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【Operaブラウザ】安全性は?軽くて高速・無料でVPNが使えるよ

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トラッキングブロックや広告ブロックの機能がある

Operaにはトラッキングブロックや広告ブロックといった機能もついています。

Operaブロック機能

トラッキングブロックとは、サイトを見ている時の行動を追跡する「トラッキング」をブロックする機能のことを言います。トラッキングはマーケティング等に広く使われており、サイトでの行動を分析することでCMやPRの決定などに利用されています。

「自分の行動が知られるのが嫌!」という方にはおすすめの機能ですね。

一方、広告ブロックは文字通りネット上で表示される広告をブロックする機能です。ネットを見ていると、ポップアップ広告や自動再生される動画広告が増えてすこし面倒ですよね。

そんな方におすすめなのが、この広告ブロックです。全ての広告をはじけるわけではありませんが、画像系の広告はかなりの確率でブロックしてくれます。

また広告が表示されない分、通信量の削減にもつながりますよ♪(※画像は別の広告ブロック機能があるブラウザを約1か月使った時の削減量です。)

広告削減効果

Google Chromeとお気に入りの同期が可能

Google Chromeとお気に入りの同期ができる点もOperaの魅力の一つです。

いざ別のブラウザに変えようと思っても、お気に入りが自動で移動できないと不便ですよね。その点Operaでは、Googleとお気に入りを同期する項目が用意されており、簡単に移行することができます。

歯車マークの「設定」を開き、「ブックマークと設定のインポート」をクリックします。

Operaお気に入りの同期

次の画面で、「①インポート元」や「②インポートするアイテム」を選び、最後に「インポートする」ボタンを押せば完了です!10秒くらい待つとChromeのお気に入りが使えるようになります。

Operaお気に入りの同期2

なおスマホ版にはインポート画面がありませんが、PCと同じOperaアカウントを使えば同じお気に入りを表示できますよ。

【Operaブラウザ】安全性はどうなの?《不安な点》

続いてOperaの安全性について、不安な面を見ていきましょう。

機能面は素晴らしいOperaですが、残念ながら近年は安全面に疑問の声が上がることが少なくありません。なぜそのような声があるのか、背景を解説していきます。

これからOperaの利用を考えている人は、ぜひ目を通してくださいね。

中国の企業に買収されている

Operaの安全性が懸念される理由には、2016年に中国企業の「奇虎360」に買収されたことがあげられます。現在も会社名はOpera Software ASAのままですが、奇虎360傘下になっており情報漏洩を不安視する声が上がっています。

というのも2017年に中国では国家情報法という法律が成立。「国益のために、国家の情報活動を強化すること」を目的として施行されました。

問題となっているのは第7条で、要約すると「中国企業や国民は政府の要請があれば、国の情報活動に協力しなければならない」というものです。つまり指示があれば、「中国企業は情報を政府に提出するのでは?」と懸念されているのです。

Operaはブラウザソフトのため、個人情報が集まりやすい立場にあります。その情報が他国の政府に流れるかもしれない、と思うと怖いですよね。

そのため、使う前にメリット・デメリットを知り、よく検討することが重要になります。

他のソフトと一緒にインストールされることがある

Operaについて「他のソフトと一緒に勝手にインストールされた」という声を聞くことがあります。ここだけ聞くとマルウェアのように聞こえますが、Opera自体は危険性のないソフトです。

ただし、それは公式のダウンロードページからインストールした場合に限ります。

もし無料ソフトと一緒にインストールされた場合は、正規のOperaではない可能性もあります。正規品のOperaならいいですが、稀に非公式ソフトのことがあるためです。

もし挙動がおかしいようなら、すぐにアンインストールを行いましょう。

また、無料ソフトのインストール時に他のソフトも含まれる場合、基本的にはダイアログで許可を求めてきます。インストール時に何かに「許可」をする際は、必ず内容を確認してから行うようにしましょう!

【Operaブラウザ】使う前にリスクを知っておこう!

今回はブラウザソフトOperaの安全性について解説してきました。

Operaは高速かつシンプルで無料VPNまで備えた高性能ブラウザです。しかし2016年に中国企業に買収され、現在は安全性を懸念する声も上がています。

もし少しでも不安に思うようであれば、他のブラウザの利用も検討しましょう。またOperaを使う!という人も、リスクがあることはよく知っておきましょう。


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