まず、ARIAという作品自体が「癒し」という言葉で現しきれない存在なんです

女の子がイチャイチャするだけの男ウケを狙ったありがち作品じゃないんですよ。いや私はそういうのも好きなんですけど。

ARIAとは、ヴェネツィアを模した、未来の火星の都市“ネオ・ヴェネツィア”で“ウンディーネ”と呼ばれる花形水先案内人を目指す少女たちのお話です。

ここに出てくる少女たちの日常―――彼女たちの関係性や、ネオ・ヴェネツィアの美しい風景を見ていると「癒し」という言葉を超越した何かに心を洗われるんですよね。

百語るより一つの事例を。

例えば、あるキャラクターには尊敬する先輩がいるのですが、どんな時も怒らない先輩にその理由を尋ねます。すると、こんな返答が返ってくるんですよ。

もし社長と一緒にスイカ割りをするなら『そっちじゃない』『そっちじゃない』ではなく『こっち』『こっち』と声をかけ続けるわ。それが私のやり方。

つい「そうじゃない」と否定的なことばかり言いがちな自分に気づいて……！

あ、ちなみに社長というのは少女たちが営む会社のマスコット的存在のネコ（？）さんです。

そんな教訓的な話もあれば、少女が影踏みしながら町中を探索するほっこり話もあり、本当になんて言うんでしょうね、心が洗われるとしか言いようがない…！

こんなに癒やされる音ゲーがかつてあっただろうか

私にとって音ゲーのイメージって「ドラムでロックな曲を演奏している」 感じなんです。熱くなって、一心不乱にダカダカダカッって。

でもこのゲームは違う。 「月の美しい夜にお城のバルコニーでハープを奏でている」感じ。

伝わりますかね、言いたいこと！？ プレイしたら分かるはずです！ なんていうか、穏やか。自分や周囲を労ってる感じ。効果音とかにも癒しのこだわりを感じます。 “ヒーリング” とは上手く言ったもんですね！ これはありそうでなかった新ジャンル。

ちなみにこんな感じですよ♪

難易度は音ゲ下手な私でも楽々クリア！ なものから、音ゲ好きの多い男性にも納得の難易度まで様々です。

音ゲの中では割りととっつきやすい方だと思います♪でも難しいものは、私まだ手が追いつきません…！

とはいえ、このゲームは、自分に合う難易度をまったりプレイするのが正解だと私は思いました。

ムキーってなっちゃったら、せっかくのヒーリングの世界を楽しめませんものね。

ARIA 〜AQUA RITMO〜

▼関連サイト
ARIAアプリ公式ページ

まさみ
私が最初に出会ったのは「アーニャちゃん」。ゆるふわ髪がかわいいほんわかした感じの子なのですが、うっかりクリア失敗したら「シベリア送りです」って；；　シベリアは嫌！ と思って次にパーフェクトを取ったら「完璧すぎて、シベリア送りです」。世知辛い。