Androidのキャッシュを個別・一括・アプリごとに削除する方法を解説
スマートフォンを使っていると、動作が遅くなったり、重くなったりすることがあります。そんな時はまず、スマートフォンに溜まったキャッシュをクリアしてみましょう。
今回の記事では、キャッシュを削除する方法から、キャッシュクリアをすることのメリット・デメリットまで、一つずつ解説していきます。
「キャッシュ」について詳しく知らない方も、スマートフォンの動作に関係する重要なことなので、この機会に知っておくと便利ですよ。
Contents[OPEN]
- 1Androidのキャッシュって何?
- 2【Android】内部ストレージをこまめに確認しよう
- 3【Android】キャッシュを一括削除する方法
- 4【Android】キャッシュを個別に削除する方法
- 4.1Instagramのキャッシュを削除する方法
- 4.2Facebookのキャッシュを削除する方法
- 4.3Twitterのキャッシュを削除する方法
- 4.4LINEアプリからキャッシュを削除
- 4.5LINEアプリからトーク毎にキャッシュを削除
- 4.6Chromeのキャッシュを削除する方法
- 5【Android】キャッシュを削除できるアプリ
- 6容量を減らすために再インストールをする
- 7【Android】キャッシュを削除するメリット
- 8【Android】キャッシュを削除する時の注意点
- 9キャッシュクリアでスマホを快適に
Androidのキャッシュって何?
まずはキャッシュとは何か?について詳しく説明します。
「キャッシュ」はアプリやブラウザに一時的に保管されるデータのことです。ブラウザはそのキャッシュを利用して、次にサイトにアクセスしたときにページを速く読み込みます。
例えば、初めてのページにアクセスするときはページを表示するのに少し時間がかかります。が、同じページに再度訪れたとき、最初に比べるとページを表示するのが速くなりますよね?これがキャッシュの効果なのです。特に画像や動画がたくさんあるページは、前回読み込んだデータがキャッシュされているおかげで、2回目からは読み込み時間がグンと減ります。
通常、キャッシュは使用しているブラウザなどに保存されますが、保存容量には上限があり、上限を超えると古いものから順番に削除されていきます。ただし、色んなページにアクセスしてスマートフォンにキャッシュのデータが溜まっていくと、どんどん容量を圧迫し、スマートフォンの動作に影響を及ぼします。
溜まるキャッシュを放置せず、定期的にキャッシュクリアを行えば、スマートフォンの動作を快適にキープできるというわけです。
- ページの読み込みが速くなる
- インターネットを効率良く利用できる
- ストレージの容量を圧迫してしまう
- スマートフォンの動作を重くする
【Android】内部ストレージをこまめに確認しよう
どれくらいの容量が圧迫されているのかを確認したい場合は、内部ストレージを確認してみましょう。
一般的には、残りの1GBを切るとスマートフォンの動作に影響がでてきます。写真や動画などのデータを大量に保存していると、すぐにストレージがいっぱいになってしまいます。
①設定からストレージを選択すると合計容量と使用容量の確認ができます。
キャッシュのデータが重いアプリは?
主に動画や画像データを使用するアプリのキャッシュデータが大きくなります。スマートフォンの動作が遅くなったり、不具合が出てきたら、下記のアプリのキャッシュクリアを試してみましょう。
- ブラウザ(Chrome/Safariなど)
- LINE
- YouTube
- Google Map
アプリの不具合はキャッシュの問題?
本来はキャッシュデータがページを素早く読み取り、動作が快適になるはずですが、キャッシュデータが溜まり過ぎると端末の容量を圧迫してしまい、アプリの動作に不具合が起きることがあります。アプリが思うように動かないときは、そのアプリのキャッシュを削除してみましょう。
さて、Androidではさまざまな方法でキャッシュを削除できます。
次項からは、一括でキャッシュを削除する方法、そして各SNSやブラウザごとに個別で削除する方法について説明していきます。