iPhoneでパスコード変更を要求されるのはなぜ?即時以外の時間設定も
iPhoneに保存されている個人情報を守るため、パスコードを設定して端末にロックをかけている方がほとんどだと思います。
しかし、iPhoneを使っていると、突然パスコード変更を要求されることがあります。
急にそのようなメッセージが表示されると、本当にパスコードを変更しても良いのか少し不安に感じてしまいますよね。
今回は、iPhoneでパスコード変更を要求される原因や対処法、パスコードの要求時間を変更する方法について詳しく解説していきます。
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パスコードを要求されるのはどんなとき?
iPhoneにパスコードを設定している場合、セキュリティ保護のためにパスコードを入力し、iPhoneのロックを解除する必要があります。
入力を求められる場面は以下の通りです。
- デバイスの電源をオンにしたとき
- デバイスを再起動したとき
- スリープ状態でホームボタンを押したとき
- Face IDまたはTouch IDでの解除に5回失敗したとき
デバイスの電源をオンにしたとき
バッテリー切れなどで電源がオフになっていて、再度電源をオンにしたときはパスコードを要求されます。
なお、デバイスの電源をオンにしたときは、セキュリティ保護の関係上、パスコードの要求時間に関係なくパスコードを入力しないとロックを解除できません。
デバイスを再起動したとき
デバイスの一時的な不具合が起きて再起動したときや、iOSのアップデートなどで強制的にデバイスが再起動したときもパスコードが要求されます。
なお、デバイスを再起動した場合も、セキュリティ保護の関係上、再び操作をするにはパスコードを入力しなければなりません。
スリープ状態でホームボタンを押したとき
スリープ状態のiPhoneのホームボタンを押したときもパスコードの入力が必要です。
入力が必要な場合、以下の画像のように「ホームボタンを押してロック解除」と表示されます。
ですが、パスコードの要求時間を『即時』以外に設定していると、ロックを解除してから設定した時間内であればパスコードは要求されず、ホームボタンを押しただけでホーム画面に遷移します。
たとえば、要求時間を『5分後』に設定している場合、解除してから5分経過しないと、ホームボタンを押しても入力画面は表示されないということです。
5分経過してからホームボタンを押すと再び入力を求められます。
Face IDまたはTouch IDでの解除に5回失敗したとき
iPhone X以降のホームボタンがない機種であれば、顔認証システムの『Face ID』を使って、パスコードを入力せずにロックを解除できます。
ですが、マスクをしていたり、帽子を被っていたり、化粧していたりすると顔認証が上手くいかないことがあります。
また、iPhone5s以降のホームボタンがある機種であれば、指紋認証システムの『Touch ID』で解除することができますが、ホームボタンが汚れていたり、指先が乾燥していると、指紋認証に失敗してしまう場合もあります。
Face IDまたはTouch IDでの解除に5回失敗してしまった場合、代わりにパスコードを入力するように促されます。