【iPhone・Android】スマホのスリープモードを徹底解説!
iPhoneやAndroidのスマホには、PCのように「スリープモード」機能が付いています。
例えば、PCの場合は操作せずに少し放置すると画面が突然暗くなり、再びマウスのカーソルを動かすと元の画面に戻りますよね。
そんなPCのスリープ機能の主な目的は余計な電力の消費を抑えることですが、iPhoneやAndroidのスマホに搭載されているスリープモードには、どんな役割があるのでしょうか。そしてどのように設定するのでしょうか。この記事で詳しく解説します。
Contents[OPEN]
- 1【iPhone・Android】スマホの「スリープモード」とは?
- 2【iPhone・Android】スマホがスリープモードになる時間の変更方法
- 3【iPhone・Android】スマホのスリープモードのオン・オフ方法
- 4【iPhone・Android】スマホがスリープモードにならないときは?
- 5【iPhone・Android】スマホのスリープモードで注意したいこと
- 5.1長時間設定にするとバッテリーの劣化に繋がる
- 5.2短時間設定にするとデータ通信に影響することもある
- 5.3【iPhone】「低電力モード」のときは自動で30秒設定になる
- 5.4iPhoneとiPadでは設定できる時間が違う
- 6スマホのスリープモードを効果的に活用しよう!
【iPhone・Android】スマホの「スリープモード」とは?
iPhoneやAndroidに搭載されているスリープモードとは、どんな機能でしょうか。PCに搭載されているスリープモードとは異なる目的があるのでしょうか。
バッテリーの消費を抑えてくれる
iPhoneやAndroidのスマホに搭載されているスリープモードの目的は、基本的にPCに搭載されているスリープモードと同じです。消費電力を抑えることが主な目的です。
リチウム電池でできたバッテリーを使うスマホの場合は、消費電力を抑えることでバッテリーの消耗を防げます。すると、より長い間スマホを使用できるメリットが得られます。
誤作動を防止できる
iPhoneやAndroidのスマホのスリープモード機能には、誤作動の防止という目的も含まれています。
iPhoneもAndroidも、タッチパネルを触って操作しますが、スマホの画面がいつも「ON」の状態のままだと、誤って使うつもりのないアプリを触ってしまったり、タッチ画面を長押ししたりして、必要のないタスクが始まってしまう事があります。子どもが触って誤作動させてしまうケースも、画面が「ON」の状態の場合が多いようです。
場合によってはスマホの設定が変わってしまうこともあります。こうした誤動作を防ぐ面でも、スリープモードは重要な役割を果たします。
パスコードでセキュリティ対策もOK
スマホのスリープモード機能には、画面ロックという側面もあります。スリープモードになった後、再びスマホを操作するためには、あらためてパスコードを打ち込まなければなりません。
パスコードを知らない第三者なら、自分のスマホに勝手にアクセスして、イタズラをしたり、盗み見をしたり、悪用したりすることはできなくなります。セキュリティの面でも、スリープモードは大切な役割を果たす機能であることが分かります。
スリープモードでも通信などは動いている
ではiPhoneやAndroidのスマホがスリープモードになっていると、スマホ本体は完全に停止し、電源を切ったときと同じ状態になるのでしょうか。スリープモードは、電源OFFとは異なります。
スマホがスリープモードになっても、スマホの「頭脳」であるCPUは稼働し続け、必要なデータ処理や通信を引き続き、バックグラウンド上で行っています。
つまり、スリープモードのスマホは、ディスプレイ表示に必要な電力は消費しませんが、データ処理や通信に必要な電力は、引き続き消費しているわけです。