電子書籍は、専用端末はもちろんタブレットやスマホでも読むことができますが、「大きな画面でストレスなく読みたい」「アプリを使わずに閲覧したい」と思うこともありますよね。

スマホより大きい画面で読みたいときには、普段から使っているPCを使ってみてはいかがでしょうか。

今回は、PCで電子書籍を読むときに利用するブラウザビューワーやアプリの使い方を紹介していきます。

PCで電子書籍を読みたい♡できるの？

「スマホはどこでも利用できるのはいいけれど、いちいち拡大して読むので少し疲れる」「タブレットは便利だけれど、もっと大きい画面なら見開きのままで読めるのに」と思うことはありませんか？

電子書籍にはさまざまなコンテンツがあるので、最適な環境や端末もその都度変わってきます。

そんなときに知っておきたいのが、PCで電子書籍を読む方法です。

電子書籍をPCで読むには特別な準備が必要なのではないかと思うかもしれませんが、何の準備もなく利用できる方法もあります。

年々使いやすくなっているので、やり方を紹介していきます。

PCで電子書籍を読む方法は2つ！違いは？

PCで電子書籍を読む方法は、大きく分けて2つあります。

1つがブラウザから読む方法で、もう1つがダウンロードして読む方法です。

ブラウザから読む場合は、PCで電子書籍ストアにアクセスしてインターネットに繋がった状態を維持しながら、作品のページを読み進んでいきます。

一方、ダウンロードして読む場合は、それぞれの電子書籍ストアが提供している専用アプリを利用します。

コンテンツをダウンロードしてアプリに保存することで、通信データ量を気にすることなく、オフラインの状態でも作品を楽しめるようになります。

PCで電子書籍を読む条件は？

電子書籍ストアで試し読みできる作品や無料配信しているコンテンツはブラウザで読めるようになっていますが、購入した電子書籍をPCのブラウザで読むためには、電子書籍ストアにアクセスしてログインしている必要があります。

ブラウザ表示に対応している電子書籍ストアやコンテンツであれば、サイトにログインすることによって、自分のページにある本棚や購入したコンテンツにアクセスして閲覧できます。

一方、コンテンツをダウンロードしてPCで電子書籍を読むためには、閲覧できるとともに、保存して管理するための専用アプリが必要です。

ブラウザ表示に対応していないコンテンツは、利用する端末に合ったアプリをインストールすることではじめて、購入した電子書籍作品を読めるようになります。

電子書籍ストアはそれぞれに自社のコンテンツを利用するためのアプリを作成しているので、電子書籍ストアごとに異なるアプリを利用する必要があります。

電子書籍ストアのアプリには、スマホやタブレット用だけでなくPC用のアプリがあります。

同じサイトのアプリを複数の端末にインストールすることで、それぞれの端末のアプリを同期してコンテンツを共有して利用することもできます。

PCで電子書籍を読みたい♡《ブラウザビューワーを使う》

ブラウザビューワーは、普段から使っているインターネット閲覧用のブラウザを使って読む方法です。

PCだけでなく、スマホやタブレットからもブラウザを使って閲覧することはできます。

この場合、電子書籍ストアにアクセスした状態でコンテンツを開いて、ページをめくりながら閲覧します。

アプリをダウンロードするなどの特別な準備は必要ありませんが、購入した作品を読むためには、サイトにログインして自分のページにアクセスする必要があります。

ブラウザ表示に対応しているかどうかは電子書籍ストアやコンテンツによって異なりますが、対応していればPCのブラウザで、そのまま電子書籍を読むことができます。

ブラウザビューワーが使える電子書籍のストアは？

ブラウザビューワーでも読みやすい電子書籍ストアには、凸版印刷グループの「BookLive!」、Yahoo! JAPANグループの「ebookjapan」、Kadokawaが運営する「BOOK☆WALKER」、DMM.comが運営する「DMMブックス」などがあります。

ブラウザビューワーに対応しているかどうかの状況は、電子書籍ストアによって異なります。また、すべての作品で利用できるのではなくコンテンツごとに対応しているストアもあります。

一例を挙げると、Amazonの「Kindle」では漫画や固定レイアウトの電子書籍の多くでブラウザビューワーが使えるようになっています。

大日本印刷が運営する「honto」でも購入した漫画などのコンテンツをブラウザで閲覧できます。