
【iPhone】一体なぜ?Safariで文字化けする原因と対処法
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【iPhone】Safariで文字化けするときの対処法
では実際に、Safariを使ってネット検索をしていて文字化けが起きたら、どのように対処できるでしょうか。
文字化けした文字を理解できる文字に変換することは可能でしょうか。
これから4つの方法を紹介します。
それぞれの対処法を試して、文字化けが改善されるかどうかチェックしてみましょう。
Safariのキャッシュを削除
Safariでネット検索をしていて文字化けが起きた際に試すべき最初の対処法は、Safariのキャッシュを削除することです。
キャッシュとは、起動スピードを高速化するために実装されている機能です。
一度訪問したWebサイトの情報を保存し、再び同じWebサイトを訪問するとデータのダウンロードをすることなく、すぐにWebサイトの閲覧ができます。
Safariブラウザをこれまで使い続けた結果、キャッシュが貯まり、iPhoneのストレージを圧迫しているかもしれません。
それで貯まったキャッシュを全て削除し、Safariをきれいに掃除した後でSafariを開けば、文字化けの問題が改善されるかもしれません。
それでは、Safariのキャッシュの削除方法を説明します。
iPhoneの「設定」アプリを開きましょう。
「設定」画面に表示されているメニューから「Safari」を選択します。
「Safari」画面を下に向かってスクロールすると「詳細」があるので、それを選択します。
「詳細」画面にある項目から「Webサイトデータ」をクリックしましょう。
「Webサイトデータ」画面には、キャッシュがすべて表示されています。すべてを削除するため「全Webサイトデータを削除」をクリックします。
最終画面になります。「今すぐ削除」をクリックして、キャッシュをすべて削除しましょう。
翻訳サイトを使う
2つ目の対処法は、翻訳サイトを使うことです。
文字化けする前の文字コードがラテン語を基盤とした文字コードなので、文字化けしたものを翻訳サイトで英語から日本語に翻訳すれば、文字化けは理解できるものになるという考えです。
使用する翻訳サイトはGoogle翻訳です。
操作方法を説明します。
Safariアプリをクリックし、google翻訳を開きましょう。言語を英語→日本語に設定します。文字化けしたWebページのURLをコピーし、Google翻訳の英語側(白色の上段)にペーストします。
日本語側(青色の下段)に色の変わった同じWebページが表示されるので、それをクリックします。文字化けしたページが理解可能な言語で表示されます。
GoogleChromeを使う
3つ目の対処法は、Google Chromeを使うことです。
iPhone版のGoogle Chromeには、文字コードを自動判別する機能が備わっています。
それでSafariで文字化けしたWebサイトのURLをコピーし、iPhone版のGoogle Chromeに貼り付け、開けば文字化けの問題が改善されるかもしれません。
PCでブラウザの文字コード指定機能を使う
4番目の対処法は、PCでブラウザの文字コード指定機能を使うことです。
PCのブラウザには、エンコード設定を調整して、文字化けしたテキストを修正する機能が搭載されています。
Google Chromeの場合、エンコード設定は調整できませんが、拡張機能を利用して文字化けテキストを修正することができます。
拡張機能を追加する手順を説明します。
Google Chromeのブラウザを開き、「Chromeウェブストア」にアクセスします。
「拡張機能」をクリックし、その上にある検索窓に「Garbled text」と入力しましょう。
表示される拡張機能から好きなものを選びます。
拡張機能が追加されたことが表示されます。
追加された拡張機能をクリックします。文字コードが指定できることが分かります。
【iPhone】Safariで文字化けしない為の対策はある?
ここまで、iPhoneのSafariアプリでWebサイトを検索中に、文字化けが起こってしまった原因や対処法を紹介しました。
では、文字化けが起きないように、未然に防ぐための対策はあるのでしょうか?
結論を言えば、対策はありません。
iOS9がリリースされたときには、多くの文字化けの問題が報告されました。
過去の失敗を新しいiOSに反映させた結果、現在の最新iOS13では文字化けの問題はほとんど起こりません。
その理由は、文字コードを自動で判断し、的確な文字コードでWebサイトの表示をしてくれるからです。
しかし、文字化けの可能性がゼロになったわけではありません。
最新iOSがリリースされ、文字化けの問題を一掃してくれることを期待しましょう。