フォロワー約100万人！人気TikToker・ケイリーさんにインタビュー！爆笑動画の秘密は？気になる幼少期についても聞いてみた！
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動画製作におけるこだわりについて
－－－ それからまた1年ほど経って、今や100万人に届きそうなほどのフォロワーを抱えることになったわけですが、これまでで一番バズった投稿はどれか覚えていますか？
ケイリー：ストーリーシャッターというTikTokのスタンプを利用した動画です。恐らく海外のおすすめまで飛んで、TikTokerならだれもが目指している1M（100万）いいねを突破することが出来ました！最終的な再生数は2500万、いいねは140万になりました。
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－－－ すごい！
ケイリー：この動画がきっかけで海外のフォロワーさんが増えたりもしましたね。
－－－ そうなんですね。きっと言葉を必要としない内容だから、海外のユーザーも反応しやすったんですね！他にも海外のユーザーから評判が良かった動画はありますか？
ケイリー：変顔の動画も、海外のおすすめに載ってそこからバズるみたいな流れがありました。韓国語やアメリカ語など、いろいろな国の言葉がコメント欄で飛び交うこともありましたね。
バズるための戦略
シリーズものは短期間でやりすぎない
－－－ ストーリーシャッターを使った投稿は、ほかにもいくつかあると思うのですが、これは初投稿時のバズりを意識したんですか？
ケイリー：そうですね。バズったネタは、シリーズ化することもあります。ただ心がけているのは、短期間にやりすぎないこと。人気が出てきて、惜しまれるくらいでそのシリーズはやめておくんです。そして次にやるときは「待望の！」って言えるくらい時間を置きます。そうすると「またあれをやってくれたんだ！」と喜んでもらえる気がしますね！
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－－－ フォロワーをじらすんですね(笑)
ケイリー：ただ、ずっと同じテーマで人をクオリティを保てる自信がわたしにはないので、リクエストはいただくんですけど、あまり長期のシリーズ化はしないです。10本以上続いたシリーズネタはないと思いますね。
伸びない時期は、流行の力を少し借りる
－－－ 先ほど「伸びる時期と伸びない時期で戦法を変える」とお聞きしましたが、伸びない時期はどのような対策をするんですか？
ケイリー：そうですね…最初は自分が面白いと思うことだけをやってたんですよね。誰かから「つまんねー」と言われてもわたしが面白いと思っていれば全然よかった。だから始めたてのときは数字が伸びなくても、全然平気だったんです。だけどフォロワーさんが増えてきて、お仕事みたいになったときに、伸びないと落ち込むようになっちゃったんですよね。それでも自分を曲げない強さがあればよかったんですけど、わたしにはなくて。だからそういう時は、TikTokで流行っている音源やネタに力を借ります。
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－－－ やはり流行りを取り入れることも時には大事なんですね。
ケイリー：はい。でも、もちろんそのまま真似するのではなく、オリジナリティを加えています！だからやっぱり伸びたら嬉しいし、自信もつきます。それがまた、自分らしさ全開の動画を作るモチベーションに繋がったりもしますね！
動画の製作過程について
動画のネタは無になった時間に思いつく
－－－ 動画のネタは、どんな時に思いついてるんですか？
ケイリー：ありきたりなんですけど、お風呂とかトイレとか、料理してる時とか、日常の無になってる時間に思いつきますね。考えすぎてない時といいますか。ポンって思いついたらすぐに携帯にメモして、みたいな感じですね。だから実現していないネタメモも100個以上はあるんですけど、その時は面白いと思って書いたはずなのに、あとから見たら「え、ナニコレ？」っていうネタもあったりして(笑)
－－－ つまり考える時間を設けるのではなく、直感で思いついたネタを動画にされることが多いということですね。それにしてもそのネタメモ、一度見てみたいです(笑)
