【iPad】外付けHDDから動画を保存して再生しよう!必要なものは?
動画は容量が大きいので、外付けHDDやUSBメモリ、SDカードなどに動画を保存しているという方は多いと思います。
それをiPadで再生できたら便利ですよね。実は、iPadと外付けHDDを接続してデータを読み込んだり、書き込んだりできるんです。
今回は、外付けHDDから動画をiPadに保存して再生する方法について解説していきます!
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【iPad】外付けHDDから動画を保存して再生したい!《基礎知識》
まずは、iPadで外付けHDDから動画を保存して再生するための基礎知識をチェックしていきましょう。
外付けHDDが接続できる条件は?
iPadに外付けHDDを接続するには、以下の条件を満たしている必要があります。
- iPadがiPad OS 13以降にアップデートされていること
- 外付けHDDがiPad対応のファイルシステムでフォーマットされていること
条件をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
iPadがiPad OS 13以降にアップデートされていること
2019年にリリースされたiPad OS 13では、Apple純正の「ファイル」アプリを使って外付けストレージのデータの読み込み・書き出しが可能になりました。
まずは、以下の手順でご自身のiPadへiPad OS 13以降がインストールされているか確認しましょう。
「設定」アプリを起動します。
「一般」をタップしましょう。
「情報」をタップして下さい。
「システムバージョン」がiPad OS 13以降のバージョンになっているか確認します。
iOS 12以前がインストールされているiPadでは、Apple純正の「ファイル」アプリでは外付けHDDのデータを読み込めないので、「ソフトウェア・アップデート」で最新バージョンへアップデートして下さい。
古い機種を使っていてアップデートできない場合は、Apple純正の「ファイル」アプリでは外付けHDDのデータを読み込めません。
ただし、外付けHDDのメーカーが専用アプリなどを提供していれば、iOS 12以前のiPadでも専用アプリからデータを読み込める場合もあります。
外付けHDDがiPad対応のファイルシステムでフォーマットされていること
iPadで外付けHDDのデータを読み込むためには、以下のいずれかのファイルシステムでフォーマットされている必要があります。
- FAT
- FAT32
- exFAT(FAT64)
- APFS
上記以外のファイルシステムでフォーマットされている場合は、iPadに接続してもデータを読み込むことができないので、PCで対応のファイルシステムへフォーマットし直す必要があります。
ただし、iPad OS 15にアップデートすれば、「NTFS」でフォーマットされている外付けHDDでも、データの読み込みだけなら可能となっています(iPadから外付けHDDへのコピーは不可)。
まずは、外付けHDDがどのファイルシステムでフォーマットされているか以下の手順で確認してみましょう。
ここでは、Windows PCでの操作手順をご紹介します。
- 外付けHDDをPCと接続したら、「エクスプローラー」を起動。
- 左メニューで「PC」をクリック。
- 「デバイスとドライブ」に表示されている外付けHDDを右クリック。
- 「プロパティ」をクリック。
- 「ファイルシステム」を確認。
iPadに対応していないファイルシステムだった場合は、以下の手順で外付けHDDをiPad対応のファイルシステムへフォーマットし直します。
フォーマットすると外付けHDD内のデータは全て消えてしまうので、データがある場合は必ずバックアップをとってフォーマットして下さい。
- 「デバイスとドライブ」に表示されている外付けHDDを右クリック。
- 「フォーマット」をクリック。
- 「ファイルシステム」でiPad対応のファイルシステムを選択。
- 「開始」をクリック。
- 警告メッセージが表示されたら、「OK」をクリック。
フォーマットが終わるまでしばらく待ちます。
「フォーマットが完了しました。」というメッセージが表示されれば完了です。
接続機器を準備しよう
外付けHDDを接続するためには、iPadに搭載されているポートと外付けHDDに搭載されているコネクタの形状を合わせなければなりません。
iPadには、主に「USB-Cポートが搭載されている機種」と「Lightningポートが搭載されている機種」の2種類があります。
- 11インチ iPad Pro(第1世代以降)
- 12.9インチ iPad Pro(第3世代以降)
- iPad Air(第4世代)
- iPad mini(第6世代)
- iPad(第4世代以降)
- 9.7インチ iPad Pro
- 10.5インチ iPad Pro
- 12.9インチ iPad Pro(第2世代以前)
- iPad Air(第3世代以前)
- iPad mini(第5世代以前)
外付けHDDと形状が合えば直接差し込むだけで良いのですが、形状が合わない場合は「変換アダプタ」などの接続機器を準備する必要があります。
【iPad】外付けHDDから動画を保存して再生したい!事前準備《USB-CポートのiPad》
iPadには、「USB-Cポートが搭載されている機種」と「Lightningポートが搭載されている機種」の2種類ありますが、それぞれ必要な接続機器は異なります。
まずは、USB-CポートのiPadと外付けHDDを接続するための事前準備を確認していきましょう。
USB-AからUSB-Cに変えるアダプタを用意しよう
PCで使用する一般的な外付けHDDには「USB-A」のコネクタが搭載されています。
USB-Aのコネクタは、USB-Cポートを搭載しているiPadと形状が合わないので直接差し込めません。
そのため、外付けHDDをiPadに接続して使用するにはUSB-AからUSB-Cへ変換するアダプタを用意する必要があります。
変換アダプタに搭載されているUSB-Aポートに外付けHDDを接続し、USB-CコネクタをiPadに差し込めば、外付けHDDの動画をiPadで再生できます。