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【Thunderbird】再インストール方法は?削除・復元方法も解説します!

【Thunderbird】再インストール方法は?削除・復元方法も解説します!

【Thunderbird】再インストールをする前に!知っておきたいこと

実際にThunderbirdを再インストールする前に知っておいてほしいのが、「プロファイル」の存在です。

ユーザー情報は「プロファイル」に保存されているよ

プロファイルは、メッセージやメールのパスワード、設定などのユーザー情報を管理しているファイルです。

メッセージを受信したり、Thunderbirdの設定を変更する度に内容が変更されます。

このファイルがあることで、Thunderbirdを起動した時に設定したユーザー情報からメールが読み込まれるし、削除してしまうと再度メールで設定などをする必要があります。

「プロファイル」はアンインストールしても消えない

実はこのプロファイル、Thunderbirdをアンインストールした時に自動的に削除されません

つまり、もう一度インストールすると、初期設定をすることなく元の状態のThunderbirdが起動されるということです。

「すごく便利!」と思いますよね。

実際、Thunderbirdの手動アップデートや、新しく買ったパソコンにThunderbirdを入れなおすときなんかは、プロファイルが大活躍します。

しかし、Thunderbirdの調子が悪くて再インストールするときや、パソコンを売却するというときは、このファイルが残ったままだと情報漏洩につながってしまいます。

Thunderbirdをアンインストールするときは、プロファイルも忘れずに削除しておきたいものです。

「プロファイル」がある場所を確認する方法

プロファイルが格納されているのは、次のフォルダです。

  • C:\Users\ログイン中のユーザー名:\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles
  • C:\Users\ログイン中のユーザー名:\AppData\Local\Thunderbird\Profiles

このフォルダの中に「ランダムな文字.プロファイル名」というフォルダが作られていて、それぞれプロファイルが格納されています。

ちなみに、デフォルトのプロファイル名は「default」です。

例:プロファイル名が「default」であれば、フォルダ名は「ランダム文字.default」

なお、AppDataは隠しフォルダになっています。

この方法以外に、次の2つの手順でプロファイルを見つけることができます。

Thunderbirdを開いて見つける

Thunderbirdアプリの右上の「三」をクリックします。

開いて見つける1

「ヘルプ」をクリックします。

開いて見つける2

「トラブルシューティング情報」をクリックします。

開いて見つける3

アプリケーションの基本情報セクションで、プロファイルフォルダー項目の「フォルダーを開く」ボタンをクリックします。

開いて見つける4

プロファイルのフォルダが表示されます。

開いて見つける5

Thunderbirdを開かないで見つける

デスクトップ左下の「Windowsボタン」を右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。

開かないで見つける1

「%APPDATA%\Thunderbird\Profiles\」と入力し「OK」をクリックします。
 

開かないで見つける2

プロファイルのフォルダが表示されます

【Thunderbird】再インストールをしたい!《バックアップ・復元》

それでは、Thunderbirdを再インストールしましょう。

今使っている状態を再インストール後に復元したい場合は、プロファイルのバックアップと復元を行います。

まずはその手順について解説します。

プロファイルのバックアップを行う方法

プロファイルをバックアップする時は、あらかじめバックアップ先を決めておきましょう。

デスクトップでもUSBフラッシュメモリでも、基本どこでも大丈夫です。

Thunderbirdを起動している場合は、必ず終了してください。プロファイルが格納されているフォルダ(~/Profiles)を開きます。詳しい場所については前章を参照してください。

プロファイルフォルダ(xxxxxxxx.default)を右クリックし、「コピー」をクリックします。

バックアップ1

バックアップ先のフォルダを右クリックし「貼り付け」を選択します。

バックアップ2

これでプロファイルのバックアップが完了です。

もし複数バックアップを取っておきたいのであれば、プロファイルフォルダの名前の後ろに、バックアップした日の日付や時間を入れておくと管理しやすくなるのでおすすめです。

    例:xxxxxxxx.default ⇒ xxxxxxxx.default_20210701

復元するときは、元の名前に戻してくださいね。


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