ペアレンタルコントロールでできること

ペアレンタルコントロールの意味が理解できたら、実際にどのようなことができるかをチェックしていきましょう。

2021年12月現在では、「使用時間制限」「使用制限」「検索制限」そして「プライバシーの設定」の計4種類をカスタマイズできます。

使用時間制限

1つ目の「利用時間制限」は、子どもが使っているTikTokの時間を制限できる設定です。

40分から120分までの選択肢から制限したい時間を変更できます。

設定した時間に到達すると、アプリが使えなくなるので、スマホの見過ぎを防止できるのもメリットです。

ペアレンタルコントロール設定にはパスワードが必要なので、これを入力しない限り利用時間制限がリセットされることもありません。

使用制限

2つ目の「利用制限」は、閲覧できる投稿に制限をかける機能です。

不適切だったり、悪影響を与える内容の投稿を非表示にできます。

この設定を済ませるとログアウト・別アカウントでのログインができなくなります。

検索制限

3つ目の「検索制限」は、TikTokの検索機能に利用制限をかける機能です。

通常、検索では新しくユーザーを見つけられますが、制限設定をすると使えません。

見ず知らずの人とトラブルを引き起こすリスクもなくなります。

プライバシーの設定

4つ目の「プライバシー設定」では、アカウントの公開・非公開などを変えられるだけでなく、DMを使えない設定にすることもできます。

もし制限したいアカウントで投稿されている動画が既にある場合は、コメントできる人を制限できます。

【TikTok】年齢制限が分かったら！安全に使う方法を知ろう♡

最後に、より安全にTikTokを使うためにやっておきたい設定について紹介します。

TikTokに登録して、楽しく使うためにもぜひやってみてくださいね。

ここでご紹介するおすすめの設定は、全部で3つです。

安全フィルターを使おう

1つ目の設定は、安全フィルターです。

先ほども紹介した「公開範囲」や「コメント」などをあらかじめ制限できます。

公開範囲、DMができる人、コメントができる人などを設定できるので、見知らぬ人からの怪しいメッセージやスパム等を防ぐことができます。

また、悪意のある内容や不適切だと思われるコメントを自動的に非表示にしてくれるコメントフィルターもおすすめです。

TikTokの監視システムによって嫌なコメントを検出してくれるので、自分で削除などの処理をする必要がありません！

ただし、自動的な検出機能なので、全ての悪意コメントが100%非表示になるとは限りません。

フィルターをかけても嫌な内容が投稿される場合は、積極的にブロック機能を駆使しましょう。

アカウントをブロックすれば、その人からコメントができなくなります。

アカウントは非公開で使う

2つ目の設定は、アカウントを非公開で使うことです。

他のユーザーとコミュニケーションをとりにくくなってしまうかもしれませんが、アカウントを守るための最善策でもあるので、非公開にしたままに使うことをおすすめします。

アカウント非公開の状態にすると、他の人からはその方の投稿一覧（プロフィール画面）に何も表示されなくなります。

見たい場合はフォロー申請を送らなければいけません。

アカウントを非公開にする方法をおさらい

さっそく、非公開設定の方法をご紹介します。

TikTokアプリで「プロフィール」→「≡」→「プライバシー」の順番にタップしてください。

プライバシー設定メニューが表示されるので、一番上にある「非公開アカウント」のスイッチをタップして有効化しましょう。これで他の人から投稿などを見られる心配がありません。

他のユーザーへのおすすめ表示はオフにしよう

3つ目の設定は、「おすすめ表示」の無効化です。

TikTokでは、同じような趣味を持つフォロワーを見つけやすくするため、自分のアカウントが他の方へのおすすめ一覧に表示されることがあります。

これをオフにすれば、プライベートでアカウントを使えます。

おすすめ表示をオフにする手順をおさらい

では、実際におすすめ表示を無効化してみましょう。

「≡」から「プライバシー」の順番にタップして設定メニューを開いてください。この中にある「あなたのアカウントのおすすめ表示」を書かれた項目をタップします。

次におすすめ表示するカテゴリをカスタマイズできます。全ての項目（スイッチ）をタップして無効化しましょう。見ず知らずの人におすすめ表示されなくなるので、むやみにフォローがくる心配も少ないです。

TikTokの年齢制限を理解して安全に楽しもう！

今回は、TikTokで設けられている年齢制限にフォーカスして説明しました。

13歳から15歳・16歳から17歳の年齢層で制限がかかることが分かりましたね。

全ての機能が使えるのは20歳を超えてからなので、限られた機能の中で安全に楽しみましょう！

セキュリティやプライバシーが気になる方は、アカウントのプライバシー設定からいつでも非公開化できます。

上手に組み合わせてTikTokを活用してみてくださいね！