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Androidのキャッシュを個別・一括・アプリごとに削除する方法を解説

Androidのキャッシュを個別・一括・アプリごとに削除する方法を解説

スマートフォンを使っていると、動作が遅くなったり、重くなったりすることがあります。そんな時はまず、スマートフォンに溜まったキャッシュをクリアしてみましょう。

今回の記事では、キャッシュを削除する方法から、キャッシュクリアをすることのメリット・デメリットまで、一つずつ解説していきます。

「キャッシュ」について詳しく知らない方も、スマートフォンの動作に関係する重要なことなので、この機会に知っておくと便利ですよ。

Androidのキャッシュって何?

まずはキャッシュとは何か?について詳しく説明します。

「キャッシュ」はアプリやブラウザに一時的に保管されるデータのことです。ブラウザはそのキャッシュを利用して、次にサイトにアクセスしたときにページを速く読み込みます。

例えば、初めてのページにアクセスするときはページを表示するのに少し時間がかかります。が、同じページに再度訪れたとき、最初に比べるとページを表示するのが速くなりますよね?これがキャッシュの効果なのです。特に画像や動画がたくさんあるページは、前回読み込んだデータがキャッシュされているおかげで、2回目からは読み込み時間がグンと減ります。

通常、キャッシュは使用しているブラウザなどに保存されますが、保存容量には上限があり、上限を超えると古いものから順番に削除されていきます。ただし、色んなページにアクセスしてスマートフォンにキャッシュのデータが溜まっていくと、どんどん容量を圧迫し、スマートフォンの動作に影響を及ぼします。

溜まるキャッシュを放置せず、定期的にキャッシュクリアを行えば、スマートフォンの動作を快適にキープできるというわけです。

キャッシュのメリット

  • ページの読み込みが速くなる
  • インターネットを効率良く利用できる
キャッシュのデメリット

  • ストレージの容量を圧迫してしまう
  • スマートフォンの動作を重くする

【Android】内部ストレージをこまめに確認しよう

設定>ストレージ

どれくらいの容量が圧迫されているのかを確認したい場合は、内部ストレージを確認してみましょう。

一般的には、残りの1GBを切るとスマートフォンの動作に影響がでてきます。写真や動画などのデータを大量に保存していると、すぐにストレージがいっぱいになってしまいます。

①設定からストレージを選択すると合計容量と使用容量の確認ができます。

cache-1

キャッシュのデータが重いアプリは?

主に動画や画像データを使用するアプリのキャッシュデータが大きくなります。スマートフォンの動作が遅くなったり、不具合が出てきたら、下記のアプリのキャッシュクリアを試してみましょう。

  • ブラウザ(Chrome/Safariなど)
  • Instagram
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • YouTube
  • Google Map

アプリの不具合はキャッシュの問題?

本来はキャッシュデータがページを素早く読み取り、動作が快適になるはずですが、キャッシュデータが溜まり過ぎると端末の容量を圧迫してしまい、アプリの動作に不具合が起きることがあります。アプリが思うように動かないときは、そのアプリのキャッシュを削除してみましょう。

さて、Androidではさまざまな方法でキャッシュを削除できます。

次項からは、一括でキャッシュを削除する方法、そして各SNSやブラウザごとに個別で削除する方法について説明していきます。


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