iCloudでアプリデータの復元はできる?手順と注意点を解説!
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iCloudからアプリデータを復元する方法
「iCloud」にアプリのバックアップが作成できることやバックアップ方法、またバックアップ作成の際には容量が大きいアプリは含めない方がいい理由についてここまで紹介しました。
ここからは、どのようにアプリのデータを復元するのかについて説明していきます。
「iCloudバックアップから復元」を選択するだけ
アプリのデータをiPhoneに復元する方法はとても簡単です。新しく購入したiPhoneまたは初期化したiPhoneの初期設定を進めると「Appとデータ」という画面が立ち上がります。その中に「iCloudバックアップ復元」というオプションが表示されています。
そちらを選択すれば連絡先やメールなどのデータと共に、バックアップが作成されているすべてのアプリのデータを復元することができます。
操作手順
具体的な操作手順について説明します。
- 初期化されたiPhoneを開き、初期設定を指示に従って進める
- 「Appとデータ」画面になったら「iCloudバックアップから復元」を選びタップする
- Apple IDでiPhoneへサインインを行う
- 「バックアップを選択」をタップし、使用可能なiCloudのバックアップリストを選択する
iCloudでアプリデータを復元するときの注意点
iPhoneを初期化する前に、本記事で紹介した「iCloud」へのバックアップ作成をしっかり行っていれば、データの復元は簡単に行えますが、アプリのデータの復元に関しては覚えておくべき大切な点がいくつかあります。
3つの注意事項をこれから紹介します。
復元するアプリの量によって完了時間が変わる
アプリの中には容量が大きいものがあります。
復元するデータ容量が大きければ、復元完了までの所用時間は当然長くなります。
アプリによっては再ログイン作業が必要
アプリのデータがすべて復元されたら、以前と同じようにアプリを使用できるようになりますが、アプリ使用の際にサインインする必要があるかもしれません。
特にクレジットカードなど大切な個人情報を登録しているアプリに関しては、セキュリティの関係上、サインインによって本人確認を再度しなければアプリを使用できないこともあります。
どのアプリが再度サインインする必要があるかはっきりしたことは分かりません。そのため、iPhoneを初期化する前にログインしているアプリのユーザー名とパスワードを紙に書いて保存するなどして、再度サインインを求められても困らないように対策を講じましょう。