携帯キャリアが提供するアプリを使う

携帯キャリアが提供するアプリを使っても、データの移行はできます。
たとえば、

などのアプリが挙げられます。

キャリアが提供するアプリを使えば、データ移行につまずいても提供元のコールセンターに電話することで、解決策を教えてもらえるため安心ですね。

また、お店で乗り換える場合は、スタッフにおまかせすることもできますよ。

AndroidからiPhoneへデータ移行時の注意点

AndroidからiPhoneへデータ移行するときは、

といった点に注意しましょう。
それぞれ詳しく解説します。

「おサイフケータイ」はAndroidだけの機能

おサイフケータイは、Androidの対応端末のみ使える機能です。

そのためiPhoneに変更する際に、おサイフケータイのデータは移行できません。

ただし、モバイルSuicaだけはApple Payに引き継げます。モバイルSuicaを使っている人は、データ移行の手続きをしましょう。

モバイルSuicaのデータを移行する方法は、以下のとおりです。

キャリアを乗り換えるとキャリアメールが使えない

キャリアを乗り換えるとキャリアメールが使えなくなります。

キャリアを乗り換えるとは、例えば、Docomoからソフトバンク、auから格安SIMといったキャリア（通信会社）の変更をすることです。

またキャリアメールとは、キャリアが提供するメールアドレスでのメールになります。

アドレスの後ろに、「@docomo.ne.jp」や「@softbank.ne.jp」といったものが付くメールアドレスを使っている場合、それらを使うことができなくなります。

このメールアドレスを使って連絡ができなくなるだけでなく、このアドレスを使って登録したアカウントも使えなくなってしまいます。アプリが使えなくなってしまう前に、登録したメールアドレスを変更しておきましょう。

Playストアを利用するときに作成したGmailアドレス（Googleアカウント）を利用して、アカウントの設定変更を行いましょう。GmailはiPhoneに機種変更をしてもメールの送受信をしたり、アカウントに利用したりすることができるので、キャリアメールが使えなくても心配する必要はありませんよ。

アプリごとにデータ移行をしなくてはいけないことがある

アプリによっては、個別でデータ移行をしなくてはいけないことがあります。

先ほど紹介した方法は、端末内に保存してあるデータのみの移行です。

アプリ内のデータは移行できませんので、アプリごとにバックアップを取りましょう。正しくバックアップしておかないと、ゲームのポイントやデータが消えてしまうので注意してくださいね。

またLINEのデータ移行は、アプリ内の機能を使う必要があるので、次項で紹介していきます。

LINEアカウントの引き継ぎは慎重に行う

LINEの引き継ぎ設定は、乗り換える前のスマホで行わなくてはなけません。

注意する点は、以下の5つです。

これらをチェックしてから、スマホを乗り換えましょう。

事前にチェックしておくことで、失敗しても消えるデータが最小限になりますし、データ移行の無駄な手間を省くこともできます。

では次に、LINEデータを移行する方法をもう少し詳しく紹介しますね。