Bluetoothイヤホンを乗っ取りから守る方法!セキュリティの強化方法も解説
Bluetoothイヤホンはワイヤレスで使い勝手が良く人気ですが、乗っ取りの危険性があることをご存知ですか?
この記事では、意外と知らないBluetoothイヤホンの乗っ取りについて詳しく解説します。
乗っ取られないための方法もご紹介するので、ぜひチェックしてくださいね♪
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Bluetoothイヤホンが乗っ取られるかもしれないリスク
Bluetoothイヤホンは、乗っ取られる危険性があります。
ここでは、乗っ取られる理由や影響の出るデバイスなどをチェックしていきましょう。
Bluetoothには「BlueBorne」という脆弱性がある
Bluetoothには「BlueBorne」と呼ばれる脆弱性があります。
「BlueBorne」はセキュリティ企業「Armis」が発見したもので、「BlueBorne」の脆弱性が悪用されると相手の端末とペアリングしていなくても、無線経由で近隣の端末を攻撃できるようになります。
「BlueBorne」を攻撃された端末は、ハッカーによって勝手に操作されたり、マルウェアに感染させられたり、さらには会社のデータやネットワークに不正アクセスされたりします。
「BlueBorne」の影響が出るデバイスは?
「BlueBorne」の影響は広範囲に及びます。
影響を受けるデバイスは、以下の通りです。
- Androidデバイス(セキュリティ パッチ レベル 2017年 9月を適用していないもの)
- iOS, tvOSデバイス(iOS 9.3.5 およびそれ以前、AppleTV tvOS 7.2.2 およびそれ以前)
- Windowsデバイス(2017年9月マイクロソフトセキュリティ更新プログラムを適用していない Windows Vista 以降のもの)
- Linuxデバイス(Kernel 3.3-rc1 以降のバージョン、BlueZ すべてのバージョン)
Bluetoothイヤホンが乗っ取りされるとどうなる?
Bluetoothに存在する脆弱性「BlueBorne」についてご紹介しましたが、悪意を持った人間がこれらの脆弱性を攻撃するとどのような影響が出るのでしょうか?
乗っ取られたデバイスを操作される
最も多い被害は、Bluetoothデバイスの乗っ取りです。
乗っ取りとは、第三者によって遠隔から勝手に操作されてしまうことです。
そのため、デバイス自体は手元にあっても、自由に操作できなくなってしまいます。