Firefox自動更新を無効にする方法!無効化がおすすめできない理由は?
Contents[OPEN]
マルウェア・フィッシングの自動更新を無効にする
自動で更新されるものにはマルウェアとフィッシング対策機能も含まれます。
この機能の自動更新を無効化すると、悪意のあるファイルのダウンロードや個人情報の盗難などのリスクが増えるのでよく考えて実行してください。
Firefoxブラウザのトップページに戻り「≡」をもう一度クリックしてメニューを表示させ、「設定」を選んでクリックしましょう。
「一般」画面が立ち上がるので、画面の左メニューの中から「プライバシーとセキュリティ」を選びクリックします。
画面右側に「セキュリティ」の項目が表示され、その中に「詐欺コンテンツと危険なソフトウェアからの防護」が表示されています。さらにその中に「危険な詐欺コンテンツをブロックする」があるので入っているチェックを外しましょう。これで完了です。
トラッキング防止リストの自動更新を無効にする
Firefoxブラウザには、オンライン上で誰かが自分の残した足跡をたどって個人情報を盗まないようにするため「トラッキング防止」機能があります。
この機能もFirefoxブラウザ上で自動更新されるので無効化します。
「設定」画面に戻り、画面左メニューの中にある「プライバシーとセキュリティ」を選びクリックしましょう。「ブラウザプライバシー」画面が立ち上がるので「カスタム」にチェックを入れます。
隠れメニューが表示されるので、表示されている設定項目の中にある「トラッキングコンテンツ」に入っているチェックを外しましょう。これで完了です。
【Firefox】自動更新を無効にする方法《ブロックリスト》
ここまで「アドオン」「詐欺コンテンツ」「トラッキング」の3つの機能を無効化する方法を説明してきました。
Firefoxブラウザが自動更新しているものはもう1つあります。それが「ブロックリスト」」です。
「ブロックリスト」は追加された悪意のあるアドオン、つまり拡張機能が危険だと判断された場合にブロックして、パソコンに甚大な被害が及ばないようにするためのものです。
「ブロックリスト」が自動更新されないように無効化すると、危険な拡張機能や失効された証明書、またFirefoxをクラッシュさせるグラフィックドライバーの使用を許可し続ける結果になるので、無効化は慎重に考えて行いましょう。
「about:config」をアドレスバーで検索をしよう
「ブロックリスト」を無効化にする操作方法を説明します。
Firefoxブラウザのトップ画面に戻りましょう。画面上部に表示されているURLボックスに「about:config」に入力します。
候補一覧が自動で表示されるので、その中から「about:config-about:config」と書かれているものを選びクリックしましょう。
「注意して進んでください」という画面が立ち上がります。ここからは自己責任で行ってくださいという意味なので「危険を承知の上に使用する」をクリックしましょう。
「false」を入力して無効にしよう
管理者責任で行う高度な設定画面が立ち上がるので、画面上部の入力欄に「extensions.blocklist.enabled」と入力します。
「extensions.blocklist.enabled」が表示されます。「true」になっていたら、同じ欄の右隅に表示されている「変更」タブをクリックしましょう。
ステータスが「false」に変更されました。「false」は無効化されたという意味です。
Firefoxの自動更新の無効化は慎重に考えてから決めよう!
Firefoxの自動更新機能はとても大切な機能です。
ブラウザを最新の状態にしてセキュリティの脆弱性を修正し、悪意のあるユーザーからの攻撃をブロックしてくれるの自動更新ので無効化はおすすめできません。
どうしても自動更新を止めたいと思うなら、リスクを慎重に考えてから実行しましょう。