【iPhone】バックアップを暗号化しないとどうなる?解除方法も解説
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操作手順
iOS 11以降・iPadOSを搭載している機種でパスワードをリセットする手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを起動。
- 「一般」をタップ。
- 「リセット」をタップ。
- 「すべての設定をリセット」をタップ。
- 端末のパスコードを入力。
- 確認画面が表示されたら、「すべての設定をリセット」をタップ。
参照:Appleサポート
これで、パスワードをリセットすることができます。
iOS 10以前の場合は?
iOS 11以降・iPad OSを搭載している機種であれば、端末の設定をリセットすることでパスワードを設定し直すことができます。
しかし、iOS 10以前の機種では、パスワードをリセットする方法は存在しません。
iOS 11以降にアップデートできるのであれば、アップデートしてから「すべての設定をリセット」を実行することでパスワードをリセットできます。
iOSのアップデート手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを起動。
- 「一般」をタップ。
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップ。
- 「ダウンロードとインストール」をタップ。
- パスコードの入力を求められた場合は、iPhoneのパスコードを入力。
- 「利用条件」が表示された場合は、画面右下の「同意する」をタップ。
- アップデートに必要なファイルのダウンロードが終わったら、「今すぐインストール」をタップ。
参照:Appleサポート
もし、iOS 11以降にアップデートできない機種を使用している場合は、以下の方法で何とかしてパスワードを思い出して下さい。
- 自分が設定しそうなパスワードを思いつく限り入力してみる
- Macのキーチェーンに登録されているか確認する
- 「Tenorshare 4uKey – iTunes Backup」を使って復元できるか試す
以上の全ての対処法を試してもパスワードが思い出せない場合は、残念ながら今の機種では暗号化を解除できません。
ですので、今後はiTunesではなくiCloudを使ってバックアップを取るようにして下さい。
【iPhone】バックアップを暗号化しているかどうかの確認方法
iPhoneのデータを暗号化してバックアップをとったかどうかは、「iTunes」または「Finder」で簡単に調べることができます。
Windowsでの確認手順
Windowsの場合は、「iTunes」で暗号化しているかどうか確認できます。
- 「iTunes」を起動。
- 画面上部メニューで「編集」をクリック。
- 「環境設定」をクリック。
- 「デバイス」タブをクリック。
参照:Appleサポート
すると、バックアップが一覧で表示されます。
横に鍵のアイコンが付いているのが暗号化されたものになります。
Macでの確認手順
macOS Catalina 10.15 以降を搭載したMacの場合は、「Finder」で暗号化しているかどうか確認できます。
- 「Finder」を起動。
- 「一般」タブをクリック。
- 「バックアップを管理」をクリック。
参照:Appleサポート
すると、バックアップが一覧で表示されます。
横に鍵のアイコンが付いているのが暗号化されたものになります。
macOS Mojave 10.14以前を搭載したMacの場合は、Windowsと同じように「iTunes」で暗号化しているかどうか確認できます。
バックアップを暗号化しないメリット・デメリットを理解しておこう!
暗号化せずにバックアップを作成すれば、復元時にパスワードの入力が必要ないので、パスワードを覚えておく必要はありません。
ただし、iPhoneに保存したパスワードやWi-Fiの設定など、一部のデータはバックアップの対象外となってしまいます。
また、ウイルス感染や不正アクセスによってPCのデータが流出してしまった時に、バックアップからiPhoneのデータを盗み見られてしまう恐れもあるので注意が必要です。
このように、暗号化しないメリットもあればデメリットもあるので、それらを理解した上でバックアップを作成するようにしましょう。