スマホのタッチパネルが反応しないときの対処法!遠隔操作もできるって知ってた?
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【Android】スマホのタッチパネルが反応しないときの対処方法《画面》
ここまで、スマホのタッチパネルが反応しない原因には、4つのことが関係していることを紹介しました。ではタッチパネルが反応しないという問題を解決するにはどうしたらいいのでしょうか。
これから、それぞれの原因ごとに、どんな対処法があるかを順に説明していきます。最初に取り上げるのは、スマホの画面に問題がある場合の対処法です。3つの対処法を取り上げます。
画面の汚れを拭き取る
最初の対処法は、スマホの画面を、専用のウェットティッシュや布を使って清潔に保つことです。どうしてスマホの画面をキレイで清潔に保つことは、タッチパネルにとって重要なのでしょうか。
タッチパネルの原理を考えると理解できます。タッチパネルの原理は静電気です。スマホの画面は弱い静電気で覆われています。
タッチパネルを指で触ると、触った箇所の静電気が吸収されます。その静電気の変化を、タッチパネルセンサーがとらえて識別し、どこで静電気の変化が生じているのかを特定します。
画面が汚れていると、タッチパネルセンサーが正確に静電気の変化を読み取れなくなったり、誤って読み取ってしまったりします。
それで、スマホの画面を傷つけない、専用のウェットティッシュや布で丁寧に掃除をしてあげれば、タッチパネルは再び反応するようになります。
保護シートをはがす
2番目の対処法は、保護シートをはがすことです。なぜスマホの画面を保護する目的で貼ったシートをはがす必要があるのでしょうか。
保護シートを購入し、スマホに貼り付けた当初は、しっかりと貼り付いているため問題は生じませんでしたが、時間が経つと、保護シートの密着度は落ちていきます。
その結果スマホの画面と保護シートとの間にわずかな隙間ができ、その隙間からホコリや水分が入っていきます。ホコリや水分は、タッチパネルセンサーの誤作動の原因になります。
それで古くなった保護シートをはがし、スマホの画面を専用ウェットティッシュや布で掃除し、新しく購入した保護シートを貼り付ければ、タッチパネルは再び反応するようになるかもしれません。
ディスプレイのオン・オフ操作をする
3番目の対処法は、スマホのディスプレイのON・OFFを繰り返す事です。この操作が必要になるのは、乾燥した冬場です。
寒く乾燥した冬場に、スマホをズボンやスカートなどのポケットに入れておくと、スマホのディスプレイはたくさんの電気を帯びるようになります。
その状態でスマホのタッチパネルを指で触ると、わずかな静電気の変化をタッチパネルセンサーが識別できず、どこで静電気の変化が起きたかを特定できないため、反応しないことがあります。
この問題を解決するのに最適なのが、ディスプレイのON・OFFを繰り返すことです。そうすれば、タッチパネルセンサーはリセットされ、静電気の再読み込みができるようになります。ディスプレイのON・OFFの方法は、電源ボタンを押すだけです。
【Android】スマホのタッチパネルが反応しないときの対処方法《操作》
次に取り上げるのは、スマホを操作するユーザー側に問題がある場合の対処法です。2つの対処法を紹介します。
指先を保湿する
最初の対処法は、指先を保湿することです。この記事で触れた点ですが、乾燥した指で、タッチパネルを操作しても反応しないことがあります。
静電気で覆われたディスプレイを乾燥した指で触っても、触った箇所の静電気は吸収されず、タッチパネルセンサーは読み取れません。特に乾燥する冬場にスマホを操作するときは、保湿クリームなどで指が乾燥しないようにしましょう。