iPhoneには端末を識別するために名前が付けられていますが、iPhoneの設定次第では他の人の端末にも名前が表示されることがあります。

iPhoneに本名を設定していた場合、思わぬところで他の人に自分の本名を知られてしまう恐れがあるので、ニックネームなど本名以外の名前に変更した方が安全です。

そこで今回は、iPhoneの名前をニックネームに変更する方法について解説していきます！

【Apple ID】名前をニックネームに変えたい！《基礎知識》

名前をニックネームに変更する方法を確認する前に、iPhoneの名前は初期設定のままだとどのように決まるのか、そもそも名前は変更できるのか基本を改めておさらいしておきましょう。

iPhoneの初期設定ではApple IDの名前が登録されているよ

iPhoneには、初期設定だとApple IDに登録した名前が表示されます。

例えば、Apple IDの氏名（フルネーム）が「山田花子」で登録されている場合は、iPhoneの名前は「花子のiPhone」となります。

これは端末を識別するために使用されるもので、あとからiPhoneやPCから任意の名前に変更することが可能です。

本名がバレないようにニックネームに変えてみよう！

Apple IDに登録する名前は必ずしも本名である必要はありませんが、ほとんどの方は本名を登録していると思います。

先ほど説明した通り、iPhoneの名前は初期設定だとApple IDに登録した名前がそのまま使用されるので、Apple IDに本名を登録している場合は、iPhoneの名前も本名になります。

後ほど詳しく解説しますが、実はこのiPhoneの名前というのは他の人にも見られてしまうことがあるため、iPhoneの名前が本名になっていると全く知らない人に本名を知られてしまう恐れがあります。

本名バレを防ぐためにも、iPhoneの名前はニックネームなど本名以外に変更することをおすすめします。

【Apple ID】名前はどんなときに使われるの？ニックネームに変える前に

iPhoneの名前はApple IDに登録されている名前が自動的に使われますが、これは設定次第では全く知らない人のiPhoneにも名前が表示されてしまうことがあります。

本名で登録していると知らない間に本名が流出してしまう恐れもあるので、まずは名前がどのような場面で使われるのか一緒に確認していきましょう。

AirDropでファイルをやり取りする時に表示される

iPhoneの名前は、テザリングやAirDropを利用するときにも表示されます。

AirDropで写真や動画を家族や友達に送信しようとしたとき、以下の画像のように近くにあるApple端末の名前が表示されます。

知り合い同士であれば、自分の本名が表示されても特に問題はないですが、AirDropの受信設定を「すべての人」に設定していると、全く知らない人のiPhoneにもあなたの本名が表示されてしまう場合があります。

それを防ぐには、iPhoneの名前をニックネームに変更した上で、受信設定を「受信しない」か「連絡先のみ」に変更しておいて下さい。

これで設定完了です。