Macで録音する方法を紹介!無料アプリやソフトウェアも便利!
Contents[OPEN]
- 1【Mac】音声を録音したい!
- 2【Mac】外部の音声の録音をしたいときには?
- 3【Mac】内部の音声を録音したいときには?
- 4【Mac】まだある!録音に使える無料アプリやソフトウェア!
- 4.1【Pages/Numbers/Keynote】文書やプレゼンに音声を貼り付けられる!
- 4.2【GarageBand】新規プロジェクトから使おう
- 4.3【FonePaw PC画面録画】使い方は?
- 4.4【Simple Recorder】Macがレコーダーに
- 4.5【loopback】Quicktimeと組み合わせてラクラクルーティング
- 4.6【Piezo】オンラインのオーディオを録音
- 5【Mac】有料だけど録音に便利!
- 6【Mac】音声がうまく録音できないときの対処法
- 7Macで録音する方法はたくさん!利用の仕方に気をつけて
【LadioCast】の設定&録音方法
ループさせるためのアプリを入れたら、次は、実際にアプリとアプリをつないでくれるLadioCastを入れましょう。
LadioCastは、App Storeからインストールすることができます。
または下のボタンからインストールしてください。
開いてみましょう。
設定するのはマークしている部分だけです。
ここからは、SoundFlowerか、BlackHoleかどうかで設定が少し変わるので、分けて解説しますね。
【Soundfower】 の場合の設定
Soundfowerのチャンネルを設定していきましょう。
チャンネルをきちんと設定することで、流している音を確認しながら録音ができますし、録音がうまくいきやすいので、詳しく説明しますね。
「システム環境設定」>「サウンド」を開きます。
「サウンド」では、出力チャンネルと入力チャンネルの設定ができます。
まず出力タブへ行き、Soundflower2chをクリック!
次に、LadioCastの方も設定していきましょう。
まず入力1です。
「入力1」には、Soundflower2chで、左下の4つの項目はメインとAux1を赤文字表示にしておきましょう。
Aux1に音を流すと、入力している音を聞いて、確認しながら録音することができるんです。
文字をクリックすることで、赤と白の文字色を入れ替えることができますよ。
次に、「出力メイン」にはSoundflower64chを選択しましょう。
出力 Aux1には内蔵スピーカー(MacBook Airのスピーカー)にしておきます。
あれ、さっきは、出力を2chにして、入力を64chにしたのに逆なの?と思うかもしれませんね。
音を再生しているMac本体から、Soundflower2chにデータが出てきて、Ladiocastには、Soundflwer2chからデータが入ってきます。LadioCastに入ったデータは、Soundflower64chで出てきて、QuickTimeなどの録音アプリに入っていく、という流れになっているんです。
Soundflower64chで出力されることは、実際の録音の時に使うので覚えておいてくださいね。
【BlackHole】の場合の設定
BlackHoleの方でも設定してみましょう!
まず、「システム環境設定」>「サウンド」の順にクリック!
出力には「BlackHole2ch」に設定しておきましょう。
次にLadioCastを開いて、入力1から設定していきます。
入力1のチャンネルは、BlackHole2ch、メインと、Aux1を赤文字表示にしておきましょう。
これは、音を聞きながら録音することができるようにするためでしたね。
出力メインには、BlackHole16chを設定しましょう。
続いてAux1に内蔵マイク(MacBook Airのスピーカー)を設定します。
これで、音を流しているMac本体からBlackHole2chに音声データを出力して、LadioCastにBlackHole2chが出力され、LadioCastからBlackHole16chで出力して、録音アプリへ行くというルートが出来上がりました。
「入力2や3はどう使うの?」と気になりますよね。
入力2や3には外部マイクなどを繋ぎ、楽器や歌声など、Macの外から流している音を録音することができるんです。入力を何種類も管理できるから配信などに使いやすいんです。
【QuickTime Player】の設定&録音方法
ここまでの設定ができたら、QuickTime Playerで内部録音ができます!
