iPhoneの方位磁石の初期設定と使い方!「真北を使用」とは?
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iPhoneの方位磁石の使い方
つづいて、iPhoneの方位磁石の基本的な使い方についてチェックしましょう。
十字カーソルを中央に合わせる
iPhoneの方位磁石を使って正確な方角を知るには、「コンパス」アプリを起動したあと、iPhoneを水平に保ちましょう。
iPhoneを水平にすると、小さな十字カーソルが画面中央に合わさります。その状態でiPhoneを動かして方角・座標・高度を測定・確認してください。
方位磁石の見方
「コンパス」アプリでは、画面下部にiPhoneの上部が向いている方角が表示されます。
位置情報の利用を許可していれば、方角に加えて以下の情報が表示されます。
- 座標(緯度・経度)
- 高度
- 現在地(都道府県・市区町村)
緯度・経度が記載されている部分をタップすれば、「マップ」アプリが起動して地図上でその位置が表示されます。
方角をロックする
方角が決まったあとに画面をタップすれば、方角をロックできます。
方角をロックした状態でiPhoneの向きを変えると、ロックした方角から何度変化したか赤いバンドで表示されます。
再度画面をタップすれば、方角のロックを解除できますよ。
「真北を使用」をオンにして使う
iPhoneの「設定」アプリで「コンパス」を開くと、「真北を使用」という項目があります。
この設定がオフになっている場合は「磁北」、オンになっている場合は「真北」が表示されます。
そもそも、方角の「北」には以下の2種類があります。
- 磁北:方位磁石が指し示す北。
- 真北:北極点(北緯90度)の方向。一般的な北のこと。
「真北」と「磁北」は場所によって大きく変わり、日本の場合だと約5度~10度ほど西側にズレがあります。
正確な北は「真北」で、地図や建築図面では「真北」を基準にした方位が採用されています。
大まかな方角を把握するだけで良ければ「真北を使用」をオフにしたままでも問題ありませんが、以下のように正確な方角を知りたい場合は「真北を使用」をオンにした状態で測定するようにしましょう。
- 道に迷ったとき
- 北極星の位置を知りたいとき
- 建築図面を描くとき