【Android】スワイプで戻る！ジェスチャーナビゲーション機能
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【Android】スワイプで戻る！便利なTalkBack ジェスチャー
ジェスチャーナビゲーションと同様に、Androidでは「TalkBack」と呼ばれる機能を使うことができます。
この機能はAndroid 9以前でも使うことができるため、OSが対応していない、事情があってOSのアップデートができない場合にも便利に使うことができますよ。
TalkBack ジェスチャーとは？
Androidに限らず、iOSなどにも「アクセシビリティ機能」や「ユーザ補助機能」と呼ばれる、高齢の方や視覚や聴覚にハンディを持つ方向けの機能が搭載されていることはご存知でしょうか。
例えば画面に表示されている文言を読み上げてくれたり、画面を大きく拡大してくれたり、見やすいように色彩を変更するなど、なかなか機能として設定することは少ないものの、「どんな人でも便利に使うことができるようなツール」となるために用意されている機能です。
ジェスチャーと何か関係があるの…？と思われる方も多いかと思いますが、実はこのTalkBack、ジェスチャー機能を持っているため、普段の操作とは違う操作で簡単に便利に使えるように設定することもできるんです。
たくさんできることがありますが、基本的には全て1本指でジェスチャーすればよく、荷物で手がふさがっている時や、ゴロゴロしている時のスマホ動作がめちゃくちゃ楽になります。
また、カスタマイズすることもできるので、ジェスチャーナビゲーションを設定するよりも便利にできることもたくさんあります！
まずはその種類とできることをご紹介します。
基本ジェスチャーの種類
TalkBackでの基本ジェスチャーは以下になります。
| 操作 | スワイプ |
|---|---|
| 画面上の次のアイテムに移動 | 右にスワイプ |
| 画面上の前のアイテムに移動 | 左にスワイプ |
| ナビゲーションの設定を切り替え | 上下にスワイプ |
| 現在フォーカスしているアイテムを選択 | ダブルタップ |
基本的な動作なので、直感でわかりやすいジェスチャーが割り当てられていますね。
直角ジェスチャーの種類
直角ジェスチャーは直角の2方向へスワイプする動作となります。
例えば上にスワイプしてから90度左へスワイプするなど、「連続した直角動作」で操作します。
TalkBackでの直角ジェスチャーは以下になります。
| 操作 | スワイプ |
|---|---|
| ホーム | 上にスワイプしてから左にスワイプ |
| 戻る | 下にスワイプしてから左にスワイプ |
| 概要 | 左にスワイプしてから上にスワイプ |
| 通知 | 右にスワイプしてから下にスワイプ※対応していないバージョンもあります |
| 画面検索 | 左にスワイプしてから下にスワイプ |
| ローカルコンテキストメニューを開く | 上にスワイプしてから右にスワイプ |
| グローバルコンテキストメニューを開く | 下にスワイプしてから右にスワイプ |
コンテキストメニューとは選択されているアイテムに対して行う動作を選択できたりするメニューのことです。
グローバルコンテキストメニューは全体的に使用するメニュー、ローカルコンテキストメニューはフォーカスのあるアイテムに対して使用するメニューになります。
往復ジェスチャーの種類
往復ジェスチャーは指を「上下左右に往復」させて操作します。
TalkBackでの往復ジェスチャーは以下になります。
| 操作 | スワイプ |
|---|---|
| 画面上の最初のアイテムに移動 | 上にスワイプしてから下にスワイプ |
| 画面上の最後のアイテムに移動 | 下にスワイプしてから上にスワイプ |
| 前方スクロール(1画面を超えるページを閲覧する場合) | 右にスワイプしてから左にスワイプ |
| 後方スクロール(1画面を超えるページを閲覧する場合) | 左にスワイプしてから右にスワイプ |
| スライダーを上に移動(音量を上げるときなど) | 右にスワイプしてから左にスワイプ |
| スライダーを下に移動(音量を下げるときなど) | 左にスワイプしてから右にスワイプ |
TalkBack ジェスチャーの設定
まずはTalkBack機能をオンにします。
すると、チュートリアルが始まりますので、一通り情報を見ておいた方が良いでしょう。
基本的には緑色のフォーカスを当ててからダブルタップで選択できます。
画面スクロールは2本指です。
元々この機能はユーザ補助として備わっているものとなるため、通常の動作や操作とは異なる場合があります。
後からあわてないためにもしっかり操作方法は確認しておきましょうね。
もちろん後からでも確認はできますよ。
また、初期状態だとテキスト読み上げが始まるので、音を出してはいけないところなどでの設定は避けた方が無難です。