外部録音での使い方が分かれば難しいことはそんなにありません。
内部録音は次のように行います。
- 録音したい音楽ファイルやラジオなどを開く
- 「ファイル」>「新規オーディオの収録」
- 録音するソースを選択
- 録音ボタン!
SoundflowerとBlackHoleとで違う点は3番めの録音ソースの選択部分だけです。
SoundflowerとBlackHoleに分けて解説していきます。
選んだ方をご覧になって下さい。
【Soundfower】 の場合の設定と録音
ここからは、Soundflowerの場合での録音方法を解説していきます。
まず、録音したい音楽ファイルやラジオなどを開いておきましょう。
QuickTime Playerを開きます。
「ファイル」>「新規オーディオの収録」をクリック!
オプションボタンから、録音するソースを選択します。
録音ソースはSoundflower64chにしておきましょう。
なぜ2chと64chがあるのに64chにするのかな、と思いませんか?
LadioCastの設定では、出力メインをSoundflower64chにしたから、Soundflower64chで出てきますよ、ということになります。
LadioCastから出てきたデータは、QuickTime Playerに入りますよ、ということです。
LadioCastとQuickTime Playerを、Soundflower64chが間に入って繋いでいるということになります。
設定できたら、録音ボタンをクリック!
録音ボタンを押すと録音が始まります。
録音をやめたい時は外部録音のときと同じ様に、録音ボタンをもう一度押すだけです。
後は保存するばかりになりました。
保存する前に「編集」をするのも良いですね。
「編集」>「トリム」を選ぶと、好きなところでトリミングをしたり、いらない部分を削除したりすることができます。
編集が終わったら、「ファイル」>「保存」で好きな場所に保存しましょう。
【BlackHole】の場合の設定と録音
BlackHoleの設定もSoundflowerの設定で違う部分は、録音ソースで選ぶチャンネルだけですよ。
まず、録音したい音楽やラジオを開いておきます。
QuickTime Playerを開き、「ファイル」>「新規オーディオの収録」をクリック!
録音ボタンの横のオプションから、録音するソースを選択します。
BlackHoleの場合は、BlackHole16chを選びましょう。
なぜ16chかというと、LadioCastの設定で出力先にBlackHole16chを選んだからです。LadioCastとQuickTime Playerを繋ぐのがBlackHole16chとなります。
LadioCastとQuickTime Playerの設定は写真の通りです。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今までの設定を全て逆にしても同じことができます。
つまり、サウンド設定で出力先をBlackHole16chにして始めれば、LadioCastの入力1がBlackHole16chになり、出力がBlackHole2chになるので、QuickTime Playerの入力ソースで選ぶのはBlackHole2chになるんです。
設定ができたら、録音ボタンを押して、録音を始めます。
録音が済んだら、編集でトリムなどをして、「ファイル」>「保存」で好きな場所に保存しましょう。
【Mac】まだある!録音に使える無料アプリやソフトウェア!
ここまでQuickTime Playerを使った録音方法についてご紹介してきました。
ちょっと大変だなって思った方もいらっしゃったかもしれませんね。
ここからは、アプリやソフトを入れるだけでもっと簡単に録音できる方法をご紹介していきます。
この章では、無料でできるアプリやソフトを集めました。
Macにある機能だけでできるものもあります。
ちなみに、SoundflowerかBlackHoleを入れておくとスムーズに動くものもあるので、入れておくのがおすすめです。
【Pages/Numbers/Keynote】文書やプレゼンに音声を貼り付けられる!
Macの純正アプリ、PagesやNumbersやKeynote、使ったことはありますか?
実はPages、Numbers、Keynoteでも外部録音ができちゃうんです。
しかも、必要なのはPagesやNumbers、Keynoteだけ!とっても簡単です。
文書やプレゼンに音声を貼り付けて文書の読み上げに使ったり、特に説明したい部分だけ強調するために音声を貼り付けたりして、文書を共有する相手と効果的なやり取りができます。
まず、Pages/Numbers/Keynoteのアイコンをクリック!
