
【Google マップ】自転車ルートが使えない?使える地域はどこ?
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日本では全国的に自転車専用道路の整備が不十分
たくさんの都道府県で自転車ルートの表示ができないことが分かりましたが、Google マップが日本全国で自転車ルートを表示しないことには理由があります。
日本ではまだまだ、自転車専用道路が日本全国に張り巡らされていないんです!
こうした背景があるために自転車ルートが日本全国ではまだ導入されてないようです。
日本でも少しずつ整備が進んでいる!今後に期待しよう
でも、海外のように日本でも排ガス規制が実施され、クリーンな街を目指していく動きが見られます。排気ガスを放出して環境破壊をしない自転車での移動が勧められている地域もあるほどです。
こうした社会の変化や健康ブームが後押しし、今では少しずつではありますが自転車専用道路の整備が広がりつつあります。
日本全国に自転車専用道路が整備されれば、日本全国どこにいてもGoogle マップで自転車ルートが利用できるようになるはずです。
【Google マップ】自転車ルートが使えないときの対処法
Google マップで自転車ルートが使えない地域がたくさんあるのは自転車利用者にとっては残念な話ですが、対処法がないわけではありません。
Google マップで表示されない自転車ルートを自分で計測する方法があります。これからその方法を説明します。
徒歩での目的地までの所要時間に3分の1をかける
自転車専用道路がない場所で自転車が走行するのは車道の左側です。車道と言っても歩道と並行しているので、出発地点から目的地までの徒歩ルートを自転車ルートとして考えることができます。ルート案内の設定の際に、移動手段を「徒歩」にしてマップ上にルートを表示させましょう。
もちろん徒歩と比べれば目的地に到着するまでの所要時間は自転車の方が圧倒的に早いため、徒歩ルートを選択して表示される目的地までの所要時間は自転車には当てはまりません。
でも表示されている所要時間に3分の1をかけてやれば、自転車の所要時間になります。この計算が間違っていないことを示すため、新宿駅から皇居までのルート案内を徒歩で表示させてみます。
所要時間は1時間18分になりました。自転車ルートでの所要時間は24分とはじき出されています。自転車での所要時間を3倍すれば徒歩での所要時間になるという計算になりますが、3倍すると1時間12分になります。
6分の誤差は出ますが、ほぼ正しく所要時間を割り出せたことが分かります。
道路状況や自分自身のペースによって変わるためあくまで目安
移動手段が車や徒歩であっても共通して言えることですが、表示される所要時間はあくまでも目安であって、1分1秒の狂いなく目的地に到着できるわけではありません。
自転車ルートの所要時間の計算も同様で、すべての人が割り出された時間内で目的地に到着できるわけではありません。自転車は車ほどではないものの信号機の影響を受けます。
さらに長距離を自転車で走行すれば、疲れが影響して目的地付近でスピードが落ち、時間通りに到着できないかもしれません。ただ目安としては信頼できるので、計画を立てやすくなるのは間違いありません。