「音楽とビデオを手動で管理」にチェックをしよう

iTunesが立ち上がりiPhoneを認識すると、画面左上に小さく「iPhone」アイコンが表示されるのでクリックしましょう。

画面の左側に接続したiPhoneのメニュー画面が表示されます。

表示されている項目の中から「概要」を選びクリックします。

「概要」の画面が右側に表示されるので下に向かってスクロールしましょう。

「オプション」が表示されています。「オプション」の中に「音楽とビデオを手動で管理」があるのでチェックを入れ、他のチェックをすべて外しましょう。終了したら「適用」をクリックします。これで設定が保存されます。

【iPhone】iTunesで「音楽とビデオを手動で管理」する《転送》

iTunes側の設定は完了したので、これから実際に手動で音楽をPCからiPhoneに同期してみたいと思います。

音楽を同期する方法は2種類あります。

個々の曲を同期する方法と、プレイリスト、つまりお気に入りの曲を詰め込んで作成したフォルダごと同期する方法の2種類です。

1つずつ操作手順を説明していきます。

「ミュージック」を手動で転送する

まず曲を個別にiPhoneに同期する操作方法を説明します。

先ほどの設定でiPhoneの概要画面が立ち上がっていると思うので、画面左上にある「く」のマークを押してトップ画面に戻りましょう。

画面の左メニューの中に「ライブラリ」があり、その中に「曲」があるのでクリックします。

PCの中に保存されている曲が全て画面左側に表示されるので、iPhoneに同期したい曲を選び右クリックしましょう。

プルダウンメニューが表示されます。表示されている項目の中に「デバイスに追加」があるのでカーソルを上に置きましょう。同期するデバイスが表示されるのでクリックします。これで選択した曲はiPhoneの中に取り込まれます。

「プレイリスト」を手動で転送する

次に紹介するのは、プレイリストつまりお気に入りの曲を集めたフォルダをiPhoneに転送する方法です。

プレイリストはあらかじめ自分で作成しておく必要があるので、作成していないような「プレイリスト」フォルダはあっても中は空っぽのはずです。

デフォルトのプレイリストフォルダや自分が作成したオリジナルプレイリストのフォルダは、すべてiTunesのトップ画面の左側にあるメニューの下に表示されています。

転送したいプレイリストを左クリックしてそのままの状態を保ちます。

iTunesのアイコンが表示されるので、クリックした状態で左メニューの上にある「デバイス」のセクションまでドラッグしましょう。

「デバイス」のセクションまでドラッグすると「ミュージック」から「着信音」までが四角形で囲まれるので、マウスから指を離しましょう。これでiPhoneにプレイリストの曲がすべて転送されます。

iPhoneにプレイリストの曲が転送されたかどうかを確認しましょう。

左メニューにある「デバイス」の中に「ミュージック」があるのでクリックします。

iPhoneのストレージに保存されている曲が全て一覧になって表示されていますが、その中に先ほど転送したプレイリストの曲があるのが確認できます。

取り込んだ音楽を削除したいときは

手動でiTunes経由でPCの曲をiPhoneにピンポイントで転送する方法はこれで分かったと思いますが、転送した曲の中には当初は聴きたかったので転送したものの、後になって飽きたのでiPhoneから消去したと思うものがあるかもしれません。

また、iPhoneの内部ストレージの空き容量が心配なので、いらない曲を消去してiPhoneのストレージをきれいに整理したい場合もあるでしょう。

そこで、iPhoneのストレージ内の音楽を手動で消去する方法を説明します。

iTunesのトップ画面左側に表示されているメニューに「デバイス」があり、その中に「ミュージック」があるのでクリックしましょう。

iPhoneの端末内に保存されている全ての曲が表示されます。

その中から消去したい曲を選び右クリックしましょう。

プルダウンメニューが表示されるので「ライブラリから削除」をクリックしましょう。これで選択した曲がピンポイントで消去されます。