スマホカメラ撮影術!スマホでもプロっぽく撮れる!!【構図編】
スマホで写真撮る時、構図を意識していますか?ちょっと構図を意識するだけで見え方が大きく変わります。今回はスマホでも簡単にできる撮影法をご紹介していきたいと思います!一眼レフみたいな難しい技術は必要ないです!フォトジェニックな写真を撮りましょう!
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分割法で「見せたいもの」を主張!テクニックはいらないです!
なんて偉そうに書き始めましたけど、お前はカメラのプロなんか? って当然の疑問を抱いているでしょう。逆の立場だったら筆者もそう思ってますね、間違いなく。
カメラの構図(しかもスマホの)を気にしてみようなんて思うのは、カメラ大好きな人かひねくれたヤツくらいですし(筆者は後者)。
プロの人は、意識とかじゃなくて「基本」として抑えているのが“構図”というものです。奇抜な画角の写真とかありますけど、ああいうのも全部構図を踏まえた上での撮り方なんです。
テクニックはいらない!ちょっと意識するだけで見栄えよく撮れる!そんな構図が沢山あります!
こーんな感じでプロっ“ぽく”写真が撮れるようになる構図をご紹介します!
三分割法
写真を縦・横に三等分して、その交点付近に被写体を配置する構図を三分割法をといいます。
おそらく1番汎用性の高い写真構図ですね。
これが三分割法を使用した写真です。
↓↓実際に分割するとこんな感じです↓↓
右側の交点に国立劇場の看板を持ってきて、左側1/3に奥に続く道路を見せています。中央部には左に手を伸ばす木が生えていたので、1番茂っている点を左上の交点に持ってきて、看板と木が寄り添っている感じを出してみました(それっぽいこと言ってみた。)
別に、グリット線の交点に被写体を配置しなければならない! というようなことでは無いので、自由に撮影して良いんですが、1つの方法論として覚えていただければと思います。じゃんけんのチョキを「人差し指と中指」にするか「親指と人差し指」で拳銃のヤツにするかの違い、みたいなものです。
被写体が中央に寄ってバランスが良く見える構図です。
二分割法
1つ減って二分割法です。
こちらは写真中央に一本線を入れて、左右(もしくは上下)でメリハリを付けることを言います。こちらもほんの少し意識するだけでOKです!
真ん中を横切る電車によって、道路と空を分けてみました。鉄道橋と道路が立体的に交差しているのがなんか良いなぁと思って撮りました。
ちょっとゴチャっとしちゃいましたが、個人的にお気に入りの写真です。
二分割法は「暮れなずむ街」とか「浜辺と海」とか、そういう広い風景を撮る時に役立つと思います。
場合によっては三分割法を適用しても面白い写真が撮れるかも知れませんね。空を広く撮るだけで結構印象が変わると思います。
構図は“見映えする”お手本に過ぎないので「絶対この構図!」みたいな決まりは無いです。色々試しましょう!
対角線構図
こちらは筆者が濫用しがちな構図です。文字の通り写真の対角線上に被写体を配置する構図で、奥行きが感じられます。
道とか電車とか、長い被写体に使用しやすいです。
鮎の塩焼きにも躍動感が出て楽しいです。
消失点を意識しよう
消失点構図は目線を消失点に誘導してくれる構図です。
上の写真の場合、絵馬のトンネルが集中線になって、奥の光が消失点になっています。
こちらの写真では手前のフェンスを集中線に利用してみました!消失点構図は何を消失点に置くのか、何が集中線になっているのか、そこにセンスが問われて色々遊べる構図だと思います。