【iPhoneの保留の仕方】通話中他の電話に出るには？

iPhone 7以前のものを使っていた方は、通話中にほかの電話がかかってきたときに通話中の相手を保留にして他の電話に出られる機能（キャッチホン）を使ったことがあるかもしれません。

こちらはキャリアによって有料・無料が異なっていたのですが、iPhone 8以降はどのキャリアでも有料サービスとなってしまいました。

便利なキャッチホン契約ややり方についてチェックしてみましょう。

利用にはキャッチホンの契約が必要

通話中にほかの電話に出ることができるキャッチホン機能は、例えば仕事でA社と連絡を取っているときになかなか連絡が取れないB社から連絡がきたときに便利です。

キャッチホンがなければB社は通話終了となってしまいますが、キャッチホンがあればA社に少し保留で待ってもらっている間にB社に「15分後に再度お電話します」と伝えることも可能です。

ただ終話するよりも、スムーズに連絡が取れますよね。

もしキャッチホン機能を使いたいのであれば、キャッチホンサービスが含まれているオプションを追加する必要があります。

キャリアによって利用料が違うので注意！

キャッチホン契約はキャリアによって利用料やサービス名が違います。

簡単にまとめておくので、自分のキャリアでキャッチホンを使いたいときにどうすべきか参考にしてくださいね。

ソフトバンク

まずソフトバンクの場合は、割込通話（月額220円）への加入が必要です。

その他、「定額オプション＋（基本料プラス月額1,980円）」や「準定額オプション＋（基本料プラス月額880円）」と契約していてもOK。

「定額オプション＋」と「準定額オプション＋」には、両方とも留守番電話保存や割込通話などのサービスがついています。

2つの違いは通話料やSMSの利用料。

「準定額オプション＋」は1回5分以内の国内通話料無料・ソフトバンク携帯宛のSMSは1通3.3円で利用可能ですが、「定額オプション＋」だと国内通話＆ソフトバンク携帯宛のSMS送信が無料で利用できます。

au

続いてauの場合は「割込通話サービス」（月額220円/税込）への加入が必要です。

ほかにも「電話きほんパック（V）」（月額440円/税込）という留守番電話や迷惑電話撃退サービスがパックになったオプションに加入してもOKです。

docomo

docomoは「キャッチホン」（月額220円/税込）に加入する必要があります。

あとはメロディコール・留守番電話・キャッチホン・転送電話の4つのオプションをまとめて使える「オプションパック割引」（月額440円/税込）に加入しても割込通話が使えますよ。

割り込み通話のやり方

続いて割込通話のやり方を紹介します。基本的な手順は同じです。

他にもAさんとの通話を終了してBさんにつないだり、あとからかかってきたBさんの電話を留守番電話に転送するなどのサービスが使えます。

【iPhoneの保留の仕方】保留と消音の違いは？

ここまで「消音ボタンを長押しすると保留になる」と繰り返し紹介してきましたが、そもそも消音と保留にはどんな違いがあるのでしょうか？

最後に消音と保留の大きな違いや使い分け方について紹介します。

「消音」は全くの無音になる

まず「消音」に設定した場合、消音は自分の声や音が相手にまったく聞こえなくなります。

ただ、相手の声は自分に聞こえる状態です。

普通に通話しているときに自分の声だけ相手に聞こえなくなるので、使いどころによっては「電波が悪い？」「故障した？」などと、相手をちょっと不安にさせてしまうこともあります。ちなみにiPhoneの「消音」画面は以下の状態になっています。

それに対して保留にすると相手に聞こえるのは「メヌエット　ト長調」の音楽と「ただいま保留中です」のガイダンスです。自分には「プププ…」という電子音が流れて、双方ともに相手の声をきくことができなくなります。iPhoneで保留中の画面はこんな感じでした。