【Android】「thumbdata」の削除方法!空き容量を増やそう
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【Android】「thumbdata」は削除しても問題ないの?
Androidユーザーにとって、ストレージを不必要に圧迫しスマホの操作性に悪影響を与える「thumbdata」は「厄介者」以外の何者でもありません。「thumbdata」を消去するだけで何GBもの空き容量を確保できることすらあります。
ただ、「thumbdata」はサムネイル写真のキャッシュを保存するファイルであることを考えると、消去すると「アルバム」アプリで写真が見られなくなるのではと心配になるかもしれません。「thumbdata」を消去しても大丈夫なのでしょうか。
削除しても問題はない
結論を言えば問題ありません。「thumbdata」はサムネイル写真のキャッシュを保存するものであって、撮影された写真を保存するためのものではありません。ですから「thumbdata」を消去しても「アルバム」に保存された写真が一緒に消去されてしまうということはありません。
注意!削除しても時間が経つと再生成される
「thumbdata」の消去に関して覚えておくべき大切なことがあります。「thumbdata」は一度除去すれば二度と復活されないファイルではありません。除去してもまた再び復活して自動的に表示されるようになります。
【Android】「thumbdata」を削除する方法
ここからは、スマホのストレージを圧迫する「thumbdata」フォルダをどのように除去できるかを説明していきます。覚えておいて欲しい点ですが、フォルダを除去すればそれで完了というシンプルなものではありません。
いくつかのステップを踏んでストレージを圧迫しないように処理できます。それでそれぞれのステップをこれから詳しく説明していきます。最初は「thumbdata」フォルダの除去です。
「.thumbnails」フォルダを削除する
「thumbdata」フォルダの除去作業はアプリを使うと簡単に行えます。ここでは「シンプルファイルマネージャー」というアプリを使って作業を進めていきます。下記のリンクにアクセスしてアプリをインストールしましょう。
開発:Simple Mobile Tools
掲載時の価格:無料
Ver:Android 5.2.6
アプリをインストールしたら開きましょう。トップ画面にはスマホの内部ストレージ内のファイルの一覧が表示されています。画面の右上に「︙」が表示されているのでクリックしましょう。
プルダウンメニューが表示されるので「設定」を選びクリックします。
アプリの全般的な設定が行える画面が立ち上がります。「表示・非表示」の項目の中に「非表示のアイテムを表示する」があるので「ON」に設定しましょう。
アプリの内部ストレージ内の「DCIM」フォルダ内に「.thumbnails」が表れます。
次に表示された「.thumbnails」を指で押し続けます。画面の上に異なるアイコンが表示されるので「︙」をクリックしましょう。
プルダウンメニューが表示されるので「削除」を選択しクリックしましょう。これで「.thumbnails」フォルダが除去されます。
画像をSDカードへ移動させる
次のステップは、内部ストレージ内の写真をすべて外部ストレージであるSDカード内に移動させることです。これをしないと「thumbdata」が復活してしまいます。
アプリ一覧を開き「コンテンツマネージャー」アプリを開きましょう。
「コンテンツマネージャー」アプリが開いたら、左メニューにある「画像」をクリックします。
内部ストレージに保存されている画像のフォルダが表示されるので移動したいフォルダを選びクリックしましょう。
フォルダ内の写真が一覧になって表示されます。画面の右上にある「︙」をクリックします。
プルダウンメニューが表示されるので「すべて選択」を押しましょう。
フォルダ内のすべての写真が選択されるので、画面右上にある「︙」をクリックします。
プルダウンメニューが表示されるので「移動」をクリックしましょう。
移動先のオプションが表示されるので「SDカード」を選択しクリックしましょう。これで画像はSDカードに移動します。