撮影は溜め撮り派
－－－ 動画は毎日撮影しているんですか？
ケイリー：わたしはどっちかというと溜め撮り派の人間ですね。わたしの中で優先順位が一番高いのは、育児家事なんです。その次は子供たちとの時間。だから基本、子供たちが眠った後、夜に撮ります。でも家事の残りを片付けたりすると12時とかになっちゃうので、撮るのは金曜日とか土曜日とか、次の日ちょっとだけ遅く起きてもいい日にやることが多いです。
－－－ 家事や育児をしながら毎日撮影、というのはやはり難しいですよね。動画の撮影にはどれくらい時間をかけているんですか？
ケイリー：一度撮影を始めたら、集中してとことんやります。朝の4時5時まで撮り続けることもありますね。ちょっとでも違うなと思ったら何回も何回も撮り直すので、そこまで時間をかけて1本分の動画しか撮れないときもあります。
－－－ 4時間で一本！それはすごい集中力ですね！
撮影場所は洗面所！？
－－－ 撮影専用のお部屋があったりするんですか？
ケイリー：今取材を受けているこの部屋は、YouTubeを撮ったり、コラボするときに使ったりします。ただ、基本的には洗面所で撮影しています(笑)
－－－ え、洗面所！？
ケイリー：洗面所って洗面台の光があって、背景も真っ白で余計な色味もないし、どんなシチュエーションをやるにも差し支えないんです。広さ的にも狭すぎず、広すぎずだし、私の場合は子供が寝ている部屋からも遠いので、9割は洗面所で撮影していますね。
－－－ そうなんですね！今聞いていて、たしかに洗面所って撮影場所にぴったりだなって思いました！これは駆け出しのTikTokerでもすぐに試せますね！
ケイリー：それと、もう一つ全駆け出しクリエイターさんにお伝えしたいんですけど、100均とか売ってる伸びるアームが付いてるタイプのスマホスタンドがとても使えます！洗面所で撮るときなんかもスマホを置ける場所がないので、タオルラックにスタンドを設置してスマホを垂らすようにして撮ってます。これを発見してから、動画づくりが革命的に楽になりました(笑)
－－－ 洗面所×アーム付きスマホスタンドは最強なんですね！これは絶対紹介しないと！(笑)
編集するときに心がけていること
－－－ ケイリーさんの動画は、編集もとても面白いなと思っているのですが、こだわりのポイントはありますか？
ケイリー：2つあります。まずはカットなんですけど、TikTokの動画って1分、厳密にいうと58~59秒までなんですよね。だけどネタ動画を撮っても収まりきらないんですよ。だからカットの基準をめちゃくちゃ厳しくしています。面白いと思うところも、そこ以外の一番面白い部分を際立たせるために、泣く泣くカットしたりしますね。
－－－ それはすごく苦しいですよね。せっかく面白いものが撮れたのに、自分の手でカットしなくてはならないというのは…。
ケイリー：「ごめんよあの時の自分…！」と思いながらカットしています(笑) 二つ目のポイントは、字幕ですね。これは色々なクリエイターさんに「これはケイリーの字幕ってすぐわかるよね」と褒めていただけるんですけど、わざと誤字や空耳を混ぜるんです。さらにその誤字や空耳に画像を付けたりとか。
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ケイリー：わたしのポリシーとして、TikTokはスマホで手軽にできる範囲でやるというのがあるんです。だから編集も「Perfect Video」というアプリを使って文字を入れるくらい。色もほとんど黒で、強調したいところを赤とかにする程度。それでも「面白い」と言ってもらうために、色々と工夫していますね。
－－－ テクニックではなく、内容で笑わせるというころですね。わたしも拝見しましたが、独特の世界観で面白かったです(笑)
ケイリー：そうですね。あと本当に誤字だと思って教えてくれる人、ウケ狙いって気づいて反応してくれる人。いろいろな人がいるんですけど、そういう方々がコメントをくれると、コメント欄が盛り上がるんですよね。フォロワー数が多いからフォローしとこうとか、いいね数が多いからいいねしておこうとかと同じように、コメント数多いからコメントしておこうっていう動きもあるみたいで。
－－－ そうなんですね。コメント欄が盛り上がると、何かいいことがあるのでしょうか？
