うことができる場合があります。もし使えるのであれば、CSVファイルを使用しなくても履歴を保存することが可能です。
まずはオプションを開き、『個人』という項目があるので開いてください。
『個人情報マネージャー』セクションの中に『電子メールの会話履歴にIMでの会話を保存する』と書かれたチェックボックスがあるはずです。
もしも表示されない場合や灰色になって操作ができないようであれば、職場の『Skype for business』を使って履歴を保存することはできません。
チェックボックスが外れている場合にはチェックしてください。これだけで履歴が保存されます。
- オプションから個人情報マネージャーへアクセス
- 電子メールの会話履歴にIMでの会話を保存するを確認
- チェックボックスが外れていれば入れておく
Skypeチャットの過去ログを削除する方法
スマホの場合は、チャット一覧でチャットを長押しして「会話の削除」を選択するとチャットを一気に削除することができます。
PCであれば、チャット一覧で消したいチャットを右クリックし、「会話の削除」をクリックするとスマホ同様一気に削除することができます。
- チャット一覧を開き、消したいチャットを長押し
- 会話の削除を選択
- チャット一覧を開き、消したいチャットを右クリック
- 会話の削除を選択
Skypeのバージョンが8以上の方は、チャット履歴の保持期間や削除の設定ができなくなっています。
サポートを確認したところ、1年以上前のチャット履歴はローカルに保存されるようなので、必要な過去ログはPC内のドライブから引っ張ってくる必要があります。
例えば、ドライブCの中にSkypeのファイルがあるのであれば、Skypeのファイル内に『log』というフォルダがあるはずなので、ログフォルダから必要な履歴を引っ張り出しましょう。