LINE通訳の翻訳が有能すぎる!使い方から便利な同時通訳のやり方まで!
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苦手な翻訳は流行語や若者言葉など
LINE通訳が苦手とするものには、流行語や若者言葉などがあります。
例えば「リアタイ(リアルタイム)」は「リア・タイ」、「じわる(じわじわくる)」は「戯れる」、「すこ(好き)」は「少し」と判断され、誤訳になっています。
ただし、「タピる(タピオカ入りのドリンクを飲むこと)」は「バブルティー(タピオカの入ったお茶のこと)を飲んでください」、「ぴえん(泣いている様子)」は「とても悲しい」、「匂わせ(異性と一緒にいることや交際をほのめかすこと)」は「ヒント・暗示」という風に相手に正しい意味が伝わるように通訳されているものもあります。
結果として、正しく通訳される単語もありますが、流行語や若者言葉は誤訳のほうが多いです。
LINE通訳(翻訳)を上手に使うポイント
LINE通訳を使ってみると、誤訳が多かったり、思ったような訳にならないこともあるかと思います。
実際にLINE通訳を使うにあたって、誤訳がおきないよう気をつけるポイントをいくつか紹介します。
なるべく主語を省略しない
例えば会話の流れで、相手の彼女やお母さんの話になったとき、「いつ帰ってくるの?」だけでは「あなたはいつ帰ってきますか?」という英語に通訳されてしまいます。
「彼女」や「お母さん」といった主語を省略せずにメッセージを送るようにしましょう。
正しい日本語を使う
日本の友だちとLINEしているときのように話し言葉を送ると、誤訳につながる可能性が高いです。
「普通にむずい」や「普通に無理」など「普通に〇〇」といういった言葉は、「普段は~」という訳になり、「むずい(難しい)」は「胸が張り裂け目である」といった相手に通じない訳になってしまいます。
同じように「ありえん(有り得ない)」も「アレン」といった固有名詞に訳されてしまいますよ。
方言には対応できない
LINE通訳は方言には対応できません。
関西弁で「もうあかん(もうダメ)」は「既に」と訳され、博多弁の「なんばしよっと?(何しているの?)」は「何人?」と訳されてしまいます。
900文字程度内の短い文章を使う
LINEのメッセージ自体は1万文字まで送れますが、LINE通訳に関しては900字程度が通訳可能だそうです。
海外の論文や、英字新聞などの長文には対応できませんが、旅行の際や友だちとの会話であれば問題なくやり取りできる文字数だと思います。