「メディア」という写真のようなアイコンをクリックするとメニューが開きます。
「オーディオを録音」をクリック!
Numbersにも全く同じアイコンとメニューが開きます。
Keynoteも同じです。
3つとも同じ方法で操作できますよ。
「オーディオ録音」をクリックすると、録音ボタンのポップアップが開きます。
録音の赤いボタンを押したら、声や音を吹き込むだけ!
録音を終えたい時は、録音を始めたときと同じボタンを押せば停止できます。
録音した音を聞いて確認することや、「トリム」で必要な部分だけカットすることもできます。
挿入ボタンを押して文章に追加してみましょう!
録音が終わると、再生ボタンだけの丸いアイコンができます。
文書の好きなところに置けば音声付き文書の完成です!
【GarageBand】新規プロジェクトから使おう
GarageBandも、Macに入っている標準アプリの一つですよね。入っていない、という場合はApp storeで無料で手に入れることができます。
GarageBandでは、内部録音も外部録音も可能なのですが、内部録音をするには、SoundflowerかBlackHoleを入れておく必要があります。
まず、録音したい音楽や、ラジオを開いておきましょう。
GarageBandを開き、「空のプロジェクトを作成」をダブルクリック!
するとどんな録音をしますか、という画面が開きます。
「ボイス」をクリック!
すると3部屋に分かれている画面が開きます。
「Garageband」>「環境設定」をクリック!
入力デバイスは、QuickTimeの時と同じBlackHole16chにしてみました。
SoundflowerだとSoundflower2chとなりますね。
「システム環境設定」>「サウンド」の方の設定は、出力デバイスがBlackHole2chで、入力デバイスはMacBookAirのマイク(内蔵マイク)のままです。
ここまで設定できたら録音可能なのですが、デフォルトのまま録音するとメトロノームのカチカチ音が入ってしまいます。
紫色のメトロノームアイコンをクリックしてグレーにしておきましょう。
メトロノームアイコンをグレーにしておくと、カチカチ音が消えます。
画面真ん中辺りにある、赤丸のボタンを押すと、録音が始まります。
やめる時は、四角のボタンを押しましょう。
録音を終えたら、右側の音の波が記録されているところの、白いバーをクリックしてドラッグすると、途中から再生できたり、ハサミマークを押してトリミングすることができます。
保存は他の文書アプリと同じ様に行います。
好きなところへ保存しましょう!
GarageBandは操作がちょっと難しそうですが、無料で使える便利なアプリなので、ぜひ試してみてください。
【FonePaw PC画面録画】使い方は?
FonePaw PC画面録画は、無料版を使うことができるソフトです。
インストールをしたら、流している音楽をワンクリックで録音できます。SoundflowerやBlackholeなどは必要なく、ソフトだけで録音が可能です。
ただし無料で使える機能には制限があります。トリミングなどの編集をすることができません。
時間制限があり、3分までの録音ができます。
使い方は簡単です。操作パネルがとてもシンプルで使いやすく、RECボタンを押したら録音開始です。
保存はFonePawの専用の管理画面に行います。
データは、「場所」>「FonePaw Screen Recorder」の中に保存されます。
無料版をアンインストールする際は、通常のアプリのように、アプリケーションからアイコンを削除しても消えません。
MIDI設定のところに存在し続けます。
完全に消去したい場合は、まず、「Finder」>「場所」>「FonePaw Screen Recorder」の取り外しマークを押して外しましょう。
次に「Finder」>「移動」>「ホーム」とクリックして、「ホーム」>「ライブラリ」>「Audio」>「Plu-gins」>でファイル名を削除し、同じく「ホーム」>「ライブラリ」>「Preferencce」>「Audio」内にもファイルが残っていないか確認し、削除します。
更に再起動すると完全に削除されます。