【iPad】動画撮影をしたい！《スローモーション・タイムラプス》

ここまで、iPadの「カメラ」アプリを使って動画を撮影する手順を説明しましたが、実は、基本の撮影モード以外に2つのオプションが利用できるようになっています。

「スローモーション」と「タイムラプス」の2つです。

これからこれら2つの撮影モードの操作手順を説明していきます。

スローモーションビデオを撮影する方法

「スローモーション」の撮影モードとは、通常の撮影スピードの4分の1の速さ（120FPS・120コマ/秒）でビデオを撮影する機能のことです。ビデオそのものは通常通りに撮影されますが、ビデオの再生の際に通常の4分の1の速さになります。

なお「スローモーション」の撮影モードでの撮影が行えるのは背面カメラだけなので覚えておきましょう。「カメラ」アプリの撮影画面に戻ります。撮影画面の右メニューの中にある「ビデオ」の上に「スロー」があるので選択し、「撮影開始」ボタンをタップしましょう。

タイムラプスビデオを撮影する方法

「タイムラプス」の撮影モードとは、一定の間隔で撮影した静止画像をつなげ、あたかも長い時間をかけて撮影されたかのような印象を与える動画を撮影する機能のことです。操作手順を説明します。

「カメラ」アプリの撮影画面に戻ります。撮影画面の右メニューを下に向かってスワイプしましょう。

メニューの中に隠れていた「タイムラプス」が現れるので設定し、「撮影開始」ボタンをタップすれば撮影が開始されます。

【iPad】動画撮影をしたい！画面録画をする方法

iPadで動画を撮影する方法や撮影モードについてここまで紹介しましたが、表示方法が異なるだけで基本的にはiPhoneの動画を撮影する方法と同じであることが分かりましたね！

撮影の対象や方法は違うものの、iPadにはiPhoneと同様にもう1つの動画撮影機能があります。「画面録画」と呼ばれる撮影機能です。

「画面録画」とは、デバイスの画面に表示されるコンテンツを動画として撮影して端末内にデータ保存できる機能のことです。

【iOS 14以降】コントロールセンターからできるよ！

「画面録画」はiOS 14に追加された最新機能なので、iOS 14を搭載していないiPadでは利用できません。

そして、iPadで画面録画を行うには、「コントロールセンター」を立ち上げる必要がありますが、あらかじめ「コントロールセンター」のメニューに「画面録画」を追加する必要があります。

「画面録画」を「コントロールセンター」に追加する方法を説明します。ホーム画面にある「設定」アプリをタップして開きましょう。

「設定」画面の左メニューの中に「コントロールセンター」があるのでタップします。画面の右側に「コントロールセンター」が表示されるので、画面を下に向かってスクロールしましょう。

「コントロールを追加」の中に「画面収録」があるので、左隅に表示されている「＋」をタップしましょう。

「画面収録」が「コントロールセンター」に追加されました。

画面録画をする方法

「画面収録」が「コントロールセンター」に追加されたので、早速「コントロールセンター」を立ち上げて画面録画行ってみましょう。録画したい動画やWebページを立ち上げ、画面の右上を下に向かってスワイプしましょう。

「コントロールセンター」が立ち上がるので、「画面録画」アイコンをタップします。タップしたらすぐに画面をどこでもいいのでタップして、「コントロールセンター」を閉じましょう。

「画面録画」が始まります。録画の停止を行うには、撮影画面の右上に小さく表示されている「画面録画」アイコンをタップします。

ポップアップが表示されるので「停止」をタップしましょう。これで「画面録画」は停止します。