【iPhone】スクリーンの白黒反転とは?標準アプリで設定する方法
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カラーフィルタを利用する方法
iPhoneでは、「カラーフィルタ」という機能を利用してスクリーン全体の色相や明るさを変更することができます。
色覚異常を持っている人や、デフォルトの色相だと画面が見づらいという人は、カラーフィルタの利用をおすすめします。
カラーフィルタを利用するには、まず「設定」アプリを起動して「アクセシビリティ」をタップします。
「画像表示とテキストサイズ」をタップしましょう。
「カラーフィルタ」をタップして下さい。
「カラーフィルタ」の設定をオンにします。
「カラーフィルタ」をオンにすると、以下の4つのフィルタの中からお好きなフィルタを選択できます。
- グレイスケール
- 赤/緑フィルタ(1型色覚)
- 緑/赤フィルタ(2型色覚)
- 青/黄フィルタ(3型色覚)
「色合い」をタップすれば、スクリーン全体の色相や強さを調整することができます。
「強さ」のスライダを左に動かせば色合いが弱く、右に動かせば色合いが強くなります。
「色相」のスライダを左右に動かせば、スクリーン全体の色相を変更できます。
【iPhone】白黒反転機能とダークモードの違い
iPhoneには、白黒反転と似た機能として「ダークモード」という機能もあります。
ダークモードもスクリーンの配色を白基調から黒基調に変更できますが、白黒反転とは見え方が異なります。
ここからは、ダークモードの設定方法や白黒反転との見え方の違いについて解説していきます。
ダークモードとは
iPhoneの「ダークモード」とはiOS 13で追加された、スクリーン上の配色をデフォルトの白基調(ライトモード)から黒基調に切り替えられる機能です。
背景色は白から黒に、文字色は黒から白に変わりますが、写真や動画、アプリのアイコンやメニューボタンなどそれ以外の配色は変わりません。
ダークモードに切り替えることで、周囲が暗い場所での目の負担を抑えられるので、長時間操作していても目が疲れにくくなります。
また、ライトモードと比べて消費電力が少ないのでバッテリーの節約にも有効です。
ちなみに、ダークモードの設定も白黒反転の設定と同様、ホーム画面や標準アプリだけでなく、一部のサードパーティ製アプリにも影響を及ぼします。
ダークモードの設定方法
ダークモードに設定するには、まず「設定」アプリを起動して「画面表示と明るさ」をタップします。
「外観モード」で「ダーク」を選択しましょう。
画面が黒基調に切り替わったら設定完了です。
ちなみにダークモードは、指定した時間になったら自動で切り替わるように設定することも可能です。
「画面表示と明るさ」で「自動」の設定をオンにします。
「オプション」をタップしましょう。
ここで、ライトモードに切り替わる時間・ダークモードに切り替わる時間を設定できます。
自分で時間を決めたい場合は「カスタムスケジュール」をタップした後、ライトモードに切り替わる時間・ダークモードに切り替わる時間を設定しましょう。
白黒反転とダークモードの見え方の違い
ここからは、白黒反転(クラシック)に設定した場合と、ダークモードに設定した場合の画面の見え方の違いについて解説していきます。
ホーム画面
まずは、ホーム画面の見え方の違いを見ていきましょう。
「白黒反転(クラシック)」に設定した場合は、以下のようなホーム画面になります。
「ダークモード」に設定した場合は、以下のようなホーム画面になります。
「白黒反転(クラシック)」では色が反転していますが、「ダークモード」では反転していません。
アプリの画面
次に、Safariの画面の見え方の違いを見ていきましょう。
「白黒反転(クラシック)」に設定した場合は、以下のような画面になります。
「ダークモード」に設定した場合は、以下のような画面になります。
「白黒反転(クラシック)」では全体の色が反転していますが、「ダークモード」ではSafariのメニューの背景色と文字色のみ白黒が反転しています。
次に、Instagramアプリの画面の見え方の違いを見ていきましょう。
「白黒反転(クラシック)」に設定した場合は、以下のような画面になります。
「ダークモード」に設定した場合は、以下のような画面になります。
「白黒反転(クラシック)」では全体の色が反転していますが、「ダークモード」では背景色と文字色のみ白黒が反転しています。
写真
次に、写真の見え方の違いを見ていきましょう。
「白黒反転(クラシック)」に設定した場合は、以下のような画面になります。
「ダークモード」に設定した場合は、以下のような画面になります。
「白黒反転(クラシック)」では色が反転していますが、「ダークモード」では反転していません。