Apple IDの統合はできない?データをまとめる方法を紹介!
今使っているiPhoneは何台目ですか?
機種変更のタイミングでAppleIDを新規で発行してしまって、気がついたら複数のApple IDを所持してしまっている人もいるのではないでしょうか。
Apple IDが複数あると、どのIDでどのアプリを買ったのかわからなくなったり、どの端末にどのIDが入っているのかわからなくなったりして管理しにくいですよね。
今回、Apple IDを複数所持してしまった方に向けて、そもそもApple IDを統合することができるか、もしできなかった場合、どのようにデータをまとめるかを紹介していきます!
既存のApple IDがわからなくて新しくApple IDを作ってしまった方やiCloudの容量を増やすために複数のApple IDを作った方は是非、参考にしてみてくださいね!
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Apple IDの統合はできる?
複数に渡るApple IDを持っていると管理が煩雑になってしまい、どのApple IDで有料コンテンツをダウンロードしたのかわからなくなってしまったり、必要なデータがどこのApple IDのiCloudに保存されているのかわからなくなったりしてしまいますよね。
この煩雑さを解消するためにApple IDを1つのIDに統合することはできるのか、解説していきます。
Apple IDの統合はできない
結論から言ってしまえば、Apple IDは統合することができません。これはAppleの公式サイトに掲載されており、現状は統合するアプリや操作方法はありません。
「Apple IDは複数のままか…」、「結局あの面倒な管理が待っている…」と、困っている方、まだ、心配しないでください。
以下に紹介する方法を試して、複数のApple IDを整理しちゃいましょう!
有料コンテンツはファミリー共有できる
ファミリー共有をすることで1つのApple IDで有料コンテンツを共有できます。
ファミリー共有とは1つ管理用のApple IDを用意し、複数のApple IDを紐付けしていくことで各種コンテンツを複数のApple ID間で利用することができるようになります。
紐付けすることができるApple IDは5アカウントまでです。もととなるアカウントを含めて、最大6アカウントをファミリー設定することができます。
共有できるコンテンツは多くあるため、以下に一覧としてまとめました。確認してみてください。
- iTunesやApp Storeで購入したコンテンツ
- Apple Music
- iCloudストレージ
- 写真
- カレンダー
- リマインダー
- 位置情報
- スクリーンタイム
- TVチャンネル
- Apple Arcade
複数になってしまったApple IDの統合はできませんが、ファミリー共有を使えば、多くのコンテンツを共有することができるため、管理の面倒さは軽減されること間違いなしです。
iCloudのデータを統合できるソフトがある
Apple IDを複数持っている場合、iCloudの情報も各Apple IDに紐付けられているため、管理が大変になってしまいますよね。それを解消するソフトが「Anytrans for iOS」です。
このソフトはiPhoneやiPadなどのiOSの端末に入っているデータをPCにバックアップすると機能が主となっていますが、それ以外にiCloudの管理という素晴らしい機能が搭載されています。
このソフトのiCloud管理機能を利用すれば、複数のApple IDのiCloudのデータを一つのApple IDのiCloudにまとめることができます。これでiCloudの管理も容易になりますね。
Apple IDのデータの統合《ファミリー共有》
それでは、ファミリー共有の操作方法を説明します。
まず、以下の準備ができているかを確認してください。これができていないと以降の操作ができませんので、ご注意ください。
- Apple IDでiCloudにサインイン中であること
- 作業する端末にiOS8以降が搭載されていること
では、大元になるApple IDが付与されているiPhone(iPad)を用意します。
1.[設定]を選択します。
2.設定画面が表示されるので、[ユーザ名]を選択します。
3.Apple IDの情報画面が表示されます。[ファミリー共有を設定]を選択します。
4.ファミリー共有画面が表示されるので、[今すぐ始める]を選択します。
5.共有をするコンテンツを選択する画面が表示されます。今回は[iTunes & App Storeの購入]を選択します。
6.アカウントの確認画面が表示されます。アカウントに問題がなければ、[続ける]を選択します。
7.お支払い方法(家族共通)が表示されます。共有した場合、支払先は一元管理されます。支払い方法に問題がなければ、[続ける]を選択します。
※セキュリティコードの入力を求められることがあります。支払い方法に登録しているカードを手元に準備して進めるとスムーズです。
- ファミリー共有を行なった各種Apple IDの支払いは大元のApple IDになります。分けて支払いすることができませんので、注意が必要です。
8.ファミリーメンバーを招待するページが表示されます。紐付けしたいApple IDを招待した後、[ファミリーメンバーを招待]を選択します。
9.紐付けしたいApple IDにメールを送付します。宛先にApple IDを直接入力するか、[+]から宛先を選択します。宛先が確定したら、[↑]を選択します。
10.登録案内が送信された旨が表示されますので、[完了]を選択します。
11.紐付けしたいApple IDにメールが送付されているので、共有のご案内の本文を選択します。
12.登録案内が届いている旨が表示されるので、[ファミリーに登録する]を選択します。
13.購入アイテムの共有が表示されます。紐付けたApple IDも共有して問題ない場合は[購入アイテムを共有]を選択します。
14.[完了]を選択します。
15.ファミリー共有画面を表示すると、新しく紐付けたApple IDが表示されています。
これで購入コンテンツの共有を行なうことができるようになりました。
次回以降にファミリーメンバーを追加する(Apple IDの紐付けする)場合は、以下の方法で対応が可能となります。
1.ファミリー共有画面で[ファミリーメンバーを追加…]を選択します。
2.登録の依頼方法が表示されるので、上記記載のメールで依頼する場合は、[iMessageで登録を依頼]を選択してください。
Apple IDを直接入力し、登録する場合は、[直接会って登録を依頼]を選択してください。
また、共有コンテンツを追加する場合は、ファミリー共有画面の共有機能から変更してください。