スマホの写真を整理しよう！オンラインストレージサービスを使う

スマホでは、写真を大量に保存しておくことができますが、無限に保存できる訳ではありません。スマホ自体の容量が限界になれば、それ以上写真を保存することができなくなります。

また、スマホのデータ容量は、写真だけでなく他のアプリとも共有されているということに注意しておきましょう。写真で容量が圧迫されれば、欲しいアプリをダウンロードできなくなります。逆もまた然りです。

かといって、大事な写真を消したくはないですよね。そこで便利なのが「オンラインストレージサービス」です。

これは、スマホのデータをインターネット上に保存しておけるサービスのことで、写真だけでなく他のデータにも使えるのが特徴。スマホ自体のキャパシティが少ないという方や、使うアプリが多くてもう容量に余りがないという方におすすめです。

ここでは、スマホにおすすめのオンラインストレージサービスアプリをご紹介します。

Googleフォト(アップロード機能が21年5月で終了）

15GBまでの容量なら、無料で写真や動画を保存しておけるアプリです。

Googleアカウントを使って保存するので、予めGoogleのアカウントを作っておきましょう。

ストレージ上に保存した写真は、共有を許可した他のタブレットやパソコン上でも見られます。アプリ内でアルバムを作ったりタグ付けもできるので、写真を整理するのにも使えます。

オンラインストレージサービスには、ただ写真を保存しておける場所という役割以外にも大きなメリットがあります。それは「写真データのバックアップにもなる」という点です。

もし、なにかの事故や不注意でスマホが壊れてしまったら、せっかくの写真が全て消えてしまいます。しかし、オンラインストレージに保存しておけば、自然とそのデータがバックアップになるので、失われる心配がないのです。

Googleフォトなら、手持ちのスマホが壊れても、他の端末でGoogleフォトにログインして写真を確認することができます。大事な写真を残しておくためにもおすすめのアプリです。

※2021年5月末をもって、無料の無制限アップデートのサービスを終了する模様です。もし15GB以上のストレージサービスが必要な場合は、月額の課金プランを申し込む必要があります。

OneDrive

Microsoft社が提供しているオンラインストレージサービスのアプリです。

写真や動画だけでなく、パソコンのファイルやデータを保存するのにも使えます。登録した複数の人ともデータの共有ができるので、ビジネスに使える点も魅力。

スマホで写真を撮る方の中には、撮った写真をもっと大きな画面で見たいという方もいることでしょう。このアプリならインターネットを経由してスマホの写真をパソコンなどの大きな画面で見ることが可能になります。

スマホやパソコンの使わないデータをしまっておく場所として使ったり、大事な写真のバックアップをとっておく場所としておすすめです。セキュリティ面もしっかりしているので、会社のデータの共有場所としてもおすすめです。

Dropbox

さまざまな形式のファイルをオンライン上で共有、アップロード、転送ができる、オンラインストレージサービスのアプリです。

スマホで撮った写真だけでなく、デジカメで撮った写真やパソコンで編集した動画など、使うデバイスを問わず、共有できるのが特徴。

基本的に、オンラインストレージサービスを使うにはインターネット環境が必須です。しかしこのアプリでは、アプリ内にデータを指定して保存しておけば、オフライン上でデータを扱うことも可能になります。

写真や動画は、それぞれタグ付けやカテゴライズも簡単に行えるので、整理も楽ちんです。

iCloud

Appleが提供しているオンラインストレージでのクラウドサービスです。

無料で使えるストレージは5GBまでとなっており、それ以上の容量が必要であれば、月額で課金しなければなりません。

しかし課金が必要といっても、50GBのストレージで月額130円なので、かなりコスパは高いといえます。

基本的にAppleデバイスにのみに対応しているサービスです。スマホではiPhoneシリーズにしか対応していないので注意しましょう。しかし、パソコンの場合、OSがWindowsであっても使用は可能です。

このアプリでは、スマホの写真や動画だけでなく、LINEのトーク履歴を保存したり、スマホ内のメモ機能とを同期したりすることもできます。他にも、なくしたスマホを探す機能や、音楽を追加する機能など、機能面が充実しているのが特徴です。