【Twitter】引用リツイートの注意点

ここまで、引用リツイートのやり方や検索の仕方を解説してきました。ここでは、覚えておくべき注意点について触れていきます。

鍵垢のツイートは引用リツイートできない

これは普通のリツイートも同じですが、非公開アカウント（鍵垢）のツイートは、引用リツイートすることができません。

鍵垢は、許可した相手にのみ自分のツイートを見せるための機能。リツイートは、不特定多数にツイートを拡散する機能。ここでは鍵垢の「限られた相手だけに見せたい」という意思のほうが尊重されます。

鍵垢のツイートを引用リツイートしようとしても、そもそもリツイートアイコンが有効になっていないため、そこをタップしても何も起こりません。

引用リツイートは引用元に通知が届く

引用リツイートは、「いいね」や「リツイート」と同じように、引用元のアカウントに通知が届くようになっています。なので、元のツイートの主にバレないように、こっそり引用リツイートする、ということはできません。

このあたりは、リツイートと同じように考えておくとよいでしょう。

引用リツイートの文面は、独り言であり相手への返信でもある

これは機能の話ではなく、Twitterの風潮、あるいは空気の話なのですが……。引用リツイートにおいて、あなたが書くツイートの内容は、場合によって独り言であったり、引用元の相手に対する言葉であったりします。それは時と場合によってまったく変わるものであり、間違いが起きないように使いこなすには、他の人の引用リツイートの使い方をたくさん見て学ぶ必要があります。

ある場合には、引用リツイートのツイート内容は、純粋な独り言です。いちばんわかりやすいのは、大手ニュースサイトのアカウントのツイートを引用リツイートする場合でしょうか。その場合、あなたはニュースの内容について自分の意見を言いたいのであり、そのニュースサイトに何かを言いたいわけではないでしょう。

一方、引用リツイートを相手との議論に使っている人達もいます。

この場合、ツイートの内容は完全に引用元のツイートの主に対して語りかけているものであり、その意味ではリプライと同じようなニュアンスを持っています。
いわば「公開リプライ」のようなかたちで、引用リツイートの機能を使っているのだと言うこともできるでしょう。

このように、引用リツイートには幅広い使い方があるわけです。基本的な心構えとして、個人アカウントのツイートを引用リツイートするときには、相手から無礼に見えそうなことは書かずにおくのがよいでしょう。あなたが「独り言」のつもりで書いたものが、相手からは「リプライ」のように感じられ、その感覚の違いによって揉める可能性があるからです。

【Twitter】引用リツイートを削除する方法

引用リツイートは「あなたのツイート」ですから、もちろん削除することができます。

削除したい引用リツイートの右上にあるマークをタップすると、「ツイートを削除する」「プロフィールに固定する」の選択肢が表示されます。

ここで「ツイートを削除」をタップすることで、引用リツイートを削除することができます。

引用リツイートをしたときには、引用元のツイートの主に通知が届きましたが、削除をした場合にはそういったことはありません。

なので、もし削除したことを相手に伝える必要がある場合は、削除したということを相手にリプライやダイレクトメッセージで知らせてあげる必要があります。

引用リツイートされたツイートを削除するとどうなる？

引用元のツイートを削除しても、引用リツイート自体は消滅しません。ただし、削除されたツイートを表示し続けるということはありませんから、引用リツイートには「あなたの言葉」だけが残ることになります。

そのような引用リツイートを読んだ人には、あなたの言葉の意味が理解できないこともあるでしょうが、これは仕方のないことであると思われます。

もし引用元ツイートが削除され、もはやあなたの引用リツイートに意味がないと考えた場合には、削除してしまうのも選択肢の一つでしょう。