ケイリー：おすすめとかに載ったときにコメント数が1000とかだと、やっぱり目を引きますね。それをきっかけに動画を見てもらえることもあると思いので、その点を意識して字幕を作るときもあります。
「ウォ」のバイトネタはどうやって生まれたの？
－－－ 最近だと韓国のテレビドラマ・梨泰院クラスの主題歌で「ウォ」と叫ぶバイトの動画が、とても面白かったです(笑)
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ケイリー：ありがとうございます！
－－－ 家で一人で笑っちゃいました(笑) この動画は、どんな風に思いついたんですか？
ケイリー：これは全然バズると思ってなくて。わたし梨泰院クラスも見たことないですし(笑) ただ主題歌はなんとなく知っていて、お風呂で口ずさんでいた時に「ウォ、って歌手の方がやってるわけじゃないよね？コーラスの人がいるんだよね？それがバイトだったら面白いな」って思って、実際に撮ってみました。私の世界観をわかってくれる人がわかってくれればいいやと思って、そんなに期待してなかったんですけど、バズりましたね。
－－－ そうだったんですね！
ケイリー：本当に音源流しながら撮っただけの動画なんですけど、色々な人に見ていただけましたね。このときは梨泰院クラスが流行っていたのもあったので、比較的短いスパンでシリーズ投稿しました。
－－－ 師範が現れたり、バイトがさぼりだしたり、卒業したり、物語みたいになっているのも面白かったです！何回も見ちゃいました(笑)
ケイリー：本当ですか？うれしいです！わたしも我ながら大好きなネタなので(笑) これはインスタのリールにもアップしたんですけど、インスタのフォロワーさんが増えるきっかけにもなりました。あと韓国料理屋さんでこの曲が流れると私のネタが思い浮かぶとか、他のTikTokerさんがこの楽曲を使って撮った動画のコメント欄に私のことをメンションしてくれる人がいたりとか、色々な反響がありましたね！
ケイリーさん自身について
幼少期から人を笑わせることが好きだった
－－－ それでは次に、ケイリーさん自身のことについてお話を聞きたいと思います。まず、幼少期はどんなお子さんだったんですか？
ケイリー：今以上にふざけたおしてましたね(笑) 男女の垣根もなく、友達もたくさんいました。わたし、親の仕事の関係で東京と静岡を行ったり来たりしてたんですよ。そのおかげもあってか、色々な人とすぐ仲良くなれるようになってましたね。
－－－ そうなんですね。転校を繰り返していたと聞くとなかなか友達ができなそうなものですが、そうではなかったんですね。
ケイリー：行ったり来たりとはいっても2つの学校を行き来する感じだったので、その点は大丈夫でしたね。あと、周りに恵まれたっていうのが大きいと思います。見た目のことで、いじめられることがなかった。だから必要以上にコンプレックスに思うこともなかったんです。中高生のときは、ちょっと気にしてたこともありましたけど(笑) 本当に人に恵まれたと思います。
－－－ それでは学校では目立つ存在だったんでしょうか？
ケイリー：私身長が176センチあるので、まずそれで名前は知られていましたね。でも人の中心にいることは好きでした。いろいろな部活に入りまくったり、学級委員長じゃないのにそれっぽいことをしたり。体育祭では応援団長をしたり、体育委員じゃないのに前に出てしゃべっちゃたり。とにかく目立ちたがりだったんですよね(笑)
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－－－ それはきっと楽しい学生生活でしたね！人を笑わせることも、その時から好きだったんですか？
ケイリー：そうですね！それがもう自然というか(笑) 笑われることもいじられることも全然苦じゃなかったので「おいブス！」とか言われてもゲラゲラ笑ってました。いじりって一歩間違えるといじめになっちゃうと思うんですけど、みんな愛を持っていじってくれていたので。今にもその時の経験が生きていると思います。自虐ネタや変顔も抵抗なくできますし、コメントで悪口とか言われても気にならない。本当に人に恵まれていました。いつか中学生のときに付けられた面白いアダ名とか、動画にしたいと思ってますね(笑)