【高い?】PayPal手数料まとめ!アカウントの種類別に解説するよ
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【PayPal】手数料はいくら?
ここまで、PayPalの取引で発生する手数料を4つ解説しました。ここからは実際にいくらかかるのかをご紹介します!
実はPayPalには、「個人アカウント」「ビジネスアカウント」の2つがあり、掛かる手数料がそれぞれ違います。
手数料一覧(個人アカウント)
まず「個人用アカウント」で使っている方に発生する手数料をチェックしましょう。前のセクションで紹介した手数料それぞれがいくらなのかを表にまとめました。これから取引する予定の方は具体的な計算ができるようにしましょう!
手数料(個人アカウント) | 発生する金額 |
---|---|
個人間送金・受取手数料 | 国内:無料 海外:499円 |
商品支払い手数料 | 国内:無料 海外:通貨換算手数料(3%~4%) |
通貨換算手数料 | 送金側が負担:4% 受取側が負担:3% |
出金手数料 | 5万円以上:無料 5万円以下:250円 |
※通貨換算手数料についてはどちらが手数料を負担するかによってパーセンテージが違うので、取引の際は注意が必要です!
手数料一覧(ビジネスアカウント)
では次に「ビジネスアカウント」で発生する手数料を見ていきましょう。
ビジネスアカウントは、主にオンラインでお金のやり取りをするフリーランサーや自分のネットショップを持っている人が使っているアカウントです。
※この表で登場する「40円」とは、日本円で商用取引をする場合にかかる固定手数料です。なので、日本円で受け取る場合には40円をプラスして考えましょう。
手数料(ビジネスアカウント) | 発生する金額 |
---|---|
決済手数料 | 国内:3.60%+40円 海外:4.10%+40円 |
個人間送金・受取手数料 | 国内:無料 海外:499円 |
通貨換算手数料 | 3%~4% |
出金手数料 | 5万円以上:無料 5万円以下:250円 |
基本的なビジネスアカウント手数料は表の通りです。この他にも細かい作業をする際に手数料が加算されます。
【PayPal】手数料が高いと言われる理由
ここまでPayPalの個人用アカウント、ビジネスアカウントそれぞれに発生する基本的な手数料を紹介してきました。
一通り見た後で、やはり「高い」と感じるユーザーも多いのではないでしょうか?
こちらでは、疑問に思っている方に向けて、高めの手数料が発生する理由を紹介します!
「為替レート」に「為替手数料」が上乗せされているから
PayPalで高めの手数料が発生する主な理由は、「為替レート」に加算される「為替手数料」が存在するからです。先ほどご説明した「通貨換算手数料」とも呼ばれています。
別の通貨に変更する時に発生するので、海外サイトでショッピングをした時や外国の方と取引をすると加算されます。
もちろんショッピングだけでなく、個人間のお金のやり取りであっても受取通貨が違う場合にも加算されるので注意してくださいね。
このように為替手数料が加算されるため、実際の為替レートよりも高くなってしまうのです。
(計算例)アメリカの友達に日本円で10万円分送金したらどうなる?
通貨換算で加算される手数料を踏まえて、実際に金額をシミュレーションしてみましょう!
例として、こちらのケースで計算していきます。
- アメリカの友達に日本円で10万円分送金
この場合は、日本円からUSドルに変えるので、通貨換算手数料(3%~4%)が発生します。この他に、海外送金手数料の499円も追加されます。
為替レートはタイミングによって異なります。
- 10万円 – 499円 – 通貨換算手数料(為替レートに加算)
例えば、1ドルのレートが114円とすると、最終的に10万円は872ドル程度(8万7000円程)ということになります。100パーセントの換算はできませんので、最終的な金額をよくチェックしてから送金しましょう。
本人確認が必要な場合も!
10万円を超える金額を取引で使用する際は事前に本人確認を済ませる必要があります。
本人確認をするためには、持っている身分証明書(運転免許証)に加えていくつかの書類を提出する必要があります。
この申請は公式サイトでできますが、自身で本人確認書類のファイルをアップロードしたり、住所宛に送られてきた書類から暗証番号を入力する必要があるなど、結構な手間がかかります。
すぐに完了できる手続きではありませんので、この点は覚えておきましょう。
PayPalを基本から振り返ってみたい方は、こちらに基本的な使い方がまとめられていますので、ぜひ読んでみてくださいね。