【iPhone】HDRとは?キレイな写真の撮影・保存方法を紹介!
Contents[OPEN]
日差しが出ている場所を撮影する時
2つ目のシチュエーションは、日差しが強い場所で撮影するときです。
日差しが強い環境で写真を撮影すると、全体が白っぽくなり、明瞭でクリアな写真を撮ることができません。
しかし、HDR機能を使えば、白っぽさを抑えることができ、輪郭がはっきりしたバランスの良い写真を撮影できます。
自然の光の反射を撮影する時
3つ目のシチュエーションは、自然の光を反射しているものを撮影する時です。
代表的なのは、太陽の光を反射した湖面や、路面です。
太陽の光が反射し、露出が高くなるため、写真を撮ろうとすると白っぽくなり、キレイな写真を撮ることができません。
しかし、HDR機能を使えば、驚くほどクリアな写真が撮影できます。
【iPhone】HDR機能を使わない方が良い場合は?
HDR機能が力を発揮する3つのシチュエーションを紹介しました。
では逆に、HDR機能を使うと他のスマホやデジタルカメラを使って撮影するときよりも写りが悪くなってしまうシチュエーションはあるのでしょうか。
HDR機能は万能ではないので、使わない方がいいシチュエーションは確かにあります。
ここでは、HDR機能には不向きなシチュエーションを3つ紹介します。
被写体が動いている
1つ目は、写真の被写体が静止していない状況です。
静止していない被写体を撮るのは、HDR機能のいわば「弱点」をつくシチュエーションです。
この記事ですでに説明した点ですが、HDR機能の仕組みは、3枚以上の露出が異なる写真のベストな部分を合成することでした。
被写体が静止していないと、合成に必要な写真の何枚かはブレのあるものになるため、できあがる写真のクオリティは下がってしまいます。
被写体がカラフル
2つ目のシチュエーションは、写真の被写体にいろいろな色が含まれていて鮮やかなときです。
さまざまな色鮮やかな花、料理、また服などは、そのよい例と言えます。
なぜ多くの色で構成される鮮やかな被写体は、HDR機能を使うには不向きなのでしょうか。
HDR機能の目的は、自然な仕上がりを実現することです。
自然な仕上がりを実現するため、露出の面で強調されすぎている点を緩和させ、足りないものを補うようにしています。
花や料理などは、色のカラフルさと鮮やかさを強調しなければキレイな写真とは言えません。
しかし、HDR機能を使うとそのメリットを取り去ってしまうため、インパクトに欠ける写真に仕上がってしまいます。
反対に、被写体やその背景に明暗がない場合だと、HDRの効果で暗さが目立った写真になってしまいます。